関連資料
本校設置の発達通級指導教室について
通級指導教室の目標
生徒の特性に合わせた指導を通して、本来もっている自分の力を十分に発揮させ、情緒の安定を図り、以下のような環境の適応に生かせる力を育てる。
(1)自己理解能力と課題解決能力の向上
(2)社会的行動・コミュニケーションの改善による適応力の向上
(3)本人の認知特性と得意を生かした学習スキルの向上
(4)社会的自立をイメージしたキャリア教育の提供
(5)自己肯定感の醸成
対象生徒と対象校
・通常学級の学習におおむね参加できているが、「学習に困難がみられる」「集中することが難しい」「じっとしていられない」「感情の起伏が激しい」「対人関係が苦手である」等、学習面や生活面において困り感があり、学校生活に十分適応することが難しい生徒。
・「チェックリスト」等により、校内委員会で入級が適当と判断され、保護者の同意を得ていること。
★越路中学校と小国中学校
指導内容
A 自立活動:自己の力を発揮し、困難を主体的に改善克服するための教育活動
(1)健康の保持(生活リズムや生活経験の形成・基本的生活習慣の確立)
(2)心理的な安定(情緒の安定と心理的不適応の改善・状況理解と対応)
(3)人間関係の形成(他者とのかかわり・他者の意図や感情の理解・集団参加)
(4)環境の把握(感覚や認知特性への対応・保有する感覚の活用)
(5)身体の動き(基本動作の習得と改善・バランスのとれた運動機能の習得)
(6)コミュニケーション(言語の受容と表出・言語の習慣と表現能力の拡充)
B 教科の補充指導:認知特性に合わせた方法による補充学習(必要な生徒のみ)