スマホは当たり前。でも、その裏には…?
今や、小中学生にとってスマートフォンやSNSは生活の一部です。しかし、その便利なツールの裏には、多くの危険が潜んでいます。データを通じてその実態を理解し、安全な使い方を親子で一緒に考えましょう。
みんなのネット利用のリアル
スマホデビューの平均年齢
10.3歳
小学生からスマホを持つのが当たり前の時代になっています。
小学生高学年のSNS利用率
約3人に2人が何らかのSNSを利用しています。
「ネッ友」との関係
7割にネッ友がおり、そのうち16%が実際に会っています。
知っておきたい5つの大きな危険
SNSがきっかけの被害、どのサービスが多い?
警察庁のデータによると、子どもが性被害に遭うきっかけは多様なSNSに及んでいます。特にInstagramが最も多く、オンラインゲームも無視できない現状があります。
いじめ・誹謗中傷
軽い気持ちの悪口が「犯罪」になることも。14歳から刑事罰、12歳頃から損害賠償の対象になり得ます。
ネット・ゲーム依存
WHOも認定する「病気」です。現実の悩みからの逃避がきっかけになることが多く、生活に支障をきたします。
知らない人との出会い
「優しい人」を装った大人に狙われます。特に小学生の被害が増加しており、深刻な事件に発展しています。
自画撮り被害
「二人だけの秘密」と送った裸の写真は、一度ネットに流出すると消せません。法律違反にもなります。
闇バイト
「高収入」の誘い文句は犯罪への入り口。軽い気持ちで応募すると、脅されて抜け出せなくなり、犯罪者になります。
増加する小学生の被害
SNSを起因とする小学生の性被害は年々増加傾向にあり、低年齢層への啓発が急務です。
どうやって身を守る?親子でできる対策
ルールを一緒に決める
利用時間や場所、課金の上限、個人情報の扱いなど、一方的に押し付けず、理由を話し合いながら決めましょう。
フィルタリングと機能制限
有害サイトを防ぐフィルタリングは保護者の義務です。アプリごとのペアレンタルコントロール機能も活用しましょう。
何でも話せる関係を築く
「困ったら必ず相談してね」と伝え、トラブルが起きても決して責めずに味方になる姿勢が大切です。
困ったときは、一人で悩まず相談しよう
もしトラブルに巻き込まれたら、すぐに信頼できる大人に相談することが、被害を最小限に抑える一番の方法です。
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