本番が近づいてまいりました。グラウンドや体育館からは、毎日生徒たちの元気な声が響いています。
体育祭は、単に競技の順位を競ったり、応援の出来栄えを競ったりするだけの場ではありません。日々の練習を通じて、生徒たちは技術だけでなく、集団としてのマナーや、お互いを思いやる「豊かな心」を大きく成長させています。今回は、事前練習の中で見られた生徒たちの素晴らしい「よさ」と「心がまえ」を、保護者の皆様に一足早くご紹介いたします。
1. 誰に言われずとも行動で示す「マナーと自主性」
日々の練習の中で、特に素晴らしいのが生徒たちの高いマナー意識です。
●美しい荷物整理:グラウンドでの応援席練習の際、誰に指示されるわけでもなく、応援荷物や水筒が自発的に美しく整頓されています。これにより、活動後の移動や下校時にも大きな混乱がなく、スムーズに行動できています。
●時間を意識した「切り替え」:限られた短い時間(練習の合間の20分など)の指示に対しても、生徒たち自身で声を掛け合い、すぐに切り替えて整列や次の活動へと入る姿が見られます。
こうした「見えないところでのマナー」こそ、生徒たちの日常の生活態度や自主性が試され、磨かれる大切な場面となっています。
2. 互いを支え合い、認め合う「温かい雰囲気」
競技が熱を帯びるにつれて、時に焦りやイライラが生じそうな場面もありますが、生徒たちはお互いを支え合う温かい空気づくりに努めています。
●相手を称える拍手:練習の中で、たとえ自分たちの軍が負けてしまったとしても、結果が出た瞬間に相手軍に対して自然と温かい拍手を送る姿が見られました。
雰囲気を高める「プラスの言葉」:厳しい練習のなかでも「プラスの言葉」を掛け合い、お互いを励まし合って全体の雰囲気を前向きに盛り上げています。
●一人ひとりの得意を活かす:運動が得意な子も苦手な子も、それぞれの得意なことや活躍できる場所を認め合い、誰もが安全・安心に「正々堂々」と輝ける素晴らしい雰囲気が、全校生徒の中に広がっています。
3. 背中で示す「よき伝統の継承」
今回の活動を力強く引っ張っているのが3年生の存在です。
後輩に嫌な役割や仕事を押し付けるのではなく、まずは3年生自身が率先して動き、行動で示すことで、リーダーとしての背中を見せてくれています。
後輩たちは、そんな先輩たちの真剣な姿をしっかりと見て学び、体育祭の「よき伝統」を受け継いでいます。