2時間目、H教諭の公開授業1年生3組の体育(武道)の様子です。越中では武道は柔道を履修します。「礼に始まり 礼に終わる」をはじめ、相手を尊重する精神を養いながら自分の内面を鍛え、相手との攻防を楽しみます。
1年生では、柔道着の着脱、ストレッチや補強、組手、足さばき、受身、寝技を中心に学習しますが、これだけでも、筋力や敏捷性、巧緻性、柔軟性などが養われます。安全確保に万全を期しながら段階をふんで学習していきます。
今日のねらいは、基本の抑え込みで一本をとること、寝技で相手との攻防を楽しむことでした。受け身を中心としたアップの後、映像や示範をじっくり見てから3人一組でけさ固めに挑戦、最後はけさ固めを使った攻防を楽しみました。体育館は0度でしたが、男女とも集中し、元気に取り組んでいました。
柔道といえば、有名な相田みつをさんの作品「受け身」が思い浮かびます。
柔道の基本は受身 受身とは投げ飛ばされる練習 人の前で叩きつけられる練習 人の前でころぶ練習 人の前で負ける練習です。
つまり、人の前で失敗をしたり 恥をさらす練習です。(中略)
その代り ころんでもすぐ起き上がる 負けてもすぐ立ち直る
それが受身の極意 極意が身につけば達人だ (以下 略)
激励であり、生き方を指南している詩だと思います。
中学生になって初めての体験が多かった1年生にとって武道もそうです。後輩がもうすぐ入学してきます。今日のように、得手・不得手、暑さ寒さに関係なく、「目の前のやってみよう」に挑戦する心掛けを忘れないでほしいものです。
はりきっていきましょう!1年生諸君。憧れの先輩となり、自分たちも大きく成長するために。