今朝のFMながおかで、越路の魅力をテーマにした「ながおか夢ラジオ」越中編が放送されました。第1回の今日の内容は、越路ゆかりの人へのインタビューを中心に、公開収録時の校歌やコメントが加わり、約19分間に編集されたものでした。
お一人目は、東洋大学創設者の井上円了さんについてです。実家である浦の慈光寺で住職井上様へインタビューしました。
「なぜ円了さんは東洋大を創設したのか?」「中学生の頃どんな人だったか?」「円了さんが気に入っていたところは?」、「言い伝えられているエピソードは?」、「円了さんが故郷越路に残したものは?」といった質問に、ていねいにお答えいただいた様子がひしひしと伝わってきます。
寺の長男として13歳の時に京都で得度を終えた。小さい頃から物を思い、考えること、学ぶことが好きだったようだ。10歳の時、石黒先生のところに大雪の時も、下駄の鼻緒がきれても裸足で通って学んでいたそうだが、ちょうど明治維新の最中で西洋の匂いを感じ始めていた頃だったようである。
浦から信濃川を超えて今の長岡高校の全身にあたる旧長岡洋学校で勉強していたが、街中で勉強するのは大変な時代であったがゆえに、学校創設への強い熱意があったのではないか。そして、ふるさと越路には、学校創設のために寄付をいただいたお礼に書物を置いていき、高額寄付者には勝海舟の書を置いて行った記録もある。こうしたお話がありました。
もうお一人は、越中卒業生で東京を拠点に活躍している落語家の瀧川鯉津さんです。11月にもみじ園の巴ヶ丘山荘で越中時代の思い出や現在の活動、落語で越路を取りこんでいること、すべった時の対処法、地域へのメッセージなど、越中生がインタビューしました。
越中時代は、学級委員や丘友会役員もやっていた。1年生の時の社会の授業が面白く、社会の先生に憧れて先生を目指していた。塚山の長谷川亭で寄席をやってみたい。すべった時は笑ってごまかすか、次の二手、三手を用意しておく。愛嬌、笑顔が大事。経験、場数を踏めばメンタルも強くなっていく。等々、突然の質問にも越中生のために笑いを交えてやさしく面白く答えていただいたようです。
スケジュールが合えば、ぜひ越中生にも来ていただきお話しいただけたらと思います。
勉強になる放送内容だったと思います。御協力いただいた多くの皆様に感謝いたします。今日の夕方6時45分から再放送があります。そして、次週12日(月)は越路の企業へのインタビューの様子が放送されます。越中にゆかりのある方はもちろん、多くの人に聴いていただければと思います。
5時間目、1年生は進路学習の一環で新潟県の公立高校入試制度について学習していました。2年後を見すえ、資料は進路ファイルに綴り、機会をみて親子で確認する材料のひとつにしてほしいと思います。
円了さんは長岡高校生徒会(和同会)を創設したことでも知られています。鯉津さんは越中1年生の時の社会が特に好きで教師を目指しました。
今、越中ライフを積み重ねている1年生も、2,3年生も、理想の自分像、なりたい自分像を描きながら、将来をみすえて、今、目の前のことに懸命に取り組み続けることが大切だと考えます。今、ふるさと越路で学びながらふるさと越路への愛着と誇りを育むことが、必ず将来につながり生きてくるはずです。
週明けの月曜日でしたが、インフルエンザ罹患生徒は減少し、今日現在、全校で10名(1年生5名、2年生2名、3年生3名)です。
今週も寒波襲来のようで、降雪積雪がありそうです。天気予報を注視し、体調管理と事故防止に十分留意して、今こそ、健康的な生活習慣と危険予測・回避の力を発揮して乗り切って行きたいものです。油断は禁物ですがもう少しの辛抱です。