今冬、最強・最長の寒波が日本列島に押し寄せています。三条市では列車が立ち往生し、多くの乗客が車内で一夜を明かしたこと、お互いに席を譲り合い一夜を過ごしたことなどが、今朝もニュースで報じられていました。
1月10日の讀賣新聞朝刊に次のような声が載っていたので、抜粋して紹介します。
電車の中で目の前にお年寄りや赤ちゃんを抱いたお母さんが立っているにもかかわらず、「皆がやっているからいいんだ」と、寝たふりや気付かないふりをしている大人を見ると、「格好悪いな」と思う。・・・・・日本の未来を背負う私たちだからこそ、「皆がやっているから」と一緒になって目をそむけず、目の前の現実に向き合わなければならない。集団から離れることをおそれず、一人でも堂々としていられる「格好いい大人」になりたい。(川崎市17歳高校生)
公共施設のトイレで個室が空いたのに若い女性たちが使おうとしない場面に何度も出くわした。空いた個室が和式だったからだ。皆、スマホ片手に黙って洋式が空くのを待っている。混雑緩和のためにも「和室が空きましたよ」と声を掛けてもらいたい。一声掛けるのがそんなにも手間なのか。恥ずかしいのだろうか。後ろに並んでいる人のことを考えてもう少し気配りしてもらえるとありがたい。」(東京都45歳主婦)
私たちは、「様々な場面に遭遇した時、自ら考え、どう判断し、行動すればいいのか?」「善き行いとは?」を自分に問い続けなければなりません。
越中生も、学校生活だけでなく家庭や地域、そして社会での生活の中で、「私はこう考える」「私はこうする」という力を高めていかなければなりません。
今は降雪期です。自分に向かう時は厳しい冬の心です。越中生の皆さん、徒歩も大変なことが多いと思いますが、自分を鍛えてくれます。しばらくの辛抱です。
状況によって家族に送迎をお願いする場合には、交通事故防止のため、様々な実情があるかもしれませんが、少しの徒歩は覚悟して、他に迷惑をかけない安全な場所で乗降してください。「自分一人くらい大丈夫だろう」「皆がやっているからいいだろう」で判断することなく、乗降場所は家族とよく相談してください。
保護者の皆様も、どうぞ御理解と御協力をよろしくお願いします。
明日、明後日は大学入試センター試験です。例年、大雪のイメージがあるのですが、支障無いようにと思います。
3年後、今の中学3年生が受験生となる時から、センター試験から新しいテスト方式に変更されます。来週から1月の高校入試がスタートしますが、今日は最後のプレ面接試験に臨んでいました。「私はこう考える」「私はこうする」を堂々と伝えてほしいと思います。健闘を祈ります。
画像1は冬休み課題「働く人にインタビュー」の発表を行っている1年生。画像2は1か月後に迫った修学旅行に向けて学習を積んでいる2年生。画像3は卒業文集の原稿づくりに取り組んでいる3年生です。
みんなで体調管理、事故防止に万全を期して、良き週末を過ごし、来週もいきいき さわやか はつらつと生活していきましょう。