さて、今日の午後からは、３年生及び保護者を対象とした高校説明会です。オープンスクールでもあり、１，２年生の保護者の皆様にもお知らせしました。今日は７校の高校から説明していただきます。各高校が求めることや特色などを知り、校風をイメージするチャンスです。第２回は６月２３日(金）で、別の７校から説明していただく計画です。
　今後は、各校の体験入学やながおかハイスクールガイダンスなどを活用しながら、進路選択へのチャレンジを進めることになります。将来の自分を描き、後悔しない自己決定ができるように、日々、準備を怠らないでチャレンジを続けてほしいと思います。そのために、教職員も併走していきます。
　
　越中生の皆さん、日々、チャンス！チャレンジ！チェンジ！が続きます。前向きに受け止めて進みましょう。

　一昨日は３年４組社会科、昨日は２年１組保健体育で公開授業を行いました。生徒にとっても、実習生にとっても貴重な授業ですが、越中の校内研修テーマのキーワードである「学び合い」や「表現力」を意識した様子が垣間見えました。

　社会科の中心課題は「なぜ大日本帝国憲法から日本国憲法へ作り直したのだろう」でした。まず自分で考え、班で発表し合い、班の意見をまとめ、班ごとに発表する流れでした。最後は、自他の意見を基に文章で説明することに取り組みました。
　３年生の社会科は、理科同様、標準学力検査では３年間いずれも全国標準を上回り、１年時、２年時、３年時と右肩上がりに上昇しています。今、日本は憲法改正について国民的レベルで考える時期に入っていることを知っている生徒もいます。責任重大は責任十代です。時事問題に関心をもちながら、多くの意見を見聞しながら、自分はこう考えるという力を育んでほしいものです。

　体育は、陸上競技「走り幅跳び」でした。視聴覚機器の一つ「遅延システム」を活用し、空中動作と着地の学習に取り組みました。テレビ画面に映る自分の動きを観たり、「ＯＫ！」「おー！すごい」といった実習生や仲間の言葉掛けによって、意欲的に身体表現に挑戦する生徒の姿がありました。
　５０Ｍ走と立ち幅跳びの記録から目標記録を設定し、次回はいよいよ測定です。最後に実習生からの「自分はいませんが、目標値を超えられるように全力で取り組み、良い記録が出ることを期待しています。」という言葉に、うなずく姿も印象的でした。

　健康的な生活習慣は全ての土台です。各種健康診断や体力テストなどで体の状態を知り、健康の保持増進に関心を高め、行動していくことはとても大切なことです。
　便利な日常生活の中で、投げる、握る、遠くへ跳ぶ動作などを行うことが少なくなり、特に体の動きをタイミングよく調整する力や瞬発力が求められるハンドボール投げは全国的な課題となっています。
　
　テストに向かう気持ち、心理も重要です。今日は各種目の実施要領を聞いて、見て、理解して、協力し合って客観性のあるデータがとれたことでしょう。好記録を出すために、運動部の大会シーズンということでけがを防止するために、準備運動の後も各種目測定前に自主的にアップする姿が見られました。また、「すごい！」「やった！記録が伸びた」「来年は先輩を超えます！」といった声があちこちで聞かれました。さらに、応援エールがかかる場面もあり互いにモチベーションも高まったようです。
　今日を契機に、昨日より今日、今日より明日の心意気で、この成長期に大いにチャレンジにしてほしいものです。
　明日は単元テスト（国語）があります。頑張っていきましょう。
　
　オープンスクールということで、保護者、地域の皆様からも越中生のはつらつとした姿を御覧いただきました。ありがとうございました。明日は午後から体育館で３年生の高校説明会があります。この機会にぜひ各校の説明をお聞きください。