新年度の準備
学校では、新年度の準備を着々と進めています。今日は、新年度に向けて、職員室の席替えと大清掃を行いました。
通常学校では、この年度末に大掃除を兼ねて席替え等を行います。今日は、窓を開け十分な換気をしながら、清掃を行いました。 席が変わった先生は、 「とてもきれいになりました。心機一転、新学期スタートに向けて頑張りたいと思います。」 と、意気込みを、話してくれました。 新年度まで、残り1日間。新学期スタートまで、8日間。子どもたちを迎える準備をしっかりと進めたいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 新年度の準備
今年度の生徒数は、345名。令和3年度は、366名でスタートします。21名の増ととてもうれいしです。
離任式後、野球部のボランティアで、生徒の机椅子の整備をしました。 生徒数が増えるので、倉庫から、机といすを各教室に運び入れました。 部長は、 「生徒数が増えることはうれしいです。その作業ができて良かったです。来年度は野球部にいっぱいの部員が入るとさらにうれしいです。」 と、笑顔で話をしてくれました。 野球部のみなさん、ありがとうございました。 新1年生を迎える準備を含め、新年度の準備を確実に行い、生徒が登校を待ちたいと思います。元気よく登校してくれることを楽しみにしています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お別れ
今日は、1か月ぶりに3年生も出席して全校で離任式を行いました。11名の教職員とのお別れの日です。それぞれ勤務年数は違いますが、大島中に対する想いはみんな一緒です。
それぞれの先生から、生徒へのメッセージと そして、生徒代表からは、 「今年度はコロナ禍で、様々な活動が制限されました。しかし生徒会総務を中心として、全校生徒で工夫して活動を行うことができました。また、生徒会三役の先輩方のスローガン、公約も達成され、より良い大島中になったと思います。 離任する先生方にお礼の言葉を送ります。 峯村教頭先生、国語の先生としてお世話になりました。授業では、いつも生徒に寄り添い、生徒の気持ちを一番に考え授業してくれたことが印象に残っています。退職されても、持ち前のやさしさを活かして頑張ってください。 浪川先生、卓球部の生徒からです。部活の顧問という面でも、美術の先生という面でも、両方で優しく、困ったときには相談に乗ってくれるのでとても話しやすく、丁寧に教えてくれるので、とても嬉しかったです。卓球の技術も成長し、その他に周りを見る力や、みんなで協力するという力を身につけることができました。2年間ありがとうございました。 伊藤先生、部活動の顧問として2年間お世話になりました。練習の中で、きつそうでやりたくないメニューもありました。しかし、辛いメニューをみんなでこなし、努力した部活はとても楽しく、良い経験となりました。部活を通して、走ることの楽しさを知り、走ることが大好きになりました。また、目標に向かって全力で努力する力を育てることができたと思います。これからも夢に向かって努力し続けようと思います。2年間、ありがとうございました。 滝澤先生、先生には2年生で理科を教えていただきました。特に実験では、自分で予想し実験を行い考察することで、自分で考える力を身につけることができました。授業を通して、とても成長できたのではないかと思います。 鈴木先生、社会の先生として2年生でお世話になりました。授業では、学習した場所やものについての調べ学習の機会が多く、たくさんの知識を身につけることができました。これからも学び続け、成長していきたいと思います。 竹石先生、担任としても部活の顧問としても、2年間お世話になりました。時には注意されたり、怒られたりすることもありましたが、選挙の時や困ったときには相談に乗っていただき、たくさん助けていただきました。自分で考え実行することなど、様々な面で成長できた貴重な2年間になりました。これからも頑張ってください。 明田川先生、卒業した3年生からです。先生が努力して授業をしてくださったおかげで、物事に対して頑張って取り組む姿勢を学ぶことができました。また、授業では星座占いが楽しかったです。これからも頑張ってください。 阿部先生、大島学級の先生として今までありがとうございました。これからも頑張ってください。 酒井さん、大島中学校のホームページは他校に誇れるほど素晴らしいもので、私も何度か感想などを載せていただきました。他にも様々な面で大島中学校を支えていただき、ありがとうございました。 管理員の白杉さん、今まで管理員としての仕事、お疲れさまでした。大島中学校をいつも様々な面で支えていただき、本当にありがとうございました。 渡邊先生、先生は6年も大島中学校にいたと聞いて、とても驚きました。長く継続して何かを行うことは難しいと思います。私もそのような力を身につけていこうと思いました。 最後に、転退職される先生方の今後の活躍をお祈りしています。私もあと1年で卒業ですが、先生方から学んだことを最大限に活かし、これからの学校生活を送りたいと思います。今まで本当にありがとうございました。」 と、それぞれの先生に想いのこもったメッセージが披露されました。 転退職される先生方の今後の活躍をお祈りしています。 退職・転出について ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「自信を育む」
今日で令和2年度の教育活動が修了しました。今日は、終業式とそして、学活や委員会そして部活動で、今年度を締めくくりました。
今日の終業式では、第2回漢字検定で準2級などの合格者や新潟県書初め大会の準特選の入賞者、ソフトテニス部の1年生ドリームカップソフトテニス大会の優勝、女子バスケットボール1年生大会の優勝の報告と伝達表彰が行われました。 引き続き、2学期の振り返りと4月からの決意を代表生徒から発表していただきました。その後、校長講話、校歌斉唱、春休みの過ごし方について指導を行いました。 代表生徒はとても立派に発表をしてくれました。学活では、通知表を手渡されたり、1年間の活動をスライドで見たりと、それぞれのクラスで、振り返りをしていました。 コロナ禍の中で、いろいろな制約がある中での教育活動でしたが、とても充実した1年間を過ごすことができました。 保護者・地域の皆様には、大島中学校の今年度の教育活動にご理解とご協力をいただきありがとうございました。引き続き、来年度もよろしくお願いします。 代表生徒の発表内容と校長講話を掲載します。ぜひ、ご覧ください。 「2学期緒振り返りと2年生の抱負」 1年生代表 私が二学期に頑張ったことは、二つあります。 一つ目は、合唱コンクールです。今年は新型コロナウイルスの影響により、様々な制約がある中での合唱コンクールとなりました。はじめはクラスのまとまりがなく、このまま本番を迎えてしまってよいのか、とても不安でした。しかし練習を重ねていくにつれて、段々とクラスがまとまり、はじめは全く出なかった歌声も、放課後練習などを通してきれいな歌声が出せるようになりました。結果、最優秀賞は取れませんでしたが、それ以上にクラスの絆が深まったと感じた合唱コンクールでした。 二つ目は、期末テストです。二学期の中間テストでは、全体的にあまり良い結果ではなく、とても悔しい思いをしました。そこで、一年生最後の期末テストは積極的に苦手教科に取り組みました。私が一番頑張った教科は国語です。特にワークを何度も繰り返し勉強しました。その結果、今までで一番良い点数を取ることができました。また、合計点数も目標にしていた点数を上回ることができ、達成感を得られました。 私の二年生の抱負は、「後輩から尊敬される先輩になる」ということです。もし後輩が困っていたら、優しく教えてあげたいです。そして部活動などを通して、後輩とたくさん関わり、仲を深めていきたいです。二年生でもさらに充実した日々を送れるように、頑張ります。 「2学期緒振り返りと3年生の抱負」 2年生代表 僕が二学期に頑張ったことは、三つあります。 一つ目は、誰にでも分け隔てなく良いあいさつをすることです。先生方がおっしゃっているように、あいさつが生活の基本だと私は思っているので、積極的にあいさつをするようにしてきました。そして、その成果が修学旅行に表れたと思います。ガイドの人やホテルの従業員の人などに、とても良いあいさつができたと思っています。三年生になっても、良いあいさつは続けていきたいです。 二つ目は、部活を積極的にやることです。一年生の頃は、やっても自分が上達しているとはあまり思えずにいました。そこで、二年生になってからは基本のフォームや回転のかけ方をもう一度じっくり練習して、そこから応用の技の練習をしてきました。その努力のおかげで、この一年で自分がうまくなっていると自覚できるくらいになりました。今でも基礎の打ち方を忘れず、段々と技のレパートリーを増やしています。部活をやれる期間はあと三ヶ月程度しかありませんが、最後までやりきろうと思っています。 そして三つめは、先生の話をよく聞くことです。今まで、授業などで先生の話を聞き逃してしまい、内容の理解に苦しむということがよくありました。そこで、一学期、二学期と人の話を聞き、理解するという意識を高く持って生活してきました。今では聞き逃しは減りましたがまだまだ無くなっていないので、これからも気をつけていきたいです。この二学期、そしてこの一年を通して僕が思ったことは、どんな事でも基本は大切だということです。ここまで言ってきたものでもあいさつは生活の基本、フォームは卓球の基本、人の話を聞き逃さないのは授業の基本だと思います。基本ができて初めて一歩上のレベルに行けるということを改めて知った一年間でした。三年生では、その一歩上のレベルにたどり着けるように、今まで以上に努力したいです。 「自信」を育む 校長講話 第2学期の終業式を迎え、1年間の教育課程が修了しました。昨年の今頃、皆さんは何をしていましたか?どんな自分だったでしょう。新型ウイルスの影響で、最初の休校措置が取られる中、1年生はまだ小学生でした。感染予防策を講じて実施された小学校の卒業式で卒業証書を受け取っていた…そんな時期だったのではないでしょうか。今日は、1、2年生とも、自分の1年間を振り返り、この期間の成長を確認、実感してほしいと思います。 私自身も、自分のことながら、1年間でたくさんのことを学んだと感じています。私にとって大島中学校は新しい職場でしたので、慣れないことや大変なこと、苦しいこともありました。しかし、今振り返ってみると、苦しい体験こそが、ものの見方の幅を広げ、自分を成長させてくれたと感じています。 星野リゾートなどの宿泊施設を全国に展開する企業家の星野佳路さんは、様々な逆境や困難に会いながらも「これまで一度も、もうダメだと感じたことはない」と言います。星野さんには、自分の中に「根拠のない自信」のようなものがあるのだそうです。それは、小学校の頃からスピードスケートの選手として、大学の4年間はアイスホッケー選手として、厳しい練習を積んできたことからきているものだと言います。 毎日のトレーニングの中で追い込まれて、「もうできない」という状態になってもまだ練習を強いられる、でも翌朝にはまた走れる、そんな経験の中で、「限界とは自分で勝手に決めているものに過ぎず、必ず突破できる。苦しくて、もう打つ手がないと思っても何とかなる」ということが実感として分かってきたというのです。 星野さんは、「自分の人生のどこかの段階で、自信をもつプロセスが大事だ」と言います。自分のすべてに自信がある人はいないが、「このことなら自分はできる。自信がある」という状態が大事で、その自信をもてるだけの努力をすることが大切だと言います。はじめは不安であっても、未知のことに挑戦し、苦しみながら、それを達成できた時、「自分にもできる」という自信が生まれます。 この春休み、そして次の学年に進級してからも、自分の限界を自分でつくらず、新しいことに果敢にチャレンジし、一つでもいいので、自分の中に「自信」を育んでほしいと願っています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() きれいに使いたい
あっという間に、水曜日に終業式を迎え、令和2年度も終了します。今日は、1年間のまとめとして、大清掃を行いました。各学年では、下駄箱との掃除などをしましたが、今日は全校でいつもより長く清掃の時間を確保して、1年間の汚れを落とし、来年度に向けての準備をしました。
清掃をした生徒に話を聞くと、 「大掃除をして、1年間お世話になった教室をきれいにすることができてとても良かったです。」や「大掃除をしてきれいになったので来年も1年間きれいに使いたいです。」 などと、笑顔で話をしてくれました。 校舎に感謝の気持ちを持って、今年度をきちんとまとめ、来年度に向けての準備を進めてほしいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 楽しかった修学旅行NO.3
写真は、2日目のホテルでの昼食・兼六園・解散式の様子です。
生徒の感想 「私は今回の旅行で、自分で時間を見て、計画を立てて行動する力がついたと思います。集合時間や何時に起きるのかなど、遅れるとみんなに迷惑がかかるので、時間を守って行動しました。2日間で学んだことを、これからに生かせるようにしたいです。」 とても充実した修学旅行を行うことができました。 ぜひ、この経験を今後の学校生活に生かしてほしいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 楽しかった修学旅行No.2
写真は、1日目のホテルの夕食でテーブルマナー講習会の様子とひがし茶屋街の様子、兼六園の様子です。
生徒の感想 「修学旅行を振り返り、自分の成長したところが2つあります。 一つ目は、周囲の人への配慮や思いやりなどです。マナー講座を受けて、難しい所作も大切だけれど、もっと大切なことは、周囲への不快感を与えないことだと学びました。 2つ目は、物事の意味を考えることです。ネットで調べただけでは分からなかったガイドさんのお話を聞き、見た目以上の情報が物事には隠されているだなと思いました。 これらのことを活用し、今後の学校生活、将来に生かしていきたいです。」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 楽しかった修学旅行NO.1
金沢では「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉が知られているようで、晴れていてもすぐ雨が降り出し、晴れ間の少ない土地柄のようです。しかし私たちが訪問した2日間に限っては一切雨に当たることなく、兼六園とひがし茶屋街を案内して下さったまいどさん達も、口を揃えて「こんなに晴れるのも珍しい」と話しておられました。
天候にも恵まれ、心配していたコロナウィルス感染拡大も落ち着き、無事2日間の修学旅行を終えることができました。2年生全員が今回の旅行を通して、確実に一歩成長した、と感じています。 修学旅行の様子と感想を3回に分けて掲載しますのでご覧ください。 生徒の感想 「ひがし茶屋街では、古風な街並みがとても印象に残りました。木製の建物に、松の木が貫通して立っているのを見て、びっくりしました。広い所もあれば狭い所もあって、ほど良く自然と調和しているところにも魅力を感じました。 社会で習った通り、電柱が無く、歴史的な景観の保全にも取り組んでいることが分かりました。他にも、友達と写真を撮ったり、まいどさんの話もたくさん聞くことができて、とても楽しかったです。またいつか行ってみたいです。」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 有磯海SAを出発しました!
兼六園やひがし茶屋街では、現地のガイドさんの『まいどさん』に案内してもらいながら歴史や文化を学びました。お別れの時には、総合的な学習の時間で学んだSDGs取り組みを広めるためにユニクロからいただいたマスクにメッセージカードを同封して感謝の気持ちとともにお渡ししました。学んだ内容を実践している2年生達は立派でした。
楽しかった修学旅行もいよいよ帰路を残すのみとなりました。旅の思い出を振り返りながら長岡へ戻ります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2日目のお昼ご飯!
おはようございます。
2日目は、兼六園とひがし茶屋街の散策を行いました。金沢市内は今日も快晴!2年生もよい表情で過ごしています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() テーブルマナーを学びながら
いよいよ夕食も大詰めです。デザートと紅茶をいただいておしまいになります。緊張しながら食事をする貴重な経験になりました。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ホテルに到着しました!
ゆのくにの森の体験活動、21世紀美術館の見学を終えてホテルに到着しました。テーブルマナーを学びながら美味しい夕食をいただきます。
![]() ![]() ![]() ![]() お昼ご飯!
お昼ご飯です!
無事に加賀に到着しました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 修学旅行出発しました!
2年生は今日から石川県に修学旅行に出発します。
朝の検温を行い、感染防止対策にを行いながら2日間、学校でできないような経験をしてきたいと思います。出発式では学年委員長から『修学旅行に行けることを当たり前だと思わず、送り出してくれた家族や企画してくれた方々に感謝しながら楽しんできたい。』と心温まる話がありました。 これから旅行の様子を順次掲載していきます。よろしくお願いします。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 昔ながらの街並みを楽しみたいです。
2年生は、明日から修学旅行に出発します。新型コロナ感染症の予防対策を最大限行い、実施します。そのため、バスの中は、最低限の会話しかできないことなどいろいろな制約がある中での修学旅行です。今日は、その事前指導を体育館で行いました。修学旅行での注意事項や保健指導など明日に備えて、最終的な確認を行いました。生徒は、真剣に聞いていました。
代表の生徒に話を聞くと、 「修学旅行へ行くうえで、学校を代表する立場にもなるので、時間を守ることに加え、集団行動もするので、よく周りを見て行動したいです 私は、ひがし茶屋街が一番楽しみです。ひがし茶屋では、お土産は、買えませんが、昔ながらの街並みを楽しみたいです。」 と、笑顔で話をしてくれました。 石川県の加賀伝統工芸村・21世紀美術館・兼六園・ひがし茶屋街をめぐってきます。ぜひ、感染予防をしながら、最大限楽しんでいい思い出をつくってほしいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() GIGAスクール構想
今年度は、コロナウイルス感染防止のための臨時休校や分散登校に伴い、ICTを活用した、新たな学習の場の提供への試みが進みました。グループでの話し合い活動が制限されるなか、学習のねらいを明確にした授業展開により一層分かりやすい授業づくりを目指してきました。そして、GIGAスクール構想として、生徒一人につき一台のタブレット端末とWifi環境が各教室に整備されました。今日は、職員研修で、ムーブノートの活用法やChromebookの活用紹介、使用の際の注意点など、ICTサポーターの方を講師に、実際にパソコンを使いながら全員で研修をしました。
研修に参加した先生は、 「いろいろなことができることが、分かりました。早く使いこなして、授業でも活用していきたいです。」 と、意気込みを語ってくれました。 今後、授業の必須アイテムとして効果的に使いこなせるようさらに研修を積んでいきたいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() リーダーになる皆さんへ
今日は、全校朝会を行いました。人数も少なくなり少し寂しい感じもしました。今日の全校朝会は、先日の女子バケットボール部の表彰と校長講話がありました。
校長講話を掲載しますのでご覧ください。 リーダーとなる皆さんへ 3年生が卒業し、1週間以上経ちました。翌日の生徒朝会で、現2年生は最高学年、1年生は中堅学年としての自覚をもって、しっかりと大島中をつくってほしい、という話がありました。最近の皆さんを見ていると、その自覚をもって行動している人が多いと感じます。 学級や生徒会、部活動などで役職についているかどうかということに関わらず、新3年生全員が、大島中学校のリーダーですし、新2年生は4月に入学してくる新入生をリードする立場にあるという意味では、これもまた全員がリーダーと言えます。また、皆さんの長い人生においては、何らかのかたちでリーダーという立場に立たされるときが必ず来ます。大会社の社長のように大勢を率いる場合もあるでしょうし、たった一人の部下と仕事をするリーダーもいることでしょう。いずれにしても、リーダーとなればそれなりの責任が生じますし、いろいろと気を遣う場面も出てきます。 20世紀に活躍した経営学者・思想家で、欧米や日本の企業人に極めて大きな影響を与えたピーター・ドラッカーは、次のような言葉を残しています。「経営者が学び得ないが、どうしても身に付けていかなければならない資質が一つある。それは品性だ。」「管理者は、高潔な品性をもってこそ指導力を発揮し、多くの人の規範となりうる。」 品性とは、道徳的な観点から見たその人の人柄のことであり、人格、人間性などと呼ばれるものです。品性は、知識や技術と異なり、学ぶことですぐに直接的に習得できるものではありませんが、長い年月をかけて修養を重ね、磨き続けていくべき大切なものです。どんなに豊富な知識や高い技術をもっていたとしても、それだけでは決して人はついて来ません。良好な人柄や豊かな人間性が備わって初めて、人はリーダーを尊敬し、この人の言うことなら聞いてみようと自発的に動くようになるのです。 ドラッカーはこうも言います。「他人の短所が目につきすぎる人は、経営者には向いていない。長所を効果的に発揮させるのが自分の仕事だと考える人が、有能な経営者になれる。」つまり、いつも人の良いところを見ようとする姿勢が大事だというのです。これはリーダー論やマネジメント論にとどまるものではなく、人と人とが良い関係を築いていく大きなヒントになるのではないでしょうか。 私自身もリーダーという立場にありますが、毎日の仕事の中で、まだまだ修養が足りないと感じることも多くあります。ドラッカーのこれらの言葉を折に触れて思い起こしながら、私も皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。皆さん一人一人が、リーダーとしての自覚をもち、しっかり歩みを進めてほしいと心から願っています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 生徒会活動を構想しよう
第3回生徒会のリーダー研修を行いました。3年生が卒業して、大島中学校のリーダーとして、学校や学年を引っ張っていくために何が必要かを考えたり、委員会としてどんなことができるか考えたりしました。
内容は、「来年度の生徒会活動を構想しよう」をテーマに委員会ごとの活動計画を一覧にして、意見交換をしました。 参加した生徒は、 「ペットボトルキャップの回収は、奉仕委員会と保健委員会が一緒にできることや、あいさつコンテストは、生活委員会や体育・応援委員会で協力できるなど、話し合いを通して、いろいろな委員会と一緒にできることが分かりました。協力してできることは、協力して、来年度の生徒会を盛り上げたいです。」 と、笑顔で話してくれました。 来年度の生徒会活動がどう進められるのか楽しみです。期待したいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 合格を目指して
新潟県内公立高校の一般入試が行われました。新型コロナウイルスの影響による長期の休校など、いろいろな制約がある中、受験勉強を頑張ってきました。今日は、精一杯、頑張ってくれたと思います。
学校では、1・2年生のみ生活となり、少し寂しさはありますが、ひとつ成長した姿を見せています。 今日は、3年生は入試。1・2年生は、学習の確認テストを行いました。 2年生にテストの話を聞くと、 「社会と理科が苦手なので、うまくいきませんでした。今後は、新研究やワークを繰り返して、しっかりと復習したいです。」や「理科と数学が難しく、前回よりも点数が下がってしまったので、来年の受験に向けてたくさん勉強していきたいです。」 など、話をしてくれました。 それぞれの生徒が精一杯頑張ったと思います。3年生は、合格を期待したいと思います。1・2年生は、3年生になった時を考えて、着実に力をつけてほしいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 感動の卒業式![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 卒業生も、先生のピアノの生演奏の中、立派に卒業証書を受け取っていました。また、本来なら在校生に向けての答辞でしたが、しっかりと話をしてくれました。そして、結びの卒業記念合唱は、今までの練習の中でも最高の卒業記念合唱を披露してくれました。コロナ渦で制約のある卒業式でしたが、とても感動した最高の卒業式となりました。 卒業生のこれからの活躍を期待したいと思います。大島中学校職員一同応援します。おめでとうございました。 生徒の答辞と校長式辞の全文を掲載します。ぜひ、ご覧ください。 「平成から令和へと時代が流れて間もなく2年。新型コロナウイルスの流行によって新たな時代の幕開けとなった今年。例年よりも多くの降雪がありましたが、この頃は雪解けも進み、春の訪れを感じさせます。このよき日に私たち112名は卒業を迎えられることを大変うれしく思います。ただ今は校長先生を始め、後援会長様、PTA会長様から心温まるお祝いと励ましの言葉をいただきました。卒業生一同、心から感謝申し上げます。 先ほどいただいた卒業証書。これを手にした今、私たちは仲間と過ごした3年間の思い出が甦ってきます。 3年前の春、一人ひとりがこれから始まる中学校生活への希望と不安を抱え、新たな気持ちで大島中の門をくぐりました。着慣れない制服に腕を通し、迎えた入学式。その日からの3年間はあっという間でした。戸惑いながら生活する私たちに、先生方、先輩方はどんな時も優しく、丁寧に接してくださいました。多くの困難はありましたが、楽しく、充実した3年間でもありました。 遠足や修学旅行といった学年行事はコロナの影響で次々に中止となりました。その中で行われた十日町へのバス旅行。全員が参加することはできませんでしたが、森林や山の中を駆け巡ってポイントを集めるゲームをしたり、大自然の空気をいっぱいに吸いながらその土地ならではの体験活動を行うことができました。活動後のGo Toトラベル旅行券での買い物もよい思い出です。この活動を通して仲間と協力する楽しさと自然の素晴らしさを体感することができました。 コロナ禍で行われた異例の体育祭。例年の競技は感染対策を考慮した、より接触の少ない競技に変更されました。そんな中でも四軍とも四冠に向けて、毎日、一生懸命に練習に励んでいました。そして迎えた体育祭当日。「力戦奮闘」のスローガンのもと、どの軍も競技や応援に全力を尽くしました。競技では自軍のスローガンを胸に熱い戦いを繰り広げ、応援では各軍オリジナルの応援歌と一致団結した団員の声量に圧倒されました。また、各軍の象徴とも言えるパネルではどの軍もシンボルにふさわしい表現力にあふれた完成度の高いパネルを作り上げました。全力を尽くし仲間と共に汗と涙を流し合った体育祭は私たちの忘れられない思い出となりました。 市立劇場を会場に、心を一つにした合唱コンクール。今年度はマウスシールドを着用しての練習や、本番でも十分な間隔を空けてソーシャルディスタンスを保つなど、様々な制限がありました。しかしその中で、限りある時間をどうしたら有効に使えるのか、よりよい合唱にするためには何が足りないのか、一人ひとりが真剣に考え、クラス全員で工夫を重ねました。そして迎えた本番。各クラスそれぞれのよさがあふれる歌声が市立劇場中に響きわたり、聴く人に大きな感動を届けました。不安の中でも全力を尽くし、みんなで創り上げた合唱コンクールはかけがえのない大切な思い出です。 自分自身を大いに成長させてくれた部活動。3月、4月、5月と部活のできない時期が続いたり、予定されていた大会が中止になったりと、悔しい思いをした人も多くいると思います。しかしそんな受け入れ難い状況も、ずっと一緒に頑張ってきた同じ思いをもつ仲間たちとともに乗り越え、最後まで全力で部活動に打ち込むことができました。そして、その思いを後輩へ引き継ぎ、最後には悔いなく笑顔で引退することができました。私たちはこの3年間の部活動で、仲間の大切さを深く実感しました。 そして先輩方から引き継いだ生徒会活動。「向日葵」のスローガンを掲げ、「ルールを守り、意見活発な大島中」を目指して活動しました。様々な制約がある中で生徒会を大きく変革することができました。全体で日常活動の改善を図った「生活改善旬間」。各委員会の趣向を凝らした活動、そして全校生徒の協力もあり、数々の企画や行事は大成功。その後のアンケートでも9割以上の生徒から意見をもらうことができ「意見活発な大島中」への大きな改革が成功した一年となりました。 私たちは今日、多くの人に感謝しなければなりません。まず、どんな時も私達を支えてくださった先生方。授業はもちろん、休み時間や部活動、生徒会活動において、私たちは先生方から多くのことを学びました。私たちの中学校生活を充実したものにしていただいてありがとうございました。 次に地域の皆様、この場にはいらっしゃいませんが、たくさんの行事にお越しいただいたこと、そしてたくさん応援し、見守ってくださり、経済的にも大きな支援をいただきました。この場をお借りして感謝の気持ちを表したいと思います。ありがとうございました。 在校生のみなさん。今日でお別れという形になってしまいましたが、皆さんがいたからこそ、私たちが成長し、強くなれたと思っています。今までついてきてくれてありがとうございました。次はみなさんの番です。よりよい大島中学校を全員で築き上げてください。 そして家族のみなさん。15年間生きてこれたこと。この3年間、当たり前のように学校に来て仲間と過ごし、中学校生活を全力で送れたこと。今日、卒業式が無事に開催できたこと。全て家族の存在があったからできる幸せなことです。どんな辛い時でも、温かく見守り、励まし、支えてくれました。今まで私たちのことを第一に思い、力を貸してくれてありがとうございました。これからは、私たちも誰かを支えていける人になれるよう努力していきます。 最後に三年生のみなさん。今までの学校生活の思い出は、常にみなさんとともにあります。楽しかった時、苦しかった時、いつでもこの仲間が一緒でした。みなさんと過ごした3年間は一生の宝物です。私たちは明日から、それぞれの道を歩んでいきます。これからの道のりは平坦なものではありません。しかし私たちには、最高の仲間がいます。辛いとき、やけになって投げ出したい気持ちになったとき、私たちを思い出してみてください。仲間と過ごした3年間を思い出してみてください。そして自らの道を力強く歩んでいきましょう。 思い出の詰まったこの大島中学校に別れを告げるのは、とても名残り惜しいことです。私たち112名は、これまで培ってきた思い出と教えを胸に抱き、 「君のいない明日からの日々を僕はきっと・・・」 「きっと」の後に当てはまる言葉を思いながら、広く輝かしい未来に向かって歩んでいきます。 最後に、今後の大島中学校の発展を祈り、私たち112名の力強い明日への一歩を誓い、お別れの言葉といたします。」 令和3年3月2日 卒業生代表 令和2年度 卒業式 式辞 「3年ぶりの大雪となった厳しい冬が終わり、新しい春の息吹が感じられるこの佳き日、後援会会長様 PTA会長様をご来賓にお迎えし、ここに第36回長岡市立大島中学校卒業式を挙行できますことは、学校としてこの上ない喜びです。 保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。お子様は、本日、卒業という人生の大きな節目を迎えられました。保護者の皆様の感慨もひとしおのことと拝察いたします。 本来であれば、多くのご来賓の皆様をお迎えし、在校生と共に、卒業をお祝いするところですが、新型コロナウイルス感染予防のため、時間や規模を縮小しての式となりましたことをお詫び申し上げます。 さて、112名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。今、確かに皆さん一人一人に卒業証書を手渡しました。皆さんは中学校3年間、そして、義務教育9年間の課程を、本日めでたく修了しました。 平成から令和へと変わる日本全体の大きな節目の時を、皆さんは、この大島中学校で過ごしました。特に最高学年となった今年度は、臨時休校、分散登校、部活動の各種大会やコンクールの中止、修学旅行の延期や縮小実施など、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、制約の中での学習や活動を余儀なくされました。 そのような中、日々の学習はもとより、各種大会の代わりに行われたフェニックス・マッチ、コンサートや作品展示などで、皆さんはこれまで培った力を存分に発揮してきました。とりわけ、陸上部において男子4×1〇〇Mリレーが全国第8位に入賞したことは、歴史に残る快挙となりました。 炎天下の中、四軍の応援団長をリーダーとして、種目を工夫して行われた「体育祭」は、それまでの制約を吹き飛ばすかのような熱い熱い戦いとなりました。二度にわたる修学旅行延期の末に実施した、一日限りの当間高原へのバス旅行、各々の様々な事情の中で全員が参加することはかないませんでしたが、「楽しかった!」と帰校した皆さんの笑顔に、胸が熱くなりました。ソーシャル・ディスタンスを保って歌った合唱コンクールでは、互いの声すら十分に聞こえない状況の中で、緊張に打ち勝ち、心を一つにして、例年を上回る感動的な合唱を聞かせてくれました。 今年度の生徒会スローガンである「太陽という一点だけを見つめ、高く大きく堂々と咲き誇る向日葵」のように、どんな状況下にあっても前向きな気持ちを忘れず、ひたむきに目標に向かって歩み続けた皆さんの姿は、後輩たちの目に焼き付いています。 教育行政に携わるある高名な方が、こんな話をされていました。新型コロナウイルスに翻弄された今の皆さんは、時を経て、やがて「コロナ世代」と呼ばれるかもしれない。その皆さんは「制約や制限に負けない人」「やれない理由を探すのではなく、何とかしてやる方法を探せる人」「差別を許さず、優しい心をもつ人」に必ずや育っていくことだろう…という話です。皆さんは、大島中学校での3年間の学びを通じて、すでにその資質・能力を十分に培っています。どうか自分に「自信」をもって、新しい世界へと羽ばたいてください。そして、よりよい社会を興す力となってください。 人生の長い旅路には、順風満帆の時もあれば、逆風吹きすさぶ時もあります。しかし、どんな時でも、「一人一人がただそのままで価値があり、尊く愛されている存在なのだ」ということを決して忘れないでください。そして、いつも「感謝の心」をもち、一日一日を大切に、幸多い人生を歩んでほしいと心から願っています。 最後になりましたが、本日ご臨席を賜りましたご来賓の皆様、保護者の皆様、これまでの当校の教育活動につきまして、深いご理解とご支援をいただきましたことに、心より御礼申し上げます。卒業生一人一人の益々の活躍と幸せ、ご列席の皆様のご健勝を心より祈念申し上げ、式辞といたします。 令和3年3月2日 長岡市立大島中学校長 菊地 雅樹 |