自分が行きたい高校

 3年生を対象に、高校説明会が、7・8日と行われました。
 県内の11の高校から、学校の特徴や魅力などをお話していただきました。今年は新型ウイルスの影響で、オープンスクールや学校説明会が中止になった高校もあります。今回の説明会は貴重な機会となりました。多くの保護者の皆様もご参加いただきました。参加した生徒は、真剣に説明を受けていました。

 説明を聞いた生徒は、

「今日の高校説明会で、私は大手高校の話を聞きました。家政科がどのような勉強をするのか、分かりませんでしたが、とても分かりやすく説明してくださいました。一番印象に残っている言葉は、「自分がいける高校を選ぶのではなく、自分が行きたい高校を選んで受験してほしい。そうすれば、合格できた喜びははとても大きいと思います。」という言葉です。この言葉を聞いて、私も行きたい学校に行けるように、受験勉強を頑張りたいです。」

「私は、今回の高校説明会で様々な高校の魅力に触れることができました。それぞれの学校の特色を知り、高校によって雰囲気や様子が全く違うんだと改めて感じました。なので、これから高校について考えるときは、話を聞くだけでなく、オープンスクールへ参加したり、積極的に行動し、自分の目で雰囲気などを確かめることを大切にしていこうと思います。」

など、話をしてくれました。ぜひ、この説明会を通して、自分の行きたい高校を探して、受験勉強を頑張ってほしいと思います。


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心とからだの健康

 1年生では、心のサポート授業として、スクールカウンセラーの木澤弘先生から、特別授業をしていただきました。

 私たちは、大変なことがあると、心と体はいろいろ変化します。でも、その変化が長く続くと、毎日の生活が楽しくなかったり、安心できなかったりします。それは、とても自然のことです。今日の授業では、その変化への対処の仕方などについて、学びました。


 木澤先生からは、「心とからだの健康観察」を使って、心とからだについてチェックしながら、いらいらしたり、思い出してつらい、自分の気持ちをわかってもらえないなど、そんなときは、息をゆっくりはいてみようや楽しいことを考えてみようなど、具体的な対処法の話がありました。また、リラックスする方法として、肩を上げたり下げたり、大きく深呼吸をしたりと、リラクゼーションを実際に体験してみました。

 生徒は、感想で

「リラクゼーションの肩の上下などをする、前とあとでは、全然違いました。」や「今回の授業で、気持ちを楽にする方法が分かったので、つらいことがあったら、この方法を試してみようと思いました。」、「つらいことや悲しいことは、何を工夫することで、少しでも気持ちが楽になることが分かりました」、「自分が知らないうちにストレスがたまっていたりしているんだということが分かりました。今日したことを家でもしてみようと思いました。」

など、感想を話してくれました。

 ぜひ、今日の授業を生かして、自分の心とからだを大切にしてほしいと思います。

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“届けよう、服のチカラ”プロジェクト

2年生では、総合的な学習の時間を活用して、将来や職業について学習を進めています。
将来を考えるにあたり、「SDGs」という視点を学習に取り込んできました。環境・経済・社会・人権問題など私たちの地球が抱えている問題を解決するため、「誰一人取り残さない」未来をつくる担い手となるため、私たち一人ひとりの小さな行動が重要であるという学びにつなげています。

 そこで、総合的な学習の時間を活用し、「ユニクロ・ジーユー」が進めている“届けよう、服のチカラ”プロジェクトという、社会貢献活動に参加することにしました。このプロジェクトは、子どもたちが主体となり、着なくなった子ども服を回収して、難民の方々など世界中で服を本当に必要としている人々に届ける活動です。活動を通じて、次世代を担う子どもたちが国際問題や環境問題に関心をもつだけでなく、服のチカラを知り、自分にもできる社会貢献があると気づくきっかけになればと思います。

今回は、そのスタートとして、ユニクロリバーサイド千秋店 店長の長谷川様から、服のチカラについての出張授業をしていただきました。

店長の長谷川さんからは、
「服には、命を守ることができることや、人間の尊厳を守ることができること、服の処分の過程では、有害物質などが発生することで、環境の悪化につながることがあるので、リサイクルなどの工夫をしていること、世界には、多くの難民がいて、その半数以上が子どもたちということなど、届けよう、服のチカラ”プロジェクトの意義を話ししていただきました。」

授業を受けた生徒は、

「私は、日本人が難民になる可能性があるということを知り驚きました。難民は、大人のイメージがあったけれども、ほとんどの難民が子どもということにも驚きました。」

「服には、日差しから肌を守る、ばい菌を防ぐなど、命を守るということにつながることが分かりました。」

「今回のプロジェクトに積極的に参加したいです。少しでも世界のためになれたらいいと思います。」

「この授業を通して「作り責任、使う責任」というSDGsのひとつに興味を持ちました。自分には、地球や環境のためにできることはまだたくさんあるから、リデュース、リユース、リサイクルなど基本の事から一つ一つやっていきたいです。」

など、感想を話してくれました。

2年生は、今後、講演のメッセンジャーとして、全校生徒に発信する活動を行い、全校体制で取り組んでいきます。
ご理解とご協力よろしくお願いします。

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未来への大きな力

 今日は、学校再開後、初の全校朝会が全員揃って、体育館で行われました。それぞれの間隔を最大限とって、整列しました。
 今までの全校朝会は、放送による全校朝会でしたが、今日は顔が見える中での全校朝会で、生徒は真剣に先生の話を聞いていました。

 今日の全校朝会では、以下の内容の講話が校長先生からありました。

「7月に入りました。今月は運動部に所属する3年生の中で出場を希望する人たちを対象に、各種目で「フェニックス・カップ」が行われます。これは各種大会に代わる交流試合ですが、出場する人は、ケガに十分注意しながら、日ごろの練習成果を思い切り発揮し、同時に試合を心から楽しんできてほしいと願っています。1、2年生で試合会場に行けない人も、心の中でしっかり応援してほしいと思います。

 さて、ちょうど10年ほど前のことですが、大井道夫さんの講演を聴く機会がありました。大井さんと言えば、日本文理高等学校野球部の監督として、全国に日本文理の名を知らしめるとともに、新潟県の高校野球を全国レベルまで引き上げた人です。特に2009年夏の甲子園は、逆転に次ぐ逆転で甲子園の決勝まで勝ち上がり、決勝戦では9回ツーアウトから1点差まで相手を追い上げ、あわや全国制覇…というところまで行きました。新潟県民全体が大いに盛り上がった暑い夏…今も鮮やかに記憶に残っています。

 その大井監督が、まだ甲子園に出場し始めた頃のことです。当時、全国の強豪校と言われたある高校のチームとたまたま宿舎が一緒になったそうです。一日の練習やミーティングを終え、就寝前、監督は入浴のため脱衣所に足を踏み入れます。その瞬間、「あっ!」と思わず声を上げました。そこには、その野球チームの生徒が脱いだ衣服や下着が、脱衣籠の中に整然と折りたたまれていたのです。

一日の終わりの最もリラックスする時間、そんなときでも、衣服をきちんと折りたたみ、他の人に不快な思いをさせない配慮…、ごまかしのない、きちんとした生活習慣が骨の髄まで身に付いている…「これは私たちのチームが勝てるわけがない」…監督は大きな衝撃を受けたそうです。

単に技術の向上だけでなく、規則正しい生活をする、自分から明るいあいさつをする、「はい!」と気持ちのよい返事をする、掃除を一生懸命する、いつも感謝の気持ちを忘れない、他の人を温かく思いやる、こうした人として大事なことをいつも忘れず、それを実践し続ける…こうした姿勢が、プレッシャーがかかる「ここぞ」という場面での一投、一打、一音につながるのだと思います。

「あいさつ」ということで言えば、私は大島中学校の皆さんの「あいさつ」はとても素晴らしいと感じています。ただ、あいさつするのではなく、相手の目を見て、さわやかな声であいさつする、皆さんの品性をそこに見るような気がして、とても嬉しく思っています。ぜひ続けてください。そして、部活動やそのほかの様々な活動を通じて、必要な知識や技術はもちろんですが、こうした人間としての基本的な心の在り方やふるまい、マナーをぜひ学んでほしいと思います。それが必ず、皆さんの未来への大きな力となることでしょう。」

生徒は、校長先生の顔を見ながら、真剣に耳を傾けていました。
ぜひ、大きな力をつけて活躍してほしいと思います。



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