本日の給食に「救給カレー」が出されました【給食室】
「救給カレー」とは,全国の栄養教諭・学校栄養職員の手により災害時学校給食用非常食として開発された給食用のカレーです。
東日本大震災では建物の損壊,ライフラインの停止による学校給食施設の使用不能や、交通寸断による輸送不能により,給食の提供が不可能になりました。そのため,全国の栄養教諭・学校栄養職員の手により,災害被災体験の教訓をもとに非常時に備えることを考えられました。成長期の子供たちの栄養バランス,心の安定,体力保持等,心身の健康に寄与することを目指し,ライフラインが途絶えた中で,救援物資が届くまでの72時間の間の「命をつなぐため」の非常食を,専門職ならではのこだわりをもって開発されたと聞いています。 今回の新型コロナ感染症拡大による不測の事態に備え,三島共同調理場でも同様に「命をつなぐため」の非常食を用意していたようですが,コロナも少しずつ収束に近づきつつあり,実際に非常食として使用せずに済んだことや普段の温かい給食に感謝することなど,様々なことを考えさせられる良い機会だったと思います。 |
|