学校概況

1.校区について

(1)学区は長岡市の北西部、旧寺泊町の中心部である寺泊地区を中心とした北部および西部をしめる。十数キロに及ぶ海岸部は観光の町・漁業の町として知られ、特に海水浴の時期は県内外からの観光客や海水浴客で賑わう。

(2)行政的には旧寺泊町の中心として種々の施設があり、歴史の町・観光の町として町の中心部としての意識も強い。

(3)学区は国道402号線に沿って南北に長く、南部は出雲崎に接し、北部は新潟市(旧岩室村)に接している。海岸部の402号線は観光客や海水浴客のバスや自家用車が走ることから交通事故の危険性をはらんでおり、特に土・日及び海水浴シーズンは尚更である。また、中心部の寺泊地区の旧道は道路幅が大変狭いことから日常の登下校を含め常に細心の注意が必要である。

(4)地域の産業は観光や漁業と結びついたものも多い。殆どの家庭が共働きであるが、海水浴シーズン等季節的に変化があり、特に夏は県内外からの海水浴客や観光客で学区の様相は一変する。

(5)社会情勢の変化に伴い、古くからの風俗や習慣が徐々に解消されつつある中で、比較的ゆるやかな動きを保つており、地域毎に行われる祭礼などの行事や伝統的な行事が継承されている。

(6)子供の教育について、地域の期待は大変大きい。良心的・協力的であるとともに、地域の学校として学校の担う役割及び学校への期待は大きい。

2.学校について

昭和48年、創立100周年を迎え鉄筋3階建ての校舎を作り、昭和58年にプールが新設された。平成7年、小学校前の新道路が開通し自動車の使用が便利になった。平成17年に校舎老朽化に伴う改修工事、及び耐震化の工事が大規模に行われ一新した。平成18年に長岡市との合併に伴い、長岡市立寺泊小学校と改称した。

3.児童について

明るく素直で人なつっこく純真である。体を動かして元気良く遊び、仕事には真面目に取り組む子どもが多い。しかし、主体性に行動したり、積極的に他にかかわっていったりする面にやや弱さがある。「他を大切にし、互いに受容できる関係づくり」を大切にするとともに、「聴き合う関係」を築いていくことが課題である。