学校概況

1.校区について

長岡市街地から西方約10Km 離れたところに位置し、緑の多い自然に恵まれた地域である。豊かな自然環境に支えられ、地域住民は心豊かで人情味にあふれている。学区は、大積地区、宮本地区、青葉台地区の3地区で構成され、小学校は各地区に1校ずつある。大積地区、宮本地区は、古くからの農山村地区であるが、産業構造の変化に伴い、第2種兼業農家を中心とする共働きの家庭が多くなってきている。この2地区は、人口が減少傾向にあり、高齢化への対応と若者の地域への定着をどう図るかが課題となっている。

青葉台地区は、県内外からの転入者が多く、新興住宅地として人口が増加している。第1次産業中心であった学区も年々都市化の波が押し寄せ、生徒の生活意識や行動様式に変化が見られ、その変化に対応した教育がもとめられている。

2.学校について

「真理をもとめ」には、生徒の受身の姿勢からの脱却に強い願いを込めるとともに、教師中心の押し付けや詰め込みの学習から、生徒が生き生きと主体的に学び、問題の解決に積極的に挑んでいく知的探究心の啓発をねらっている。また、時代に生きる生徒の自己教育力を育てたいとする意図も込めてある。

「豊かな心」では、感動する純粋な心情の陶冶とともに、個人の尊重、思いやり、広い視野で正しい判断ができる生徒であってほしいという願いとともに、生徒の持つ明るさ、素直さ、やさしさを一層伸ばし、自主自律の心を高めてほしいとする願いが込められている。

「たくましく生きる生徒」には、とかく線の細い現代の若者像からの反省に立って、心身ともに健康で、忍耐力、根気とともに、自分の意思で自分の人生を切り開いていこうとする意欲・態度を育てたいという願いが込められている。