がん教育で「生き方」を見つめる3年生

 7月2日(木)の午後、長岡中央綜合病院の富所隆院長からおいでいただき、「がん教育」の講義を受けました。生徒の感想をご紹介します。

〇 まず、がんは自分がなる可能性が十分あるものだと理解できました。そして、がんは自分にとって身近なことであることに気付けました。私は、今できることとして、自分の生活習慣をしっかり見直し、大人になってからはがん検診を受けるようにしたいです。また、NK細胞を増やすために、たくさん笑いたいです。がんの治療についてのお話では、今の時代の医療の進化に少し驚きました。ピロリ菌がもっている大きな力も知れました。私は、ほんの今日までがんについて知らなかったし、他人事のように思っていました。でも、がんになったときの気持ち等を考えることができ、今、普通に生きていること、亡くなった方々が生きたいと願った日々を過ごせていることに、大きな幸せを感じることができました。

〇 がん教育を通して、改めて命の大切さを学ぶことができました。がんは私たちが気づかないうちに進行していることもあって怖い病気だと知りました。がんの中でも、遺伝によって発症するものや子どもの頃からの積み重ねで発症するものなど、種類があることを学び、いかに早期発見が重要かを考えました。だから、自分は大丈夫など決して思わず、手遅れになる前に検診を受けることも必要だと思いました。生きたくても生きられない人も多くいらっしゃるので、私たちの毎日がどんなに幸せなことかを実感しました。この命を無駄にすることなく、何気ない日々を大切にしたいです。そして、今、こうして生きていられることの奇跡に感謝して生きたいと思いました。

〇 私は、がんは、なかなか治らない病気というイメージを持っていました。今回、お話を聞いて、早期発見できれば90%治すことができると知り、医療ってすごいなと思いました。でも、がんの原因である遺伝子の突然変異の要因は身近にあることが分かりました。睡眠不足や運動不足など、自分で気を付けることができることは、これから心がけていきたいです。今回のお話で、「あなたが虚しく過ごした今日という日は、昨日死んでいった者があんなにも生きたいと願った明日」という言葉が印象的でした。日々生きられることに感謝して過ごしていきたいです。


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