１年生は音楽で鍵盤ハーモニカを使います。初めて音を出す子もいて、もう触りたくてしようがないのですが、まずはじっくり講師の方から鍵盤の仕組みや扱い方を教えてもらいました。吹き口をセットし、いよいよです。講師の方の出す音に「クラクションだ」、「サイレンの音！」と元気よく答えたあと、自分達も音を出して、にこにことうれしそうな顔をしていました。
　続いて３年生はリコーダーです。鍵盤ハーモニカより難易度は高いです。指がずれたり、吹き方が違ったりすると、音が変わってしまいます。講師の方の指の動きを一生懸命に追っていました。最後はピアノに合わせてひとつひとつていねいに音を出しました。

　3年生の学年行事として自転車教室を実施しました。与板署と寺泊駐在所より警察官の方に講師としてお越しいただきました。自転車の乗り方や交通安全についてのお話を伺った後、いよいよ実技です。体育館に模擬コースをつくりました。歩行者用信号機に横断歩道、踏切もあります。それら各セクションには保護者の方がついて子どもたちのコーチ役となりました。最後に講師様より子どもの身近に潜む「SNS」のトラブルに巻き込まれないように、お話がありました。これからも家庭、地域、学校が連携して子どもたちの心と体の安全を守っていきます。

　ふるさと寺泊について学んでいる３年生は、今日は地域の笹川様をお招きして、昔から語り継がれているお話をうかがいました。笹川様自ら調べ、聞き、まとめたお話を紙芝居にしたものを子どもたちに聞かせてくださいました。紙芝居の裏にはト書きもセリフも書いていません。笹川様のお芝居に子どもたちは引き込まれるように聞き入っていました。貴重な文化遺産でもあるこれらのお話に触れることができた貴重な時間でした。

　「いじめをしない、させない、見過ごさない」この言葉をスローガンに寺泊小学校では「いじめ見逃しゼロ」を目指して取組を進めています。今日は、生活委員会が中心になって「いじめ見逃しゼロ寺小集会」を開きました。初めに、以下のことを全校で確認しました。
　・いじめは、いじめた側にすべての責任があること。
　・例えばいじめた側が「ただふざけただけ」であっても、いじめられた側が「いや　だ、つらい」などと感じたなら、それはいじめであること。
　では、自分たちは何ができるのか。生活委員が寸劇を交えて示してくれました。そのあとは仲間づくりのゲームで楽しいひと時を過ごしました。後半は各学級に戻り、いじめについて話し合ったり、いじめ見逃しゼロのスローガンづくりをしました。学校を子どもの安全基地に。全校で取り組んでいきます。