４月２５日から５月１０日まで続くお休みの期間は１６日間です。今日が３日目ですが、元気に過ごしていますか。　
臨時休校が始まる時に、子どもたちに４つのことを守ってくださいとお願いしました。　１．せっけんを使い、こまめに手洗いをしましょう。　２．毎朝、熱をはかりましょう。　３．「３密」（かん気の悪い所、人が集まる所、近くで会話をする場面）を避けましょう。　４．よく寝て、三食食べて、運動もしましょう。けれどそう言う私自身が、土日曜に検温を忘れてしまいました。今日、学校に来て思い出した次第です。反省しつつ、先ほどはかりました。

２４日に行いました『ようこそ１年生集会』、今日の３枚の写真は、２年生の出し物の場面です。『パプリカ』を披露しました。曲の途中、全校にも呼びかけ、みんなで体育館いっぱいに広がり踊りました。その後、アサガオの種を１年生にプレゼントしました。昨年、自分たちが生活科で育て、観察しタネをとったものです。メッセージも添え１年生に渡しました。

　次は、３年生の出し物：全校ゲーム『似顔絵リレー』
　縦割り班でチームを組みました。３年生が持っている風船に１年生の佐藤担任の絵を描きました。どの班も特徴をとらえ、上手にお描いていました。あちらこちらで楽しい笑いが起きていました。

　６年生に伴われての入場。手をつないでというわけにはいきませんが、仲良く一緒に入場しました。

　最初の出し物は、４年生と５年生合同のダンス。３月までは複式学級で同じクラスだった子どもたちです。ボンボンドリームの曲に乗ってのキレキレのダンスを披露してくれました。その後、曲に合わせて、１年生の好きなことや得意なことを発表しました。１年生は、踊りの上手さにびっくり。そして自分の名前が呼ばれたうえに好きなものを発表してもらい、嬉しそうでした。

全校放送で、子どもたち次のことを話しました。

　明日から５月１０日まで、長岡の全部の学校がお休みになります。理由は、新型コロナウイルスの感せんがこれ以上広がらないためです。人の命を守るためです。そのために、１．せっけんを使い、こまめに手洗いをしましょう。
２．毎朝、熱をはかりましょう。
３．「３密」（かん気の悪い所、人が集まる所、近くで会話をする場面）を避けましょう。
４．よく寝て、三食食べて、運動もしましょう。この４つをしっかり守ってください。
　
　そして、ぜひおねがいしたいことがあります。今回の休みの間、いつもの休み以上に自分で考え行動する習かんをつけてください。例えば外から帰ったら進んで手洗いをするとか、少しせきが出るから早く寝ようとか、健康を考えて行動する。お父さんやお母さんもいそがしいです。勉強も手伝いも、言われてするのではなく自分から進んでやる。例えば、自分は計算が得意だから時間を計ってみようとか、お風呂をわかしておくとか、自分や家族のためにどのように過ごせばよいかを考えて行動してください。

　今回のことは、みなさんが大人になった時まで語りつがれる大きなできごとです。不便だった自分の生活、使命感をもち命がけで働いている大人の方がいること、自分やまわりで起きていることを心にとめておいてください。そして考えたこと、不安なことをおうちの方に話してください。それらがすべて、みなさんが大人になり自分で生活するようになったときに発揮される大きな力になります。
　
５月１１日にまた、元気に登校してください。待っています。


【話題を変えます】
　　本日、『ようこそ１年生集会』がありました。心のこもった、とっても楽しい集会でした。各担任とも、学級だよりに掲載する時間がありませんのでホームページでお伝えします。記事アップの日時を予約するの操作方法を覚えましたので、明日から何日かに分けてやってみます。

　宮本小は自校給食、２名の調理員さんが心をこめて作ってくださり、「あちち」というほど温かなままで教室に運ばれます。おいしいです。とってもおいしいです。
　
宮本小の給食のもう一つの特徴は、食後、子どもたちが食器を片付けに来て、大きな声で、「ごちそうさまでした。今日もおいしかったです。全部おいしかったです・・・。」と口々に感謝の言葉を述べることです。聞いていてとても気持ちが良いです。

　検食のため、子どもたちより早く給食をいただいた私、調理員さんに述べた感謝は、「今日もおいしくいただきました。特にタケノコがおいしかったです。旬のものをいただき、季節を感じました。来週からさみしいです・・・」でした！

　一番最初の探検場所は職員室。コピーや印刷機、机の上のパソコンに興味津々でした。窓からグラウンドが見えることを発見し、身を乗り出して見ていました。
次は校長室。ソファに座りながらキョロキョロ、本棚にある卒業アルバムを発見し友達と一緒にページをめくっていました。「皆さんのお父さんお母さんも写っているかもしれないよ」と私が言うと、「今日は時間がないけど今度また見に来ていいですか」と聞いてくれる女子がいました。その後、普段は開けない耐火書庫を開け、１００年以上前に書かれ、難しい漢字がいっぱい書かれた書類をちょっぴり見てもらいました。

　昨日の昼休み、教室はがらんとしていました。あいにくの雨、グラウンドは使えませんでしたが、ほぼ全員が体育館にいました。姿が見えない数人は、委員会の仕事をしていました。
　子どもたちに大人気の遊びは、のぼり綱です。綱の準備をしたら、別の遊びをしていた子も皆寄ってきて、のぼり綱に挑戦し始めました。てっぺんまで行けたのは６年生の女子１人でした。数人は真ん中くらいまでのぼることができました。ぶら下がることも難しい子もいました。握力、筋持久力、空間の位置感覚などがつく器具です。楽しみながら鍛えてほしいです。

　今週は今日のみ曇り、それ以外は雨の予報が出ています。今日は全学年とも体育でグラウンドに出て、５０ｍ走の記録どりをしました。走力をもとに赤組、白組を決めます。

　２５日からの臨時休校が決まりました。だからこそ今週は、一人ひとりの子どもたちが、学校で一生懸命に学び、元気いっぱい遊ぶ、そんな１週間にしたいと考えています。

　授業中、私がいつおじゃましても、１年生はしっかり先生の話を聞いています。お行儀もよいです。どの子に聞いても「学校は楽しい」「勉強はおもしろい」と言ってくれます。佐藤担任に聞いたところ、今週から、少しずつ書く宿題も出るそうです。
２０分休みになると、一目散に体育館やグラウンドに行き遊ぶ姿が印象的です。草むらでカエルをさがしているいる男子グループ、グラウンドに顔の絵を描き桜の花びらで目をつくっている女子など、夢中に遊んでいます。そして時間になる声を掛け合い、教室に戻って行きます。

『１年生の学年だより』にこんなの記事がありましたので紹介します！
　
　『道徳』ってなあに
　先日道徳の学習をしました。授業前、教科書をぺらぺらめくって、赤ちゃんの写真や虫の写真に歓声を上げている１年生が何人かいました。「生きているものと生きていないものの違いはなあに」と聴くと「うごくもの」「いのちがあるもの」「成長するもの」だそうです。では、「心があるのは？」と聴くと「生きていても、生きていなくても心がある。」と答えました。「道徳は、その心の勉強だよ」と話すと最後に「優しい１年生になりたい」という話になりました。とても純粋な１年生にびっくりしました。ご家庭の愛情につつまれて成長してきたことがうかがえました。

　本日発行の６年生の学年だよりの内容が素敵なのでそのまま載せます。

・・・・・昨年度の２月末、突然休校が決まり「６年生を送る会」「卒業式」という大きな節目を経験せず最高学年に進級しました。「５年生」と「６年生」は、同じ高学年ですが、責任の重さとやるべきことが全く違います。「６年生を送る会」で学んで欲しかった企画・運営力、味わって欲しかった達成感。これらを経験せず進級してしまったので、「６年生としての自覚」がもてているかなあと担任として、若干の不安を抱いたまま新年度を迎えました。しかし、入学式やさわらび班の顔合わせ会などここまでの様子を見ると、いらない心配だったことが分かりました！１年生に話しかけるとき、しゃがんで目線を合わせていたり、「昼休みに１年生とおにごっこをします！」などと、うれしそうに話していたり、「6年生としての自覚」が育っていることをうれしく感じました。また、学習や委員会活動、町内さわらび会でも、司会に立候補したり、自分の意見を積極的に言おうとしたり、「あれ、なんか雰囲気が変わった？」と、感じています。・・・・・

昨日までは、「２５日の授業参観は実施します。」と言っていたのに、前言を翻さなくてはいけなくなり申し訳ありません。
現在、宮本小が判断の基準としているのは、国が示した「５月６日までを緊急事態の期間とする」ことです。そこまでは、保護者も含め校外から来校される方にはご遠慮いただき、その中で３密を防いで学習活動を行うことです。
その期間が過ぎ、コロナの波が少しずつでも沈静化してほしいです。ご心配をおかけしますがよろしくお願いいたします。

　先ほど『学習参観と運動会について』についてホームページにアップした直後、職員から「緊急事態宣言が出るかもしれません。」との情報を聞きました。刻々と変わっていく状況に多少驚いていますが、一方で冷静に受け止めてもいます。学校としてできることを丁寧にやっていくことに変わりはありません。明日にはまた方向が見えているはずです。

県立高校の一斉休校が始まり、いつ長岡にも感染の波が来るかもしれないという危機感を持っています。毎日の健康チェックや手洗いの励行、「３密」の防止など、今まで以上に感染防止の対策をとっていきます。一方でそんな時だからこそ、実施する教育活動の意義や子どもに付けたい力を明確にし、活動の方針を決め、内容変更や中止の判断をし、保護者の方にお伝えすることが大切と考えます。

本日、お子さんを通して『学校行事等の変更についてのお知らせ』をお配りしましたのでご確認ください。『学習参観』は、入学したお子さんの様子、進級して新しくなったクラスなどを是非見てほしい行事です。学年懇談やPTA総会は中止し、公開する授業を５限（１〜４年）、６限（５・６年）とし、３密を少しでも緩和します。

運動会も、保護者の方に我が子の頑張りを見ていただきたい大事な行事ですし、リーダー性や責任感、連帯感や所属感を培うというねらいがあります。午前のみの実施で種目も削減しますが、春に行うことに大きな意義をもっています。

　中止する活動も記しましたし、土壇場で変更になることも十分に考えられます。ご理解をいただきたいと思いますし、ご意見やご心配な点などの声を寄せてください。

　子どもたちが元気に登校し、一生懸命に勉強したり思い切り遊んだりする。おいしい給食をいただき、元気に帰宅する。こんな当たり前の日常が続くことが何よりの願いです。
　
話題をかえます。
この春、宮本小を卒業し中学校に入学した男子生徒が、朝、校門前に立っている私に、元気いっぱい「おはようございます」と自分からあいさつしてくれます。小学生の時より大きな声です。「勉強が大変です。」とは言っていましたが張り切って中学生活を送っていることが伺えました。朝からうれしくなりました。
　
　話題をかえます。
コロナウイルスの関係で、４月いっぱい児童館が閉鎖になりました。加えて、宮本地区周辺ではクマやイノシシの目撃情報がありました。子どもたちの下校を心配していたら、祖父母の方々が率先して下校時に引率する役を引き受けてくださいました。多くの方がおいでくださいました。本当にありがたいことです。

写真のストーブは『ポット式ストーブ』と言います。燃料は灯油、煙突も付いています。来校する方がこのストーブを見ると、「自分が小学生の頃はこれでした。懐かしいなあ。けれどまだこんなストーブがあるんですねえ。」と一様に驚かれます。現在このストーブを使っている学校はほとんどなくなってしまいましたが、宮本小では現役選手です。昨日、業者の方が来校し、煙突やストーブの取り外し作業を行いました。春が来たということでしょう。
　
今日は少し寒かったですが、昼休みに体育館に行くと、今日も元気に子どもたちが遊んでいました。３０人くらいでドッチボールをしていました。１年生も２年生も３年生も４年生も５年生も６年生もいました。子ども同士の距離が少し近い感じはありますが、６年生の子どもたちは、近づきすぎない配慮もしていました。
　
　子どもたちと遊んだ後に教室を回ってみました。１年生の教室に行くと、一生懸命に掃除をしている２名がいました。あまり一生懸命にやっていたので声をかけるのをためらいました。とてもかわいかったです。

春休みから始まった補修が完了しました。薄くて消えかけていた『宮本小学校』の文字もしっかり力強く入りました。校門が出来た昭和１６年以来初めての修理だったと思います。これからも長く子どもたちを見守ってくれることでしょう。
【ここでクイズです】
多くの学校の校門は、左右どちらかの門だけに校名の表札があり、もう一方には表札がない場合が多いそうです。なぜ宮本小には左右両方に同じ表札があるのでしょう。
【答え】
新学制発令に伴い、昭和２２年、現在の宮本小の敷地内には宮本中学校がつくられました。だから一方の校門には『宮本小学校』、もう一方には『宮本中学校』と記されていたようです。ちなみに宮本中学校は昭和６０年、大積中学校と統合し青葉台中学校が誕生しました。

話題は変わりますが、昼休みの体育館では４０人くらいの子どもたちが鬼ごっこをしていました。全校が５４名ですから、割合はかなり高いです。そこには1年生も２年生も３年生も４年生も５年生も６年生もいました。元気いっぱい遊んでいました。

　コロナウイルスのために休校になり、３月に行うはずだった授業が出来なかった学習があります。昨年度の３・４年生複式学級の理科がそうです。４月に進級し、別々のクラスになったわけですが、３時間の理科授業は前年度のクラスにもどし実施しました。班での話し合いをさせたい場面もありますがそれはさせず、その分、各自の観察をじっくりさせました。
　声を出す場面が多い音楽や英語、走ることが多い体育などで、状況に応じてマスクを外して学習する場面はあります。現状を踏まえ、試行錯誤しながらの授業づくりを行っています。

　子どもたちは、久しぶりに学校で１週間過ごしました。疲れていることと思います、特に１年生は。週末ゆっくりと体を休め、月曜日にまた元気に登校してください。

子どもたちがマスクをしていると表情が見えづらく、あいさつの声も小さくなりがちです。そんななか、毎朝、横断歩道の向こうから、大きな声で「おはようございます」とあいさつしてくれる兄弟がいます。私もつられて大きな声が出ます。たとえ大きな声が出なくても、どの子も私としっかり目を合わせてあいさつをしてくれます。
　
　今日は、たてわりグループ（さわらび班）の顔合わせ会がありました。班ごとに大きな円をつくり、自己紹介や集合写真を撮りました。上級生はすぐに１年生の名前を覚えました。１年生もしっかり覚えようとがんばっていました。
　　
休み時間や昼休みに、体育館やグラウンドに飛び出して来て遊ぶ子どもたちの様子は皆楽しそうです。グラウンドではブランコやうんてい、体育館ではドッジボールやバスケ、ボール遊びなどに興じていました。子どもたちなりに、人とあまりくっついちゃいけないと思っているようでした。

　１年生の子どもたちは元気に登校してくれました。小学校の校舎は広く、初めは戸惑いはあったと思いますが、自分で教室に行き、自分で学習準備をしていました。話の聞き方も大変上手でした。満開の桜の下でのクラス写真、初めての給食、密度の濃い一日を過ごし、１３時半に下校しました。疲れたことでしょう。明日も元気に登校してくれることと思います。
　上級生の子どもたちも、しっかりお世話をしてくれました

　地域の方々に見守られての登校、新しい教科書が配付されての学習準備、新１年生を迎えて全校児童がそろっての活動、日常の学校生活が当たり前に続いてほしいと切に願います。
　始業式では、子どもたちに次の話をしました。「ここにいるすべての子が楽しいと感じる学校をみんなで創りたいです。楽しいと感じる学校には、優しい友達や仲のよい友達がおり、認め励まし勉強を教えてくれる先生がいます。居心地がよく安心できる学級があります。そんな学校や学級の友達となら何をやっても楽しいだろうし、少しくらい嫌なことがあっても乗り越えられるのではないでしょうか。そんな友達関係や学級をここにいるみんなと創っていきましょう。」と。

　高学年の子どもたちと職員で入学式準備をしました。会場づくり、1年生教室や廊下の飾りつけ、校舎の掃除など、一生懸命にやってくれました。さすがです！

　新型コロナウイルスの感染拡大が続いているなかでの新学期です。子どもたちの安全を
最優先に考え、密閉・密集・密接にならぬよう細心の注意を払います。その一方で学校とは、友達や職員など人と人との関わりから学ぶ場でもあります。色々な状況を見極め、今何が子どもにとって大切なのかを判断し実践していきます。