北中学校の学校の様子をお知らせします。
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4月11日(火)

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<全校朝会>(体育館にある校歌の額左写真)
 全校朝会で整列した姿がとても立派でしたし、あいさつの仕方も気持ちがこもっており大変よかったです。北中の全校朝会は、校歌斉唱から始まります。その後、校長から話がありましたので紹介します。

【校長講話(要点)】
1年生のみなさん、1日も早く北中での生活に慣れてください。私は、昨日の生徒会歓迎会は2・3年生の一生懸命に取り組む姿を見て、心のこもった素晴らしい会だったと感動しました。2・3年生に感謝します。ありがとうございました。
 話は変わりますが、畳の外側にへりといって黒っぽい布でできた部分があり、幅が2、5cmあります。畳は隙間がないように合わさっていますので、同じ向きに並べた畳の間には幅が5cmの黒い線ができます。この線の上をはずれないよう歩きなさいと言われれば、みなさんは誰でも歩けると思います。ところが、この5cmの幅の回りが深い谷底だったらどうでしょうか。想像してみてください。たとえ深さ1mだとしても足がすくんで渡れない人が多いのではないでしょか。仮に渡り始めても、「落ちてはいけない」「落ちたらどうしよう」という思いが強くなり、それが、平らな畳の上ならできることが、私たちの運動神経や平衡感覚を狂わせ、不幸な結果につながるのです。
 この話は一見なんでもない、当たり前のことのようですが、実は大変な教えが含まれています。
 例えば、7日の入学式の式辞でも少し話した内容になりますが、授業中に君たちが発言しようと思った時のことを考えてみましょう。発言をするかしないかは、もちろん本人のやる気があるかないかに一番大きく左右されます。しかし、それだけではありません。「間違うとバカにされる」「何カッコつけていると陰口を言われる」こんなクラスでは、今話した畳の話の谷底はどんどん深く感じ、普通の人はとても渡れません。発言できません。しかし、一方で「間違ってもはずかしくない」「いつでもみんなが助けてくれる」こんなクラスや集団であれば、深い谷の上を渡るどころか、平らな畳のへりを渡るように誰もが気軽に発言できます。
 私は、学校生活全てが今例に挙げた、周りが深い谷でなく安心できる場であるべきだと思います。そのためには、安心して楽しく笑顔で過ごせる学校を、みなさん一人一人が意識して生活することが大切と考えています。仮に思いやりの心が自分には欠けていると思う人は、今から自分の言動を改善していきましょう。特に中学生の時は、誰もが今ある自分を良い方向に変えて、成長できる時期です。そして、授業中だけでなく日常の学校生活のどんな時でも「畳のへり」を平らな畳の上で渡るような気持ちで、誰もがいろんなことに挑戦できる出番のあるクラスや集団にしていきましょう。

<身体測定(写真中央)>
 3・4時間目は身体測定でした。身長の全国平均では、男子は中学3年間で13.2cm身長が伸び、女子は4.7cm伸びるというデータがあります。男子の中には20cm以上伸びる人もいます。これは、男女の性差もありますが、男子が中学校から成長期に入るのに対して、小学校で成長期が始まった女子は、成長期が終わる時期に来ているからでもあります。身長を伸ばすには、身長が一番伸びる成長期に、しっかりと必要な栄養素をバランスよく摂取し、睡眠時間をしっかり確保することが重要になるので、皆さんの中学時代はとても大切な時期となります。「早寝・早起き・朝ご飯」を確実に実施しましょう。

<今日の給食(写真右)>
 (献立:ごはん、車麩の揚げ煮、きりざい、実だくさん汁、牛乳)
 今日は新潟ならではの郷土料理をたくさん取り入れた献立です。車麩は新潟では当たり前のように食べられている食材ですが、他の県ではあまり見かけることのない新潟の名産品です。見かけとは違い、肉や魚と同じタンパク質がとても豊富なので筋肉や血液を作るのに役立ちます。どんな味付けでも合いやすいので、今日の給食のように揚げ煮にしたり、ステーキ、含め煮、スイーツなどいろいろ使うことができます。みなさんも使ってみましょう。

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