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伝統工芸体験「蒔絵」

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 11月10日(火)に、蒔絵体験を行いました。講師は、伝統工芸士の目黒秀平様他2名の講師の皆様が上塩小学校にやってきました。先週も目黒様からご来校いただき、蒔絵の歴史や漆などについて、学びました。特に、新潟県の伝統工芸品は16品目と京都、東京についで、全国で3位と新潟県は伝統工芸でも全国トップクラスということも知ることができました。また、伝統工芸士の目黒様は、40年ほど前に自分が継がなければ、絶えてしまうと思い、この世界に飛び込んだそうです。
 さて、子どもたちは、アイデアを凝らした作品を事前に準備をし、本日を迎えました。合成漆を下絵に付け、付けた合成漆をお盆にヘラでくっつけると、うっすらお盆に合成漆が付き、これが接着剤となります。ここからが蒔絵の真骨頂。鮮やかな色の粉末を合成漆の近くに蒔き、少しずつ筆で粉末を合成漆の上に動かしていくと、その部分だけに色が付きました。子どもたちは真剣なまなざしで作品を仕上げていました。
 目黒様は、「伝統工芸品は使うにつれ、輝きを増しますが、使い続けて、例え輝きがなくなっても、また修復することで輝きが蘇るというものです。」と教えてくださいました。そして、最後に、「人が作ったものを使って暮らしてみるということを大切にしてほしいと思います。」とまとめてくださいました。
 上塩小学校では、「シリーズ 地域が学校」として、上塩谷地区の皆様からたくさんの学びをいただいております。今回の蒔絵は長岡の伝統工芸という更に広くふるさとを捉え、長岡ってたくさんいいものがあることを実感してもらえたと考えています。
 全学年の子どもたちに丁寧なご指導をいただきました。そして、全員が完成させることができました。心より感謝申し上げます。

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