はかなくも心温まる 雪の芸術

 昨日・今日と、1年生が学校の前庭で、図工の学習「たくさんの雪、いろんな形の入れ物と色水で、なにができるかな」に取り組みました。入れ物の型に雪を詰めて色水で着色し、積んだり、並べたりする造形遊びを楽しむのです。
 昨日も今日も雪が降っていたのですが、よほど活動が楽しいのでしょう。みんな、歓声を上げて前庭に出ていきました。「そうだ!」とよいことを思いついて試し、うまくいくと仲間にも声をかけて数を増やしたり、どんどん積み上げてみたり。仲間と力を合わせると、また新しい思いつきも出てきました。
 私が出張に出かけるために前庭を横切る時、1年生たちがうれしくてたまらない様子で、今作っているものを教えてくれました。「出張から帰ってきた時、何ができたか見るのが楽しみだね。」「お楽しみに。行ってらっしゃ〜い。」
 出張から戻ると、カラフルな活動の跡がすてきな作品となって残っていました。ずっと降り続いていた雪が作品の上にも積もり、色が消えかかっているところもありました。冷たい雪の中に埋もれていくはかなさと、ほっこりと心温まる色が感動的でした。

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