昔の人の知恵を体験 〜5年生 縄ない〜

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 5年生の米作りにかかわる学習は多角的です。機械に頼らない脱穀・もみすりの体験や、それでできた米と精米機を通した米との食べ比べ。そして、縄文時代には米作りがあったかどうかはさておき、大昔の煮炊きに使ったといわれる土器づくりへの挑戦。そして、今日は、縄ないに挑戦しました。
 稲わらをまず臼と杵で打って柔らかくし、下準備。それから、地域の縄ないのできる先生からおいでいただき、熟練の技を伝授していただきました。先生の両手で手際よくなう様子に、見ていた子どもたちも安心したようでしたが、やってみると難しい。最初は、全く縄がよれなかったり、全然太さの違う縄になったりと大苦戦しました。それでも授業の終盤には、大分手つきもよくなり、よい感じの縄になりました。次回は、わらじづくりに挑戦する予定です。
 世界でだれが最初にわらが丈夫な縄になることを見つけたんだろう?子どもが草相撲ならぬわら相撲をやっていて、最強わらを工夫する中でたどり着いたのかな?それを見た大人が「これは使える」と縄やわらじづくりへと発展させたのかな?米収穫後のわらも無駄にしない昔の人の知恵に、ロマンも感じました。

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