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新年を迎える準備はOK?その7

<鏡餅の役割は?>
 年神様は、新しい年の幸福や恵みとともに、私たちに「魂」を分けてくださると考えられてきました。
 「魂ってなに?」と思うかもしれませんが、「魂」とは、私たちの生きる力、気力のようなものと考えてよいでしょう。

 では、どうやって年神様から「魂」を分けていただくのでしょう?
 実は、年神様の「御魂」(みたま)は、年神様が依りつく鏡餅に宿るとされ、この鏡餅の餅玉を分けていただくことで「魂」をいただいたんです。
 その年の魂となる「年魂」をあらわす餅玉は、家長が家族に「御年魂」「御年玉」として分け与えました。これがお年玉のルーツで、玉には「魂」という意味があります。

 そして、いただいた「魂」を体内に取り込むための料理が「雑煮」です。ですから、お雑煮には必ず餅が入っており、お雑煮を食べないと正月を迎えた気がしないというのも当然なのです。
 また、年神様に毎年分けていただく「魂」の数を数えれば年齢になります。母親のお腹の中にいるときにすでに魂があるから誕生時は1歳で、その後は元旦がくるたびにみんな一斉に年をとりました。それが「数え年」です。

 さらに、鏡餅には「歯固め」という意味もありました。丈夫な歯の持ち主は何でも食べられ、健康で長生きできます。そこで、新年の健康と良運とさらなる長寿を願う行事を「歯固め」といい、固くなった鏡餅を食べました。
 現在の鏡開きが「歯固め」の儀式にあたります。そういえば、「年齢」という言葉にも歯の字が含まれていますね。
 
 では、鏡餅はなぜ丸いの?→15分後に紹介します。
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