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4年生 今週の道徳「花を咲かせた水がめの話」(保護者の感想)その5

<あらすじ>
 昔インドに水くみの仕事をしている男がいた。男は水がめを左右の肩に担いで、ご主人様の家へ運んでいた。
 しかし家に着くと、左の水がめ水はいつも半分に減っている。ひびが入っているからだ。右の水がめは、日々は入っておらず、水をいっぱいに蓄え得意げである。
 そこで、左の水がめは、水くみの男に言った。「私なんかいたってしょうがない。壊してください。」と、何度も訴えた。
 ある日、その男は丘のてっぺんに着いた途端、言った。「ごらん!道のどっち側に花が咲いているかな?」と。
 ひび割れた左側の水がめは、きらきらと輝く花道を見渡しながら、「自分は、少しでも役立っていたのか!」という喜びでいっぱいになった。

保護者E:インドにこんな素敵な民話があるとは、知りませんでした。興味深く読みました。
 大人になっても、周囲の人と比べて、ひどく落ち込むことがあります。でも、若い頃よりもいい意味で、開き直れるというか、自分を認めてねぎらうことが出来るようになったように思います。
 この民話が訴えているように、一人一人それぞれが出来ること、役立っていることがあるはず…。だから、自分はダメだと思っても塞(ふさぎ)こむことはない。
 個が尊重される時代の今、子供たちには、人と切磋琢磨しながらも、その人のよさを認め、そして一番大切な自分を認められる人になって欲しいと思います。
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