豊口先生来校 その2小冊子のシリーズ2の「疎開した銃後少年」から、豊口先生が小学生時代に経験した戦争中の生活のお話、そして、その後経験した戦災孤児たちのお話。 さらに、別府温泉にリハビリテーションの施設を作り、「パラリンピック」の創始者、中村様のお話、等々、様々な貴重なお話を聞かせていただきました。 その中で、戦後「日本を復興させなければならない」と立ち上がった、戦争経験者の皆さんの手で、日本は大きく復興することができたこと。 豊口先生が「大阪万国博覧会」を堺屋太一さんとともに創り上げたお話。 つくば万博で日本が提唱したことが、世界から尊敬を集めたお話。 等、どれも貴重なお話ばかりでした。 87歳というお年であるにもかかわらず、用意したイスに座られることもなく、子どもたちに、立って、時には身振りも加えてお話される姿は、とても若々しく、お話の内容と共に、驚くばかりでした。 子どもたちが書いた礼状から、少しご紹介します。 「…豊口先生のお話を聞いて、心に残ったことは『夢』が大切だということです。私は『自分の将来なりたい夢がないと大変になってしまう。』と(豊口先生が)言っていたので、私も自分の将来の夢を大切に、一歩一歩進んでいけるように頑張りたいと思いました。…」 子どもたちの記憶に、1つでも2つでも残るものがあればいいなあと思いながら、お話をお聞きしました。 最後は、予定していなかった「サインタイム」となりました。 気さくな豊口先生のお人柄から、子どもたちとの楽しい交流の時間が生まれました。 豊口先生、おいでいただき本当にありがとうございました。 これからも、多くの子どもたちに「夢」の大切さを伝えていってください。 そして、ずっとずっとお元気でお過ごしください。 時には、長岡にお越しください。子どもたちともどもお待ちしております。 |