小国和紙生産組合の方々からお越しいただき、地域の伝統工芸である「和紙作り」に取り組みました。子どもたちは、普段何気なく使っている紙がどのようにして作られているのか、その工程と素材の特徴を肌で感じ、日本の伝統文化の奥深さに触れる貴重な時間を過ごしました。
　原料となる楮（こうぞ）について学び、その強さや柔らかな質感が、丈夫で美しい和紙の秘密であることを知りました。そして、紙漉き体験では、水に溶いた原料を揺らし、繊維を均一に重ねていく作業に挑戦しました。
今回の体験は、単に和紙を作る技術を学ぶだけでなく、「ものづくりの楽しさ」と「伝統を受け継ぐことの大切さ」を実感する機会となりました。

　家庭科「献立を工夫して」の学習では、栄養バランスを考えた献立作りに挑戦しています。栄養教諭から、毎日おいしく食べている給食の献立をどのように考えているのかなどを教えてもらいました。また、旬の食材を使ったり、彩りも考えたりするとよいことも学びました。子どもたちが考えた献立は３月の給食に採用される予定です。
　調理実習では、ジャーマンポテトを調理しました。野菜を手際よく洗い、皮をむいている姿を見ていると、５年生からの成長が感じられました。上手にゆでたり炒めたりすることができるようになり、最後は、みんなでおいしくいただきました。

　社会科と理科の校外学習で、新潟県庁と県立自然科学館へ行きました。県庁では、県民の生活を支える様々な役割や、職員の方々がどのような思いで仕事に取り組んでいるかを学びました。私たちの暮らしがどのように成り立っているのかを実感することができました。自然科学館では、理科で学習した星の様子について、プラネタリウムの美しい映像を通して深く学ぶことができました。また、様々な展示物を見たり触れたりして楽しみました。今回の校外学習で得た多くの知識と経験を、今後の学習に生かしていきます。