バトンタッチ

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 4日(木)早朝、選挙管理委員の生徒が登校し、校内に入りました。時計を見ると7時15分。この日は柏友会役員投票日となっていたため、特別に早く集まったそうです。
 前日の立会演説会を踏まえて、生徒は、誰に投票するかを一晩考えました。学年ごとに定められた会場に、生徒は投票に向かいました。国会議員や市長等を決める一般的な選挙と同じように、厳かな雰囲気の中で投票を行いました。
 夕方、選挙管理委員が集計を行い、新たな生徒会長及び副会長が決定しました。そして、本日、投票結果が全校へ周知されました。今後、1月(冬休み明け初日)に認証式を行い、バトンタッチとなる予定です。学校をリードしていくのは大変なことですが、自分たちのカラーを出しながら学校をよりよくしていこうとする姿勢や心意気がすばらしいと感じます。エールを送りながら見守っていきます。

貴重な一票を

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 本日、オープンスクールを実施しました。また、6限には柏友会役員選挙に係る立会演説会を行いました。
 今回、生徒会長、副会長に立候補したのは、合わせて4名。コミュニケーション能力やリーダーシップ、優しさ、人望の厚さ、広い視野等、一人一人が特長をもった優秀な生徒たちです。全校生徒と保護者が見守る中、それぞれの責任者と共にステージ上で演説を行いました。
 4人の候補者は、自分が感じている学校生活の課題や理想から、「委員会のコラボレーション」「生徒会だよりの発行」「学年間交流の増加」「行事のアップグレード」「柏友会規約の改正」「意見箱の設置」「部活動の活性化」など、それぞれの公約を掲げ、具体的な取組について話しました。聴いている生徒たちは、演説に真剣に耳を傾けました。演説の最後には、4人から「貴重な一票を私に!」という熱いメッセージが送られました。
 選挙投票日は明日の朝です。本日の演説を聴いて、誰に投票するかを自分で考え、判断し、投票することになります。どの候補者を選んでも、よりよい学校生活を築いていくことと思います。じっくり考えて、明日、貴重な一票を投じてもらいたいと思います。

絶対にしない!〜薬物乱用防止教室で学んだこと〜

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 11月28日(金)、学校薬剤師様をお招きし、3年生が薬物乱用防止教室に取り組みました。
 生徒は、身近にあるたばこや酒には依存性があることや、ノンアルコール飲料にも微量のアルコール分が含まれているものがあることを学びました。また、薬物による身体への影響や脳が破壊されることを理解しました。

 薬物乱用防止教室を通して、生徒は次のような感想をもちました。
「薬自体は病気の治りをサポートする存在なのに、用途用法を守らないと人体にとって危険であることが驚きでした。」
「たばこ・酒は、ゲートウェイドラッグ(入門薬物)になることや、違法薬物には違う呼び方があることなどを知り、もっと気を付けようと思いました。」
「今後の生活では、どんな人にどんな言葉を言われても、きっぱり断り(いかない・見ない・聞かない・触らない)、自分自身を大切にししていきたいです。」
「イライラしたり気持ちが落ち込んだりしても薬物を乱用することがないよう、家族や友達との会話を大切にしていきたいです。」

 このように、すばらしい気付きや考えがありました。この時間は、生徒一人一人の今後の人生にとっても有意味な時間となったようです。もしかしたら、今後、薬物乱用の場面に遭遇することもあるかも知れません。その時に、「絶対にしない!」ときっぱりと断れるよう、卒業までに生徒の判断力を育てていくことが重要だと感じています。

勝負の1週間

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 本日で11月の登校日が終わります。それに伴い、今年度も残すところあと4か月となります。当校では、来年度の新体制を築く動きが始まっています。
 これまで学校をリードしてきた3年生に代わり、1・2年生が新体制を築いていきます。先日、来年度に向けて新柏友会役員の立候補を募った結果、2年生4名の立候補がありました。校内の掲示板には、立候補者のポスターが貼られており、一人一人の個性がさっそく表れています。また、今朝から立候補者とその支援者が生徒玄関に立ち、選挙活動を始めました。さらに、お昼には放送演説も行いました。昼休みには立候補者の放送演説について話題にしている生徒もいて、さっそく関心を集めているようです。
 12月3日(水)にはオープンスクールを実施し、6限に立会演説会を行う予定です。どんな学校にしていきたいのか、そして、どのような公約で全校を惹きつけるのかに注目が集まります。4日(木)朝に選挙投票を行い、5日(金)朝には結果発表の予定です。誰が当選するのか、どんな学校を築いていこうとするのか、とても楽しみです。いよいよ勝負の1週間を迎えます。

健康課題を改善するために〜学校保健委員会〜

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 26日(水)、17:30より学校保健委員会を行いました。当校の生徒の健康課題を明らかにし、その改善策を検討するための会です。学校歯科医様、PTA正副会長の皆様、そして、職員で当校の生徒の健康に関する実態を把握した上で、改善策について話し合いました。
 これまでの健康診断や歯科検診、給食に関するアンケート、体力テストの結果から、当校生徒の健康課題について、養護教諭や体育主任が説明を行いました。全体的には、県や市よりも身長が高い反面、やせ型が多い傾向にあることや、虫歯は少ないが歯肉炎に問題を抱える生徒が増加傾向にあること、体力的には高いか低いかの両極端に分布していることなどがわかりました。また、PTA正副会長の皆様からの話では、就寝時刻が遅くなる傾向にあることなどが話題にあがりました。
 そこで、就寝時刻が遅くなっていることについて話し合ったところ、「大人(親)のかかわり方が重要である」こと、「根気強く子どもとじっくり話し合う」ことが重要であるとの結論に至りました。
 思春期を迎えた子どもたちですので、なかなか大人(親)の言うとおりにいかないのは、多くの家庭が同様ではないかと考えます。子どもとじっくり向き合い、大人(親)として、「子どもの将来を共に考え、話し合う」こと、「あなたのことを心配している」というメッセージを送り続けること、そして、「信じて待つ」ことが大切であると、参会者で確認し合ったところです。
 子どもたちの健康課題を改善するため、保護者の皆様、ぜひご協力をお願いいたします。

「苦種生甘実(苦種は甘実を生む)」〜最優秀賞受賞!〜

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 郵便局の父である前島密は、「苦種生甘実(苦種は甘実を生む)」という言葉を残しました。「苦い種から甘い実ができるように、様々な苦難を乗り越えて人は成長する」という意味です。

 閑話休題。当校には整美委員会があります。主に、中庭や校庭の花壇の管理を行っています。年度当初に畑を耕して肥料をまくところから始め、花の苗植えや水遣り、草取り等の管理に取り組んできました。6月半ばには、花いっぱいコンクールの審査員や指導者から現地アドバイスを受け、「コンクールで優勝するためにはどうしたらよいか」を考えながら、花の世話に努めてきました。その結果、第30回長岡市花いっぱいコンクールにおいて、最優秀賞を受賞しました。
 22日(土)、アオーレ長岡で行われた表彰式に整美委員会の正副委員長が参加しました。名誉なことに、当日の司会も任せていただくことになりました。生徒は、「緊張する〜。」としながらも、入念に原稿をチェックし、大役をしっかり務めることができました。
 表彰台に登った代表生徒は、賞状を受け取ると、「嬉しい!」と満面の笑みを浮かべました。これまでがんばった成果や苦労の過程を評価していただき、充実感でいっぱいだったのだと思います。正に「苦種生甘実」です。
 表彰を受けた代表生徒の中には、長岡農業高校を志望している生徒がいます。「高校でも、最優秀賞を目指したい!」と早くも将来を見据えているようです。委員会活動や花いっぱいコンクールがそのきっかけになっているとしたら、これほど嬉しいことはありません。基幹的農業従事者は、2050年までに約100万人減少し36万人となる推計が出ていますが、目標をもってがんばる有望な若者が育っていることを頼もしく思います。

いろいろな木彫技法を学ぶ

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 11月中旬ですが、今週は雪がちらつきました。場所によっては道路に積もっていたようです。冬の足音が着々と近づいています。
 冬の美術と言えば、彫刻刀を使った作品作りです。小学校では木版画が主流ですが、当校の2年生は彫刻刀を使って模様を彫り、オリジナルの鍋敷きを制作します。現在は、彫刻刀を使って様々な木彫技法の練習に取り組んでいます。
 「薬研(やげん)彫り」「浮き彫り」「菱合い彫り」「かまぼこ彫り」等の技法を理解し、どんな模様にし、どんな彫り方をするかを考えていきます。あるクラスでは、薬研彫りにチャレンジしているところです。初めはなかなか上手くいきませんでしたが、回を重ねるごとに上手に彫れるようになってきました。手応えを感じた生徒も多く、さらに上手に彫れるよう意欲的に取り組んでいます。作業の速い生徒は、浮き彫りや菱合い彫りにチャレンジしています。
 楽しく自分が納得のいく作品作りができるよう、指導・支援していきます。

伝統を引き継いで

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 朝7時半前に1・2年生の生徒玄関に並ぶ生徒が多くなりました。中間テストが終わり、新生・吹奏楽部の1・2年生が自主的な朝練習を再始動しました。これまでリードしてきた3年生の後ろ姿を見て学んできたからと考えます。
 14日(金)には、3送会を行い、これまでお世話になった3年生との時間を過ごしました。短い時間の中でしたが、お互いに感謝の気持ちを述べたり、一緒にゲームを楽しんだりして、吹奏楽部みんなで過ごす時間を大切に過ごしました。3送会での生徒の様子を見ると、先輩たちから引き継いできた伝統を大切にしてきたことや、部員がお互いに尊重して接してきたことがよく伝わってきます。このような愛情あふれる関係性からよい音が生まれるのだと感じさせられるひとときでした。
 吹奏楽部1・2年生は現在、12月7日(日)の新潟県アンサンブルコンテスト、冬に開催を予定している校内コンサートに向けて猛練習中です。3年生に追いつき、追い越せるよう努力を積み重ねてもらいたいと思います。

希望の春に向けて〜進路教室〜

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 14日(金)5・6限、3年生及び3年生の保護者、そして、今回は1・2年生の保護者も対象に進路教室を行いました。体育館に準備した椅子はほぼ満席状態で、保護者の皆様の入試への関心の高さがうかがえました。
 入試まで約3か月となりましたが、少しずつ入試制度も変わってきているようです。進路教室では、県教育委員会や各高等学校、高等専門学校等から提示された来年度の入試要項・概要について、進路指導主事が説明しました。入試制度や内容、受験計画・準備日程について確認しました。
 インフルエンザや新型コロナウイルス感染症等の感染症が流行する時期です。3年生にとってこれからは、勉強に取り組むだけでなく、しっかり体調管理を行うことも重要な入試対策となります。我慢しなければならないこともありますが、希望の春が訪れるよう努力を続けてもらいたいと思います。
 今日はあいにくの雨ですが、午後から長岡大手高校のオープンスクールがあり、86名の3年生が参加します。2限後に3年生の半数近くが出発する予定です。

アート部を訪ねて

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 「どうやったらこんなに絶妙な色を出せるのだろう?」「どうやって彩色しているのだろう?」アート部画廊を眺めていて、ふと思いました。そこで、アート部が活動している美術室を訪ねてみました。
 作品展が近いとのことで、この日アート部の部員は、出品作品作りに精を出していました。キャンバスに描いているところをちょうど見ることができました。
 自分で考えたキャラや生き物、食べ物等を描いていますが、どれを見ても「さすがアート部!」と感心するものばかりです。作品展出品前のため、作品を写真でお伝えすることができないのが残念です。生徒は、クロームブックで写真を確認したり、どの色を塗ると自分のイメージどおりになるかを考えたり、何度も色を塗り重ねて深みを出したりと、納得のいく作品を描き上げるために熱心に取り組んでいました。
 「どうしてこんなに上手に描けるの?」思い切って尋ねてみると、「アート部に入って描いているお陰です。」「アート部の先生の指導のお陰です。」と嬉しい返事がありました。また、中には「将来はアニメーター志望です!」と言う生徒もいました。「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったものです。関心をもってひたむきに取り組み、継続することで力が伸長するのだと改めて感じる瞬間でした。また、的確な指導によってその伸びも大きく、将来が楽しみになりました。
 完成にはもう少し時間がかかりそうですが、どの作品も完成が待ち遠しいです。写真でお伝えできる日が来たら、紹介できればと考えています。

ベルマーク回収にご協力をお願いいたします

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「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」。
(ベルマーク教育助成財団 公式HPより)

 これは、1960年に始まったベルマーク運動のコンセプトです。ベルマークを集め、学校の設備や教材をそろえたり、国内外でハンディを背負いながら学ぶ子どもたちに援助の手を差し伸べたりする取組です。
 当校にはベルマーク委員会があり、ベルマークを収集して教材と交換しています。昨年度交換したキーボード4台は、合唱練習の時に重宝しました。ベルマークがたくさん集まるのは大規模校の強みであり、皆様のご協力のお陰で教育活動に大いに役立てることができています。
 今年度も活動は継続していて、さらに活動の範囲を広げています。今年度は学校だけにとどまらず、校外での収集に取り組んでいます。ベルマーク委員の生徒が原信川崎店様にお願いし、店舗の一角にベルマーク回収ボックスを設置させていただきました。途中経過を確認に行くと、10月だけで写真のとおりたくさんのベルマークが集まりました。また、先日は、こつこつ集めたベルマークを直接学校まで届けてくださった方もいらっしゃいました。皆様のご協力がとてもありがたいです。
 生徒が計画したことが実現し、成果を出せることは、生徒にとって大きな意味があると考えます。12月に、原信川崎店に集まったベルマークを一度回収する予定です。どれだけ集まっているか、楽しみです。お立ち寄りの際は、ぜひベルマークの収集にもご協力いただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

「いじめをしない、許さない」〜いじめ見逃しゼロスクール集会〜

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 人が集まれば、トラブルが起こることもあります。それをきっかけにいじめにつながるケースもあり、どの学校でもいじめが起こり得るものと認識して、細心の注意を払いながら子どもたちを見守っています。
 新潟県では、いじめをなくすための「いじめ見逃しゼロ県民運動」の一環として、6月、11月を「いじめ見逃しゼロ強調月間」と位置付けています。これを踏まえて、当校学区の小学校と連携し、11月4日(火)に「いじめ見逃しゼロスクール集会」を行いました。阪之上小、川崎小、川崎東小、富曽亀小の6年生と当校1年生が、交流を通していじめについて考えました。
 「悪口を聞かされた生徒が、その悪口を本人に伝える」動画を観て、誰が悪いのか、いじめを防ぐにはどうしたらよいのかについて話し合いました。小中学生ともに、「悪口を言う人が悪いけど、それを伝える人も悪い。」という意見が多くを占めました。また、「相手の気持ちを考えた言動をとっていくことが大事」という考えも多くありました。子どもたちは、このようなケースもいじめにつながり得ることを学び、新たな視点を得る時間となりました。
 2・3年生も別時間に行い、いじめ撲滅宣言を唱和し、いじめをなくそうと全校生徒が誓いました。
 今回は、学校生活でよくある事例をテーマに考えました。しかし、いじめにつながるものはこのようなケースばかりではありません。どのような場面でも、自分自身で判断する力が必要となります。子どもたちが、「いじめをしない、許さない」意識をもって学校生活を送れるよう、また、いじめ見逃しゼロスクール集会が単なる活動で終わらないよう指導し、見守っていきます。

夢に向かって

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 10月14日(火)から始まった教育実習が、昨日終了しました。
 当校の卒業生2人が3週間の実習を行いました。学業中心の学生生活とはまた違った大変さを実感し、苦しい時もあったかと思います。しかし、毎週行った振り返りにおいて、「生徒とのコミュニケーションがまだ不足している。」「授業での補助発問に課題がある。」など、自身の現状から課題を見出し、その改善に向けて努める姿が印象的でした。指導担当職員の話では、生徒との接し方や授業での指示・発問、切り返しなど、週を追うごとによりよくなっていたとのこと。誠実に取り組む姿や一所懸命に取り組む姿など、一人のロールモデルとして実習に真摯に向き合う姿勢を生徒に見せた意義は大きいと考えます。職員にとってもよい刺激になりました。
 夢に向かってがんばる先輩の姿を目の当たりにし、接してきた生徒。今日、明日は中間テストで、現在奮闘中です。自分の進路実現に向けて、結果だけでなく、過程を大切に努力を続けてもらいたいと思います。

進取〜気付き・考え・実行する〜

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 10月31日(金)の昼休み、東大廊下にうずくまっている集団がいました。どうやら3年生男子のようです。近くに行って見てみると、メラミンスポンジを使って床を擦っているのです。
 東大廊下は、通行するだけでなく、様々な用途で使われています。部活動で体育館が使えない時には練習の場として、また、休み時間に生徒を集めて簡単な連絡や打合せをする場としても使用します。たくさんの人が使用するため、それなりに汚れるのは仕方のないところです。しかし、日々の黙働(清掃)だけでは落としきれない汚れが蓄積されていくのです。
 それに気付いたのが、3年生の男子生徒です。古くなり黒くなったワックスを落とすと、きれいな元の廊下の色が現われました。生徒たちは驚くと同時に、友達が磨いた所よりももっときれいにしようと活動を続けました。昼休みが終わる頃には、生徒が磨いた所はとてもきれいになりました。
 生徒は、普段の生活の中から汚れが目立つことに気付き、どうするとみんなが気持ちよく生活できるかを考え、磨くという実行に移しました。もちろん、職員にお願いされたり指示されたりしたわけではありません。主体的に始めたのです。正に、「進取」の姿です。とてもすばらしい姿であると同時に、3年生としてその姿を示したことに感心します。廊下は広いため、今後も続くか見守っていきます。

みんなでつくり上げる〜柏友文化DAY〜

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 29日(水)、当校の一大行事である柏友文化DAYを行いました。これまで音楽科の2人が中心に指導し、学級担任と各学級の実行委員が中心となって練習に取り組んできました。様々な困難を乗り越え、クラスと担任が信頼関係を築いてきた1か月間。休み時間や放課後のひたむきな生徒の姿を見ると、本番がとても楽しみになりました。
 「絶好調です!」本日の朝、生徒から力強い言葉が返ってきました。昨日までは大雨でしたが、開会式が始まる頃には、太陽の柔らかな日差しが木々を照らしました。まるで、生徒の心の内を表すかのような澄み切った空が見え始めました。
 10時15分。ロビーで受付担当をしていると、スピーカーからトップバッターである2年2組の美しい歌声が聞こえてきました。どの学級の歌を聴いても本当にすばらしく、姿は見えなくとも、学級全員が心を一つに歌っている様子が容易に想像できました。1年生については、中学生になって約半年でこんなにもすばらしい合唱ができるのだと驚かされました。また、2、3年生についても、歌詞の意味を理解しながら歌っている様子が伝わってきました。会場で聴いたら、もっとすばらしい合唱なのだろうと感じました。歌い終わった生徒の顔を見ると、やり切ったという晴れやかな顔をしていました。全力を出し切った充実感があったのだと思います。
 合唱が終わると、日本文化研究部が琴演奏『陽炎』を披露しました。全校と聴衆の視線を一心に浴び、緊張する中でも美しい音色を奏でました。閉会式前に心が和むひとときでした。
 閉会式。優秀賞を手にしたのは全7学級。その中から最優秀賞の栄冠に輝いたのは、『友〜旅立ちの時〜』を歌った3年6組。思い出してみると、朝、「絶好調です!」と話したのは、3年6組の生徒でした。
 生徒のがんばりが、聴いている私たちを幸せな気分にした一日です。生徒には、これまでの過程で得たこと、学んだこと、そして、心を一つにしてつくり上げた経験を、今後の学校生活に生かしてもらいたいと思います。
 本日はたくさんの方からお越しいただいたことが生徒の励みとなりました。ありがとうございました。

いよいよ明日は柏友文化DAY

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 29日(水)は、柏友文化DAYを開催いたします。生徒は、クラスで一丸となって練習に励んでいました。
 23・24日は、学年ごとに中間発表会を行いました。合唱を含め、発表順どおりに出入りまで行いました。体育館から美しいピアノの音色と歌声が、職員室にも聞こえてきました。生徒に意気込みを聞いてみると、「バッチリです!」「も〜う心配です。」「いい感じになっています。」など、自信や心配の入り混じった声が返ってきました。
 泣いても笑っても、明日が本番です。明日は、体調を整え、万全の状態で参加してもらいたいと思います。また、クラス全員が心を一つにして、会場中にすばらしい歌声を届けることを願います。

学習の秋〜学びを生活に生かして〜

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 学習の秋。最近は特別活動や行事等について紹介してきましたが、もちろん生徒は学習もがんばっています。
 1年生は現在、技術で本棚を製作しています。一枚の板から寸法を測り、のこぎりで切ります。その後、かんなでこば削りを行って、きれいに安全に仕上げていきます。ただ製作するのではなく、切削面の様子や刃の出し方による違いを観察し、気付いたことを学びに変えながら制作作業を進めているところです。まだまだ時間はかかるかも知れませんが、完成が楽しみです。
 2年生は、がんについて正しく理解し、健康と命の大切さについて主体的に考えられるようにするために、がん教育講座を行いました。講座を通して生徒は、「がんは怖い病気だけど、今からでも予防することができること、早期発見によってこれまでどおり活動することもできることがわかった。」と感想をもちました。医療系の本や漫画等から知識を得て、質問をもつなど、意欲的に学習に取り組めた生徒も多かったようです。
 3年生の家庭科では、交流を通して幼児の心身の発達や成長の特徴を知ることを目的に保育実習を行いました。9月中は、実習の時に何をして遊ぶかを考え、おもちゃ作りやプレゼントの準備をがんばりました。10月30日(木)が最終日の予定です。将来の道や可能性を広げる学習になっています。
 保育実習のつながりもあり、本日、鵬幼稚園の園児が当校のグラウンドで陸上大会を行いました。体育の時間に当たっていた学級が、園児の補助をしたり一緒に運動したりしました。陸上大会が終わった時、別れを惜しんで生徒に抱きつく園児もいたそうです。みんなの心が和んだワンシーンです。
 どの学年の学習も、今後の進路や私生活に関わってくる内容です。どの授業においても学びを自分事として捉え、生活に生かしてもらいたいと思います。

読書の秋〜柏友読書月間〜

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 読書の秋。秋の夜長には、静かに読書に没頭する時間がほしいと感じる今日この頃です。
 秋の読書週間2025と合わせて、当校では10月17日(金)〜11月27日(木)を「柏友読書月間」と位置付けました。図書委員会が中心となり、生徒が多種多様な本にふれられるよう、読書環境を整備する取組を行っています。
 市立中央図書館から出張図書として多くの本をお借りし、当校図書室の本と合わせて15冊を各学級に配本しました。2週間ごとに他のクラスの本と入れ替えを行う計画です。先日、図書委員がお昼の放送で連絡し、全校に呼び掛けました。様々な年齢に対応できるジャンルが揃っていて、普段手にしないような本にも親しむチャンスです。
 図書室近くの掲示板には、新しく図書室に入った本の紹介もあります。生徒には、この機会にたくさんの本に親しんでもらいたいと思います。

芸術の秋〜アート部画廊〜

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 芸術の秋。アート部の力の見せどころです。
 20日(月)、体育館へと続くアート部画廊が様変わりしました。シーズン毎に作品を制作しているアート部が、新作を公開したのです。ハロウィーンが近いということもあって、今回のテーマは、「MONSTER」です。
 アニメ映画のキャラクターやジャックオーランタン、日本のおばけ等、様々なジャンルのモンスターが並んでいます。部活動及び美術の時間に磨いた技術を生かして表現しました。登校してすぐ、作品が新しくなったことに気付いた生徒は、足を止めて眺めていました。
 山々の紅葉よりも一足早く、アート部画廊が校内を鮮やかに彩っています。

今後につながるように〜級長・副級長認証式〜

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 20日(月)朝、体育館にて級長・副級長認証式を行いました。先週から2学期が始まり、新たな級長・副級長が誕生しました。体育館では、級長・副級長を先頭に各クラスが整列しました。
 呼名により起立する時、級長・副級長一人一人の強い意志を表すかのような返事が体育館に響きました。校長先生から認証書を受け取ると、級長・副級長が全校の方を向いて立ちました。36人の表情はとても凛々しく、「この人なら任せて大丈夫」と安心感を抱かせる姿でした。
 級長になった生徒に話を聞くと、昨年度も級長を務めたことがあるとのこと。また、他にも同じような状況の生徒がいるのだそうです。それだけ周囲の信頼を得ているからこそ、堂々とした態度で全校の前に立っていたのだと思います。
 校長先生からは、2学期の級長・副級長は、1・2年生においては来年度、3年生においては卒業以降につながる大切な時期を担う役割であるとの話がありました。2学期がさらに充実したものとなるよう、また、クラスのまとまりをよりよくしていけるよう、級長・副級長にはもてる力を尽くしてがんばってもらいたいと思います。
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