「いじめをしない、許さない」〜いじめ見逃しゼロスクール集会〜

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 人が集まれば、トラブルが起こることもあります。それをきっかけにいじめにつながるケースもあり、どの学校でもいじめが起こり得るものと認識して、細心の注意を払いながら子どもたちを見守っています。
 新潟県では、いじめをなくすための「いじめ見逃しゼロ県民運動」の一環として、6月、11月を「いじめ見逃しゼロ強調月間」と位置付けています。これを踏まえて、当校学区の小学校と連携し、11月4日(火)に「いじめ見逃しゼロスクール集会」を行いました。阪之上小、川崎小、川崎東小、富曽亀小の6年生と当校1年生が、交流を通していじめについて考えました。
 「悪口を聞かされた生徒が、その悪口を本人に伝える」動画を観て、誰が悪いのか、いじめを防ぐにはどうしたらよいのかについて話し合いました。小中学生ともに、「悪口を言う人が悪いけど、それを伝える人も悪い。」という意見が多くを占めました。また、「相手の気持ちを考えた言動をとっていくことが大事」という考えも多くありました。子どもたちは、このようなケースもいじめにつながり得ることを学び、新たな視点を得る時間となりました。
 2・3年生も別時間に行い、いじめ撲滅宣言を唱和し、いじめをなくそうと全校生徒が誓いました。
 今回は、学校生活でよくある事例をテーマに考えました。しかし、いじめにつながるものはこのようなケースばかりではありません。どのような場面でも、自分自身で判断する力が必要となります。子どもたちが、「いじめをしない、許さない」意識をもって学校生活を送れるよう、また、いじめ見逃しゼロスクール集会が単なる活動で終わらないよう指導し、見守っていきます。

夢に向かって

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 10月14日(火)から始まった教育実習が、昨日終了しました。
 当校の卒業生2人が3週間の実習を行いました。学業中心の学生生活とはまた違った大変さを実感し、苦しい時もあったかと思います。しかし、毎週行った振り返りにおいて、「生徒とのコミュニケーションがまだ不足している。」「授業での補助発問に課題がある。」など、自身の現状から課題を見出し、その改善に向けて努める姿が印象的でした。指導担当職員の話では、生徒との接し方や授業での指示・発問、切り返しなど、週を追うごとによりよくなっていたとのこと。誠実に取り組む姿や一所懸命に取り組む姿など、一人のロールモデルとして実習に真摯に向き合う姿勢を生徒に見せた意義は大きいと考えます。職員にとってもよい刺激になりました。
 夢に向かってがんばる先輩の姿を目の当たりにし、接してきた生徒。今日、明日は中間テストで、現在奮闘中です。自分の進路実現に向けて、結果だけでなく、過程を大切に努力を続けてもらいたいと思います。

進取〜気付き・考え・実行する〜

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 10月31日(金)の昼休み、東大廊下にうずくまっている集団がいました。どうやら3年生男子のようです。近くに行って見てみると、メラミンスポンジを使って床を擦っているのです。
 東大廊下は、通行するだけでなく、様々な用途で使われています。部活動で体育館が使えない時には練習の場として、また、休み時間に生徒を集めて簡単な連絡や打合せをする場としても使用します。たくさんの人が使用するため、それなりに汚れるのは仕方のないところです。しかし、日々の黙働(清掃)だけでは落としきれない汚れが蓄積されていくのです。
 それに気付いたのが、3年生の男子生徒です。古くなり黒くなったワックスを落とすと、きれいな元の廊下の色が現われました。生徒たちは驚くと同時に、友達が磨いた所よりももっときれいにしようと活動を続けました。昼休みが終わる頃には、生徒が磨いた所はとてもきれいになりました。
 生徒は、普段の生活の中から汚れが目立つことに気付き、どうするとみんなが気持ちよく生活できるかを考え、磨くという実行に移しました。もちろん、職員にお願いされたり指示されたりしたわけではありません。主体的に始めたのです。正に、「進取」の姿です。とてもすばらしい姿であると同時に、3年生としてその姿を示したことに感心します。廊下は広いため、今後も続くか見守っていきます。
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