音楽のチカラ
「今年の音楽の祭典のスローガンは、「百花繚乱~響け歌声 届け感動~」です。このスローガンには、全校生徒の美しい歌声を会場中に響かせようという思いが込められています。このご時世だからこそみなさんに笑顔と勇気を届けるとともに日頃から私たちを支えてくださっている保護者の皆様に感謝の気持ちを込めた合唱を届けようと、全校生徒は今日まで練習をしてきました。今までの練習の成果を発揮し、刈中生らしい歌声をアリーナいっぱいに響かせましょう。」
と、素晴らしい実行委員長のあいさつで始まった「音楽の祭典」。それぞれのクラスがいろいろな思いを込めて、とても素晴らしい合唱を聞かせてくれました。 参観した保護者の方に話を聞くと、 「生徒の素直で優しい気持ちと歌を通して伝えたいメッセージが歌声にのって届いてきました。新たな試みの学年ごとの「地球星歌」は、それぞれに持ち味があって、楽しく聴くことができました。生徒たちが作り上げたメロディーが会場に響き渡り、温かい気持ちになりました。ありがとうございました。」 などと、お褒めの言葉をいただきました。本日は、ご多用の中、多くの保護者の皆様からご来場いただきましてありがとうございました。今年度は学校開催やコロナ禍ということで、いろいろな制約がある中でしたが、生徒たちは、多くの感動・素晴らしい音楽のチカラを届けてくれました。ぜひ、ここまで、積み重ねた練習や発表などの経験をこれからの学校生活に生かしてほしいと思います。 学級紹介文を掲載します。ぜひ、ご覧ください。 3年1組 3年1組の合唱曲はスキマスイッチの「奏」です。この曲は合唱専用の曲ではありません。だからその分、音がとりづらく歌詞の強弱の調節が難しい曲です。僕らも練習当初は、歌詞の強弱に苦労しました。しかし、練習を重ねるごとに一人一人の歌声が上達し、3年生らしい合唱に仕上がったと思います。 3年2組 3年2組の合唱曲は、「手紙〜拝啓十五の君へ〜」です。この曲の歌詞は、1番が大人の自分へ、2番が10代の自分への返事という構成になっています。練習では歌詞に込められた思いを伝えられるように歌ってきました。さらに道徳の時間では、成人式を迎えた自分への手紙を書き、今の自分と未来の自分を見つめました。3年2組30人で完成させた曲です。 2年1組 2年1組の歌う曲は、最高の「風になる」です。私たちは、この曲を歌うために3つの2年1組が当たり前ににやることつまり「スタンダード」を作りました。「常にベスト」「テキパキ行動」「自分が自分でいる」です。2年1組は、でこぼこだけどさわやかな魅力に満ちているクラスです。3つのスタンダードもみんながアドバイスし合ったので次第に守れるようになりました。クラスの魅力と曲の魅力を合わせて作った曲になりました。 2年2組 2年2組は、「チェリー」です。僕たちのクラスは、一人一人の個性がとても豊かなクラスです。練習では、歌に対する一人一人の意識が協調性を大切にしてきました。また、歌詞の一部を紙に書いて、歌詞カードを教室に貼り、全員の想いを1つにしました。僕たちは、学級目標「飛べ〜頂ををいただき〜」のように練習の向上心を忘れずに僕たちの歌を会場に響かせ頂をいただきます。 1年1組 私たちの学級では「カイト」を合唱します。練習では、15分間合唱練習をうまく活用できないときやなかなかリズムや音の強弱が合わない時があり、練習に苦戦しました。でも練習していくうちに15分間の合唱練習を有効活用できたり、パート練習でリズムの取り方や音の強弱を工夫して練習したりすることができました。今日は、ソプラノ・アルト・テノール・ピアノ・指揮者が1つとなり24人で、今までにない「カイト」を合唱します。 1年2組 1年2組は、「ハナミズキ」です。僕たちのクラスは元気なクラスです。クラス練習では全員が一人一人大きく、元気に1年2組らしく歌えるように一生懸命練習してきました。特に練習で大変だったのが、低音パートの練習でした。最初は全員の音程が合わず、とても大変でしたが、練習を重ねていくにだんだん音程が取れてきました。ソプラノもアルトもとても大きくきれいで美しい声です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 明日が楽しみ!
明日は、いよいよ刈谷田中学校の「音楽の祭典」です。それぞれのクラスや吹奏楽部など一生懸命練習を積んできました。今日は、最後のクラス練習に真剣に取り組んでいました。
その後、実行委員会や部活動の人たちが明日に向けての準備をしました。ステージの準備や椅子を並べたり、明日の進行のリハーサルをしたりなど念入りな準備をしました。 明日に向けて3年生に話を聞くと、 「僕は学級指揮者としてクラスのみんなが笑顔で音楽の祭典を終われるようにしたいです。そのために昼や放課後の練習でどんどん歌い、真剣に取り組んできました。また、伴奏者やパートリーダーの人たちと協力して、3年生らしい合唱をたくさんの人に届けたいと思います。」 「私は3年間の中で今年初めて指揮者という立場になりました。指揮者はみんなをリードする役割なので、「不安」と「頑張らなければ」という複雑な気持ちです。時間がない中でも、練習時間を大切にして、みんなで思い出に残るようなクラス合唱にしたいです。」 「私が「奏」のパートリーダーとして頑張りたいことは、みんなをまとめて最高の合唱をつくることです。最後の音楽の祭典なので、聴いてくれるみなさんが感動するような合唱にできるように頑張ります。」 「最近になって合唱の練習量が増えてきましたが、声が小さかったり、音が不安定だったりと、課題がたくさんあると思います。なので私は、みんなの意識が上がるように自ら声を出し、パート全体をまとめられるように頑張りました。明日の合唱が楽しみです」 などと、笑顔で話をしてくれました。本当に明日が楽しみです。コロナ禍ということで、いろいろなご協力をいただきながらの開催となります。ご理解とご協力をよろしくお願いします。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
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