1学期前半終了(夏休み前全校集会 その2)一つ目のお話は、「交通事故に気を付けよう!」です。 昨年も今年も、上川西小学校の近くで、交通事故が起きています。交通事故は他人事ではありません。 昨年度、新潟県内で起きた交通事故は、3484件で、100人近い人が大切な命を失っています。交差点での飛び出しは、絶対にしません。歩いているときも、自転車に乗っているときも、交差点では必ず一旦停止し、左右の確認をします。自分の命を守るための約束です。 さて、みなさん。Jボ−ドやキックボ−ド、ロ−ラ−ブレ−ドなどに乗って遊んだことはありますか?とても楽しい乗り物ですが、慣れていなかったり、スピ−ドが出ていたりすると、急には止まれません。ですから、車が通る道路では、絶対に乗らないでください。これも、約束です。 二つ目のお話は、「不審者から身を守ろう!」です。 一人で道を歩いているときに、後ろから怪しい人がついてきたら、とても怖いですよね。声をかけられたり、つかまれそうになったりすることもあるかもしれません。そうならないためにも、まず大切なことは、人通りの少ない通りを一人で歩かないことです。 でも、万が一、不審者に出会ってしまったら。不審者から身を守るための合言葉。「いかのおすし」ですね。知らない人について行かない。知らない人の車に乗らない。「助けて−」と大声で叫ぶ。大人のいる方へすぐ逃げる。まわりの大人に知らせる。「いかのおすし」を忘れないようにしましょう。 また、もし怪しい人を見たら、学校ではなく、すぐに警察に連絡してください。不審者を警察の人につかまえてもらうために、とても大切なことです。 三つ目のお話は、「感染症対策を徹底しよう!」です。 日本国内の1日当たりの新型コロナウイルス感染者数が、今週の水曜日の時点で、1000人を越えました。新潟県内でも、これまでに100人近い人が感染しています。 新型コロナウイルスの感染を防ぐには、次のようなことにしっかり取り組むことが大切です。 ・必要のない外出や急ぎでない外出は、できるだけ控える。 ・外出するときは、必ずマスクをする。 ・手を清潔に保つ。 ・人との距離を十分に取る。 ・自分の目、鼻、口に触らない。 ・せきやくしゃみをするときは、肘の内側、または、ティッシュペ−パ−で鼻と口を覆う。 ・具合が悪いときは、家にいる。 知らないうちに自分が感染していることで、周りの人にうつしてしまうこともあります。自分だけでなく、周りの人の健康や命を守るためにも、しっかりと感染予防に取り組みましょう。 1学期前半終了(夏休み前全校集会 その1)本日朝、体育館で「夏休み前全校集会」を行いました。1・3・5年生の3人の代表児童が1学期前半の振り返りを中心に発表しました。新型コロナウイルスに感染しないように気を付けながらも、学習や係活動など様々なことを1学期前半しっかり頑張ってくれたことがよく伝わってきました。発表の内容も、話し方も、とてもすばらしかったです。全校児童の話の聞き方もよかったです。 その後の校長講話の中で1学期前半の振り返りを行いました。内容は以下通りです。 まず一つ目の「あいさつ」では、「前よりも自分のあいさつがよくなっていると思う人手を上げてください。」と問いかけると、たくさんの児童が手を上げました。 毎朝、大きな声で元気よく挨拶してくれる人、目を見て挨拶してくれる人、笑顔で挨拶してくれる人、お辞儀をしながら挨拶してくれる人、「校長先生、おはようございます。」と呼びながら挨拶してくれる人がたくさんいました。とてもうれしく思いました。 これからは、セーフティーパトロールの皆さんをはじめとする地域の皆さん、学校のお客様など出会った人誰にでも進んであいさつしてほしいと思います。夏休みは、いろんな人にあいさつをするチャンスです。是非、頑張ってほしいと思います。 二つ目の「話を聴くこと」では、「前よりも自分は、話を上手に聴けていると思う人、手を上げてください。」と問うと、たくさん児童が手を上げました。 相手を見る。返事など反応しながら聴くことを頑張っている人が増えてきていてとてもうれしく思っています。これからも「いつでも、どこでも、誰とでも」できる本物の聴く力に高めていってほしいと思います。 三つ目の「優しいことば・温かいメッセージ」で、「9月の生活朝会で詳しく勉強しますが、友達に優しい言葉を使っているという人は手を上げてください。」と問うと、これまた多くの児童が手を挙げました。 これからも自分の話すことばを振り返り「こんな言い方だと、相手の人はどう思うかな。」と想像しながら、やさしい言葉をたくさん掛け合ってほしいと思います。 最後、四つ目の「読書」では、「前よりも本が好きになったよという人は、手をあげてください。」と問うとほとんどの児童が手を挙げました。四つの項目の中で一番多かったです。 読書をすると「集中力がつく。」「脳がどんどん発達する。」「心が落ち着く。」というよさがあると言われています。夏休みもいろいろな本を読んで、読書が今よりも更に好きになってほしいと思います。 最後に「あいさつ」でも「読書」でも「自由研究」でも何か一つでよいので、しっかりめあてを決めて、挑戦する夏休みにしてほしいこと。そして、新型コロナウイルス感染症をはじめとする病気にかからない、交通事故に遭わないように精一杯気を付け、充実した夏休みにしてほしいことを全校児童にお願いしました。 夏休み明けの8月26日に全校児童と笑顔で会えるのを楽しみにしています。 自分の命を自分で守るために(避難訓練・交通安全指導・防災教育)避難後の指導では、本当に火事や地震があったときに「自分の命を自分で守る」ため、今後の避難訓練でも、一人一人が「自分の避難の仕方は100点満点だった。」と自信をもって言えるようになってほしい旨を子どもたちに話しました。 また、7月20日(月)〜28日(火)に各学級でDVDを使って「夏休み前交通安全指導」を行いました。交通事故に遭わないよう、「飛び出しをしないこと」「交通ルールを守ること」「キックボードなどで道路で遊ばないこと」なども指導しました。 学校では7月を「防災教育強調月間」として、1年生から4年生は「津波」、5・6年生は「洪水災害」について学んでいます。 この機会に、ご家庭でも自分の命を自分で守るために「災害に遭ったときどうするか」「交通事故に遭わないためにどうするか」など、お子さんと話し合っていただけると、ありがたいです。 「臨時学習参観」ありがとうございました「刻々と変わる新型コロナウイルスの感染状況」や「4月、7月と年度当初予定していた学習参観が実施できなかったこと」、「9月は運動会や個別懇談会が予定されていること」など様々な点を考慮し、急で申し訳ありませんでしたが、この時期に「臨時学習参観」を実施させていただきました。 今回は、感染症対策として参観していただく保護者の皆様に三つのことお願いしました。 一つ目は、密集を防ぐため、2日間に分け、町内で参観日を指定させていただき、2時間目と3時間目のどちらかを選んでの参観をお願いしました。 二つ目は、各教室では、子どもたちは机の間隔をあけて学習しており、保護者の皆様が入室する十分な場所を確保できなかったため、廊下からの参観をお願いしました。 三つ目は、来校時、マスクの着用と玄関での手指消毒をお願いしました。 これらの様々なご協力を得ながら、「臨時学習参観」を何とか実施することができました。 ご協力に感謝いたします。 子どもたちも、保護者の皆様から温かく見守られ、普段にも増して、集中して学習に取り組んでいる姿が印象的でした。急なご案内にも関わらず多数の保護者の皆様から参観いただき、本当にありがとうございました。 第1回教育相談「ほっとタイム」実施中現在、第1回目の「ほっとタイム」を7月13日(月)〜17日(金)と7月27日(月)〜29日(水)の朝活動の時間8:15〜8:45を使って実施中です。 担任は、事前にとっていた「学校生活アンケート」及び「hyper-QU(よりよい学校生活と友達づくりのためのアンケート)」の結果に目を通した上で、面談を行っています。 今後も、年2回の「ほっとタイム」のほか、「ミニ学校生活アンケート(いじめアンケート)」とそれに基づく面談を1か月に1回程度実施して、すべての子どもが、安心・安全に学校生活を過ごせるよう努めていきます。 上川西地域の自慢を探そう(3年生)7月9日(木)には、五つのグループで活動の中心となっている方をお招きして、詳しくお話をお聞きしました。子どもたちはお話を聞いて、「知らないことが分かってよかった。」や「たくさんの資料をもらってうれしかった。」など、良い学びになったと感じられる感想がたくさんありました。 今後は、お話をいただいたことをまとめ、他のグループに発信する活動を行う予定です。 7月の「全校ソーシャルスキルトレーニング」今年度初めて、全校児童が体育館に集合しました。「マスクをしっかり着用する。」「一人一人の間隔をできるだけ空ける。」「体育館の窓を開け、換気をする。」など新型コロナウイルス感染防止に努めながら実施しました。 「ソーシャルスキル」とは、「友達をはじめとする、いろいろな人と仲良く過ごすためのコツ」のことです。 体育館では、教師が子ども役になり、学級のお楽しみ会の出し物について友達同士で話し合っている場面を演じました。まず、子どもたちは、教師が演じる ・していることをやめない。 ・よそ見をする。 ・反応せずつまらなそうにする。 ・話を最後まで聞かず、関係ない話をする。 などの話の聞き方として好ましくないモデルを見ました。 次に、 ・今していることをやめる。 ・相手を見て聴く。 ・うなずく・相槌をうつなどして反応する。 ・最後まで話を聴き、関係あるコメントを返す。 などの話の聞き方として好ましいモデルを見ました。 全校の子どもたちが、一人一人集中して、教師の演じるモデルを見たり、生活指導主任の話を聴いたりしていました。 その後、各教室に戻り、学年の発達段階に応じて具体的な場面でどう行動するかを学びました。現在は、「トライ・トライカード(がんばりカード)」を使って、日常生活の中で学んだことを実践中です。 多くの学級で、早くも効果が表れはじめています。これからも全校の子どもたち一人一人が「耳だけでなく、目と心でも『聴く』こと」を忘れずに、「聴き方名人」「友達づくり名人」になってほしいと願っています。 |