来年もよろしくお願いいたします。さて、コロナ禍の中でも、上塩小学校では学習活動はもちろんのこと、地域が学校と題し、上塩お宝応援隊の子どもたちが、ふるさと上塩谷の皆様からの学びを順次再開して参りました。おいしいお米やサツマイモの収穫、栃尾地域ならではのおかめカボチャの絵付け、そして2年目を迎えた岩戸舞の継承、地域の書道の先生からの指導とたくさんの学びをいただきました。子どもたちは、これらの学びの中で体ごとぶつかり、試行錯誤したり、没頭したりしながら、自分なりの答えを一生懸命探していました。この経験から、「できた!」、「自分にもできる」などの自己肯定感や自尊感情が高まったと考えております。また、たくさんの稲わらをトラックにみんなで積む、神楽の足さばきを心を合わせて動かすなど仲間と協力しなければできない経験は、これから生きていくための大切な基盤ともなります。地域の皆様、子どもたちに貴重な学びをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。来年もご支援を賜わりますようよろしくお願いいたします。 ギガスクール構想としての1人1台パソコン(クロームブックと言います)での授業がいよいよ導入され始めています。先生方はクロームブックを学習道具の1つとして、効果的に取り入れるための研修を進めています。クロームブックが学習のよりよい手立てとなるようにしていくことが大切だと考えています。それにしても、子どもたちの吸収力には目を見張るものがありますね。 今年も残り1週間となりました。2021年も上塩ならではの学びをどんどん前に進めて参ります。まずは、1月2日の岩戸舞からスタートします! 皆様、よいお年をお迎えください。来年も上塩小学校をよろしくお願いいたします。 写真 12月24日朝 上塩小学校玄関前より撮影 すごくきれいでした(^-^) 冬休み前全校朝会でうまい米コンテストで優秀賞を受賞した5,6年生の感想発表 うまい米コンテストで優秀賞を受賞しました!稲作の学習から、ホタルイという水田雑草にはカメムシが付き、お米を痛めてしまうことを学ぶと、子どもたちは、お米を守るために泥んこになりながらも頑張って草取りをしていたとのことです。すごいですね!また、田植えも稲刈りも地域の皆様の力を借りながらも、全力で取り組んでいました。 うまい米コンテストは、平成21年から始まっているそうです。コロナ禍で様々な制約を受けながらも、例年通りの出品数だったとのことです。さらに、講評では「学校田部門では動画での発表となり、お客様の反応が分からず大変だったとは思いますが、それぞれが元気よく発表していただきました。コロナ禍の中で田植えのタイミングなど環境が難しい時期でも子どもたちの学習を最優先に考え、例年通りに継続したことに感謝いたします。」とのことでした。 米作りの体験学習を通して、上塩で作られる米作りを学ぶとともに、毎日食べるお米の大切さを実感することができました。学校田の指導者の皆様、田植えや稲刈りにいつも支えていただくボランティアの皆様、ありがとうございました。今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げます。 最後に、学校田で収穫したエコ5-5米の「上塩景虎米」をいただきました。猛烈においしかったです。何より安心安全なお米はうれしいですね。 *表彰式の写真は、栃尾タイムス社様より提供していただきました。 |