造形作品をよく見るのっておもしろい!授業のテーマは、1・2年生「『みる』って、たのしい!!」3・4年生「聞こえてきますか?」5・6年生「作者からのメッセージ」でした。 1・2年生は、絵に描かれているものの数を数えたり、彫刻の顔やポーズの真似をしてみたりと、目だけでなく全身を使いながら、『みる』楽しさを満喫しました。3・4年生は、絵からどんな音や人の声が聞こえてきそうか、想像を膨らませながら作品を見る楽しさを味わいました。5・6年生は、表現された形や色から受ける印象から作品の題名を予想するなどして、作者の表現意図に迫る謎解きの面白さを感じていました。 聞き手に「よさ」をわかってもらうには?授業を見に行っていた私も、聞き手役に選ばれました。まず、びっくりしたのは、「5年生、よく語るようになってきたねえ。」ということです。さらに、5年生の学習がなかなか深く、犬猫ともによい観点から「こっちの方がよい」と根拠を挙げてきます。どちらも素晴らしいわけですから、判定がとても難しかったです。 次の2点は、子どもたちの姿から私自身もプレゼンの際に大事にしたいことだなと思ったことです。(いいことを学ばせてもらいました。ありがとう5年生。) ・プレゼンを聞く人が全く思いもよらなかった観点から魅力を説明されると、心が動く。 ・自分の主張の弱点を突かれた時、「弱点と思っていたことが実は魅力にもなる」可能性を探り、それを話すことで聞き手は「おっ?!」となることがある。 5年生のみなさん、これからもプレゼンの学習を積み上げて、周りの人たちにもよいことに気付かせてくださいね。 日常生活の中で光る高学年の感性5年生は、春から学級内で「百人一首」をしています。休み時間にも仲間と練習に励み、すでに60枚ほどの歌を暗唱した子もいます。定期的に学級内で、様々な形態で取り札を競い合い、実力アップの状況を確認します。お互いに拮抗した実力同士が勝負をすると、効果的です。 今日の5年生のお手紙は、その勝負に勝った子が投稿したものです。「お互いにライバルで負ければ悔しいのに、ライバルの人から『おめでとう』と言われた。うれしかったし、言ってくれた人は素晴らしい人だと思った。」という内容でした。 6年生からの投稿は、運営委員会が春から毎日行っている「あいさつ運動」に参加して感じたことでした。これまでずっと、登校した運営委員の子から玄関前に立って行っていましたが、もっとあいさつの輪を広げようと、先週から「運営委員と一緒にしたい人は一緒にやろう」キャンペーンを展開中です。投稿した子は、それに参加したのですが、「運営委員のある人から、ていねいに『ありがとう』と言ってもらった。ボランティアでちょっとだけ参加しただけだから、お礼なんて言われるとは思っていなかったのに。でも、『ありがとう』と言われると温かい気持ちになれた。」ということを手紙に書きました。 温かな仲間の心や言葉がけをしっかりと受け止めて、自らも温かな発信をする。素敵な高学年は、柿小の宝物です。 覚醒!狩猟本能〜1・2年生 柿川で生き物獲り〜学校から歩いて3分の川に着き、いざ入水すると喜びがピークに。今年は学校のプールで水遊びの学習ができませんので、足に水を浸けるだけでもうれしくてたまらないのです。 しばらくの間、仲間といろいろな場所に網を入れていると、「あ、魚だ!」「何か虫が入った!」と歓声が上がり始めました。すると、ますます、網を入れる手に力が入ります。力余って、尻もちをつく子もいましたが、「大丈夫。着替えがあるし。これでいっぱい水にぬれても平気になった」とケロッとしたもの。ねらうは、獲物なのです。 帰りがけには、つくってきた仕掛けを川に残していき、昼休みに早速仕掛けを上げてみると、そこにも何匹か魚が入っていました。今日の収穫は、ヤゴやエビ、ドジョウやハヤ、珍しいものではタイコウチらしい生き物もつかまえました。 子どもたちは、これから生き物の名前、餌や飼い方を調べ、水族館を開く夢をもっています。ということは、狩猟本能を覚醒させたわけですから、今日の反省をもとに、さらに生き物獲りを続けるのでしょう。楽しみです。 3・4年生の成長にびっくり3年生が、「(1学期前半)がんばったパーティーで何をするか」を議題に学級会を開いていました。3年生になってすでに4回目の学級会です。議事進行役・書記がいて、本格的です。経験を重ねてきたので、進行の基本が書かれた学級会の学習シートに頼らずに進められます。小グループで意見交換する際の時間配分も考える内容と全体の時間に配慮して決めています。各グループで出た意見を全体に出し、それに対して「疑問」「賛成だ」「心配あり」を出し合い、検討していきます。安易に多数決をとらず、根拠を明確に検討をしているのです。ここまでを見せてもらったのですが、この後、やることが絞られていったのだと思います。どんな内容になったのか、見ていただけの私もわくわくします。 4年生が、学級の仲間とのふれあいを深めるために、ロング昼休みを活用して全員遊びをしていました。みんなで一つの遊びに取り組み、休み時間終盤まではとても和気あいあいと過ごしていました。しかし、トラブルが発生した模様です。トラブルの中身はわかりませんでしたが、その対処の仕方に感心しました。最初は、トラブル発生の当事者がもめるのですが、「どうしたの?」と近くにいた子が声をかけます。トラブルの際、第三者がいてくれると当事者も少し冷静に何があったのかを振り返れるものです。だから、つかみあいになりませんでした。どうやらトラブルの元は、最初のルール確認が不十分だったからのようです。やりとりの様子を静かに見守っていた担任が、その他の子どもたちが我関せずで立っていることも確認し、「いいことに気付いてるね。みんなには関係のない話なのかな?」と投げかけました。すると、子どもたちは早速大きな円をつくり、「次に全員遊びをする時は、ルールをしっかり確かめてから」を全員で共有し、次の全員遊びの楽しみへとつなげていました。 4月からの3・4年生の成長ぶりにびっくり。どちらも、大人もまねしたいような話し合いをしています。そして、何よりもうれしいのは、次の楽しみにつなげているところです。 1年生の恩返しお昼休みが始まり、給食の片づけを終えると、すぐに6年生教室にお誘いの連絡に出かけました。恩返しの中身は、この前6年生に教えてもらった「チェッコリダンス」を一緒に踊ること、その次がなぜか「校歌」をみんなで歌うこと、さらにゲームコーナーで、「ハンカチ落とし」(ハンカチは汚れるといけないと判断したのか、実際は「ティッシュ落とし」)もしたそうです。 この行動力と企画・推進力。さすが、入学以来、お楽しみ会を自分たちで計画・実施しているだけあります。あっぱれな1年生です。 そして、突然誘われた6年生も素晴らしい。終止にこやかに参加し、1年生のかわいい思いを感じ取っていました。 最近のときめき体育の学習が終わり、1年生が力を合わせて使った用具を片付けています。国語の「おおきなかぶ」の劇づくりでも、本当は仲が悪かったかもしれない犬と猫、猫とねずみもともにかぶをひっぱり、抜けた時に一緒に大喜びした時のセリフを考えた1年生。さすが、「協力」をよく勉強しています。 4年生が図工の時間に、新聞紙を材料に何やらグループでつくっています。「何をつくっているの?」にも、「未来の柿小学校の・・・ひみつ・・・」と詳しく教えてはもらえませんでした。秘密基地をつくったころのあのワクワク感を思い出しました。何ができるか、楽しみに待つとしましょう。 英語の学習で、5年生が「What subjects do you like?」「I like ○○.」と、複数の仲間とやりとりをしています。「柿小学校の子どもたちは、躊躇せずだれとでもやりとりをしていくので、身に付くのが早い。」と英語学習支援助手の先生はおっしゃっています。頼もしい限りです。 6年生「ピースを増やそうプロジェクト」〜1年生と交流編〜そして、昨日9日(木)は、ミニ運動会プロジェクトがソーシャルディスタンスを考えたチェッコリ玉入れを一緒に行いました。チェッコリ玉入れは、運動会の1・2年生の種目ですが、曲が鳴り出すと、全校が踊りながら応援する全校児童に大人気の種目です。今年の運動会ではできなかったチェッコリ玉入れ、1年生にも体験してもらうことで、柿小学校の伝統をつなぐことにもなりました。 科学研究が楽しみになってきた科学研究は、自分にとって興味深く、しかも自力で究明できる研究テーマを決められるかが肝です。いろいろな現象を見て、だれもが「すごいな」とか「あれ?」とか思います。そうしたら、思ったことをもう一歩踏み込んで「どうして、こんなすごいことが起こるのだろう?」とか、「もっと、すごい記録を生み出すことはできないだろうか?」と問いかける文にしてみる。そして、その問いに「天気が関係しているのではないか」とか、「こんな仕掛けがあればいいかも」と予想してみることで、自分で究明するための実験や観察の方法が見えてくる・・・。とテーマ設定から研究が動き出すまでの思考の仕方がレクチャーされました。しかも、「着地ねこ」の実例を子どもたちが体験しながらでしたので、子どもたちにも担任にも非常にわかりやすく伝わりました。 さて、今年の夏休みは、3年生以上の子どもたちの論理的思考へのチャレンジを進めるため、「科学研究」重視しています。特に5,6年生はこれまで研究ジャンルが自由だった「自由研究」を選択課題とし、「科学研究」に全員が取り組みます。自然豊かな柿小学校から、おもしろい研究が生まれるかもしれません。 おおきなかぶは、抜けました1年生自らのかわいらしいお昼の放送によるお誘いもあり、たくさんの2〜6年生の子どもたちと先生方が見に来ました。お客さんは、みんな「おおきなかぶ」の劇の経験者です。懐かしい気持ちもありました。 「手伝って!」の誘いを最初は断る猫とねずみ。1年生が学習の中で想像を膨らませて、考えた設定とセリフです。そこには、お客さんは「おお〜。なるほど。」と感心。 最後には、みんなの力が合わさって、無事に柿小学校の大きなかぶも抜けました。めでたし、めでたし。 明日、大きなかぶは抜けるのかな?子どもたちの想像力は豊かです。お話に書いてあることを手がかりにすることはもちろん、お話に書いてはいないことでも、生活経験から想像を膨らませ、いろいろなセリフをつくってきました。例えば、「犬とねこは仲が悪いから、犬に誘われて最初は『いや』と言った。けれど、大すきなおじいさんとおばあさんが困っているから、『やっぱり行く』に変わったと思う。」素晴らしい想像ですね。「まだ抜けんのう。腰が痛いのう。」というのも、ご家族のどなたかの声から生まれたセリフでしょうか。 明日の昼休みに、2回に分けて公演されます。全校が楽しみに見に行きます。 果たして、大きなかぶは無事抜けるのでしょうか? 太古の昔へ膨らむ想像柿小の学区には、山下遺跡という貴重な文化遺産があります。縄文時代のすべての時期の地層が確認されていて、有名な火焔土器は山下遺跡の土器が基になり発展して出来上がった可能性があるとのことです。これには、柿小の学区にはそんなすごい遺跡があったのかとびっくり。他の地域で流行していた文様も多く見られることから、古くから離れた土地の交流がことも教わりました。 また、校門に展示されている人面土器レプリカの本物は、土器の内側に顔が向いて土器上部に付いていたと考えられることなどをお話しいただきました。縄文時代の子どもが「おいしいおかずが煮えたかな?」と見つめている顔なのかも・・・と想像が膨らみます。 これは余談ですが、子どもたちが勾玉磨きに熱中していた時に、先日、学区にお住いの方から寄贈していただいた山下遺跡の縄文土器片を学芸員の先生に見ていただきました。すると、土器片を手に取り、非常に興味深く見つめ、「いくつか写真に撮らせてください」とお願いされました。その学芸員の先生が興味をもっておられる土器製作過程の証拠となる文様跡が見られる貴重なものなのだそうです。 山下遺跡は、縄文時代のなぞを解く重要な証拠が、まだまだたくさん眠っているのかもしれません。 先週の子どもたちの姿から〜目標をもって学び合う姿2〜4年生…算数で「84÷3」をどう計算するか学習していました。これまでとは違い、80も4も3では割り切れないのです。10と1のカードを並べて、グループで考えを出し合い、納得のいく計算の方法を見つけ出していきました。 5年生…社会科で日本の農業について学習しています。米作について、どんな学習をしていくか学習計画を立てていました。自分たちが田植えをし、観察を続けている学校田で「いい米を作りたい」という願いと重ね合わせ、気候や水質、空気など、いい米をつくる条件について知りたいと、たくさんの考えが出されていました。 6年生…総合的な学習の「卒業プロジェクト」で、「今の6年生の『学級力』分析」を行いました。8項目にわたって1カ月間を振り返り、成否とも要因をしっかりと挙げ合ってその達成状況を厳しくチェックしていました。その結果から、新たなチャレンジターゲットを「大人への冒険 ピースプロジェクト」を実施することにしました。様々な人との交流をもとに、自他ともに幸せな時をつくることを目指しています。まずは、ペア学年(1年生)との交流を行います。活動に取り組む中で、これまでの弱点「自分の言い分だけ言わず、相手の思いを汲んで考えをつなげる力」「やり遂げる力」も付けたいということです。 自分のこれまでの経験を振り返り、次の学習に生かしているところが、さすが上学年だと感心させられました。 今週の子どもたちの姿から〜目標をもって学び合う姿1〜どんな劇になるか楽しみです。 2年生…図工で、光を通す材料を組み合わせて、光のプレゼントをつくっています。「色セロハンを重ねると色が変わるよ。」新しい発見を教え合って、材料だけではなく目も輝かせながら新たなつくり方にチャレンジしています。素敵なプレゼントになりそうです。 3年生…いじめ見逃しゼロについて、学級の取組をどうするかを学級会で話し合っています。まず、3年生なりに、未然防止のための策もいじめに出くわした時の策も多くの案を出し合いました。そして、どれが取組として継続していくのがよいか、理由を付けて検討し合っていました。頼もしい3年生です。 自分たちがつくりたいもの、やりとげたいこと、知りたいことという目標をしっかりともって、知恵を出し合う姿がとても頼もしく素敵です。 音楽授業の工夫今年は、毎年5・6年生が参加している市の親善音楽祭が中止となりました。そこで、特に6年生によい思い出を残してあげたいと、11月の校内音楽会をリリックホールを借用して行おうと検討を進めています。全校の子どもが集まり、保護者の皆さんが観覧されても、体育館で実施するよりも密集を避けられると踏んでいます。 「広いリリックホールに歌声を響かせるなら、まずは体育館でよい響きを!」これが今後の体育館音楽のモチベーションになりそうです。 上学年としての心構えが受け継がれる学習参観では、どの学級も学習のめあてや今日の課題をはっきりさせて取り組む姿や、学習のやり方を工夫する姿、学習で新しくわかったこと生かそうとする姿などが見られました。 特に4年生と6年生は、合同で『上学年としての心構え』についてインタビュー問答をしていました。「ただ、引っ張っていくだけだと下学年はついてこないので、話し方を工夫しています。」と6年生が答えると、「どのように工夫しているのですか。」と鋭い追加質問が4年生から出て問答が続きました。その中で、6年生は経験の記憶を呼び起こしながらわかりやすくさらに答え、4年生は国語で学習した『メモの取り方』を生かして、聞き取った内容を的確にメモしていました。参観した5分間だけでも、4年生・6年生の真剣さに圧倒され、一緒に参観くださった学校評議員の皆さんも感心しておられました。 全校がやる気で燃えた運動会をリードした6年生の姿が、しっかりと受け継がれていくだろうと確信させる学習でした。 また新たな目標に向かって 39月いっぱいまで展開する今年のいじめ見逃しゼロ運動は、次の三つです。 1 各学級出「いじめをしない・させない・許さない」ために取り組むことを決め、継続する。 2 「幸せの言葉のかけらすごろく」…全校一律のすごろくカードを使うが、マスを進められる条件(こんな素敵な言葉をかける人が10人いたら等)は、各学級で話し合って決め、みんなでゴールを目指す。 3 「ふわふわ言葉集めキャンペーン」…どんな「ふわふわ言葉」があるか、学級ごとにたくさん出し合い、全校で共有して、使い合う。 運営員会の子どもたちは、これらの取組が全校に伝わるように、劇も交えて提案する工夫もしていました。 運動を展開する中で、今まで気づかなかった仲間の温かさや、意外で新しい「ふわふわ言葉」に気付いたら素敵だなと楽しみにしています。 また新たな目標に向かって 21年生は、学校の周りの自然や生き物にも興味津々。5月にグラウンドの周りの側溝に、アメリカザリガニがいるのを見付けたことがきっかけで、運動会前の昼休みにザリガニ獲りにでかけました。昨年、柿川の生き物獲りに大活躍した2年生もお供についてくれました。一気に6匹もつかまえました。が、飼い方も餌も、誰も知りません。どうしても、教室に置いておきたくて、1年生は調べました。餌もわかり、今は教室でみんなと仲よく過ごしていて、今日は、仲よくなったザリガニの絵をかきました。今年の1年生も、学校周りの自然に目が向いています。 3年生は、学級活動で自分たちの生活のめあてを話し合いました。先日、山通まで散歩に来た他の学区の人にもあいさつをほめられました。3年生は、話し合いの中で、ほめられたよさをさらに伸ばそうと、「スマイル学年 あいさつ名人せんげん」を学級のめあてにしました。あいさつ名人になるためには「相手の目を見てあいさつする」と、書きかけの宣言書をよく見ると書いてありますので、ほめられてもまだ自分たちにはがんばれるところがあると自覚しているのでしょう。ほめられて天狗にならず。頼もしいです。 また新たな目標に向かって4年生は、4月に上学年の仲間入りをし、とても張り切っています。運動会に向けて全校をリードする6年生の姿は、4年生にとって憧れの的です。でも、新年度早々に再休校もあり、どんな気持ちでどう行動すればよいのか、いまだに迷いがあります。最近、国語でメモの取り方を学習し始めました。その時、ひらめいたのです。憧れの6年生から、上学年の心構えや具体的な行動を教わろうと。その教えを忘れないようにするために、効率的で後で役に立つメモの取り方をまずしっかりとマスターしようとがんばっています。 2年生は、行動範囲が広がり、学区にあるおもしろそうなところにも興味が向いています。学級の仲間同士で、自分の家の近くにある公園やおもしろスポットを紹介し合ううちに、みんなで行ってみようということになりました。この後、その場所までの道順も覚え、自分でもまた行ってみたり、先生方やおうちの人に教えたりする計画もあるのかもしれません。 これからの学習の展開が楽しみですね。 熱意と工夫で大成功の運動会やはり柿小の運動会は、最後の最後まで僅差で競り合い、勝負がつきません。今年も中学年・高学年の全員リレーを残して、競技得点わずか1点差という大接戦を演じ、最後には赤組が勝利を手にしました。白熱の競技に呼応して、応援も大接戦で、最終集計で1点差という僅差で白組が勝利しました。 柿小が運動会を実施できたのは、まず、児童数の割に広く大きな校地・校舎という地の利があります。しかし、それにも増して、これまでも何度も言ってきましたが、「どうしても運動会をやりたい」という子どもたちの思いと「何とかしてあげたい」という職員の思い、そして、新型コロナウィルス感染防止に万全を期しながら、競技や応援の内容と方法を考えた子どもたち・職員の創意工夫があったからこそです。特に、小学校生活最後の6年生は、競技・応援・運動会運営の各係の活動すべてでがんばり(しかも楽しそうでした)、自分たちで思い出の価値を高めることができたのではないかと思います。 平日開催でしかも時間短縮の中、たいへんたくさんの保護者・地域の皆様に応援においでいただきました。この応援で、すばらしい運動会をさらに盛り上げていただきました。ありがとうございました。 |