7月の「全校ソーシャルスキルトレーニング」![]() ![]() ![]() ![]() 今年度初めて、全校児童が体育館に集合しました。「マスクをしっかり着用する。」「一人一人の間隔をできるだけ空ける。」「体育館の窓を開け、換気をする。」など新型コロナウイルス感染防止に努めながら実施しました。 「ソーシャルスキル」とは、「友達をはじめとする、いろいろな人と仲良く過ごすためのコツ」のことです。 体育館では、教師が子ども役になり、学級のお楽しみ会の出し物について友達同士で話し合っている場面を演じました。まず、子どもたちは、教師が演じる ・していることをやめない。 ・よそ見をする。 ・反応せずつまらなそうにする。 ・話を最後まで聞かず、関係ない話をする。 などの話の聞き方として好ましくないモデルを見ました。 次に、 ・今していることをやめる。 ・相手を見て聴く。 ・うなずく・相槌をうつなどして反応する。 ・最後まで話を聴き、関係あるコメントを返す。 などの話の聞き方として好ましいモデルを見ました。 全校の子どもたちが、一人一人集中して、教師の演じるモデルを見たり、生活指導主任の話を聴いたりしていました。 その後、各教室に戻り、学年の発達段階に応じて具体的な場面でどう行動するかを学びました。現在は、「トライ・トライカード(がんばりカード)」を使って、日常生活の中で学んだことを実践中です。 多くの学級で、早くも効果が表れはじめています。これからも全校の子どもたち一人一人が「耳だけでなく、目と心でも『聴く』こと」を忘れずに、「聴き方名人」「友達づくり名人」になってほしいと願っています。 |