考え合う子どもたち

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 朝、学校に来てみると、3年生が理科の学習のために飼育しているモンシロチョウのさなぎが羽化し、教室の中を飛んでいました。これまでにも、すごい食欲でキャベツの葉が一晩でなくなり、どのように飼育するか考えてきました。
 さて、飼育ケースから教室内にはばたくチョウを見て、「大人になったチョウをどうしたらよいか」と子どもたちは考えました。「かわいそうだから、外に逃がしてやろう」「まだ、大人になったばかりだと羽がしっかりしていない」「大人になったチョウも観察したい」などの声が出ました。意見を出し合った後、最終的に3つの意見を生かす「羽がしっかりするように1日だけ飼育ケースで過ごさせてから逃がそう。観察もできる。」としたのだそうです。しかもケース内には、チョウが蜜を吸えるように花も入れて。互いの主張を調整し、しかも、チョウのことも思いやり、すばらしい折り合いをつけたものです。感心。
 5・6年生が、5日の運動会の高学年リレーで、毎年レース前にやっているように、赤・白それぞれの気合を入れたいけど・・・と悩みました。新型コロナウィルス感染防止のため、円陣を組めないことは、よくわかっているから悩んでいるのです。相談の結果、例年のようにトラックを1周した後、フィールド内に大きな円を作って気合を入れることにし、担任に報告・了解を得ていました。やる気と工夫がすばらしい。
(写真が3年生のものだけでごめんなさい。)
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