先輩への憧れを通して学ぶ部員の中学生の中には、柿小卒業生もたくさんいて、ついこの間まで一緒に遊んでいた人もいます。この日は、見違えるような真剣な眼差しで楽器を操り、あるときは美しく、あるときは大迫力の音を聴かせてくれるのです。最後の「鳥之石楠船神」の演奏のときは、あまりの迫力に柿っ子たちは固唾を飲んで見守っていました。 発表の中には、愉快なダンスや楽器紹介、何と合唱まであり、会場全体がすっかり魅了されてしまいました。 さすが「響き合い」を大事にしている旭岡中学校です。すばらしい音の響き合いの裏には、仲間同士の心の響き合いがあったに違いありません。先輩に憧れの眼差しをずっと向けていた柿っ子たちも、心一つに響き合うすばらしさを学んだことでしょう。 中学校区の大人も学び合い負の部分だけが取りざたされるスマフォですが、便利で、これまでには無かったすばらしい未来を切り開く可能性もあるものです。そして、これからの時代は、これを取り扱えなければならないことは、確実です。生かすか、ともに滅びてしまうかは、スマフォ等との向き合い方を、未来に生きる子どもたちに大人がきちんと伝えられるかにかかっています。 大久保様から、機器は新しくても、扱う基本はこれまでの日常生活にある。日常生活でしてはならないことはネットでもしない。ネット依存の裏には、承認欲求がある。親子の対話、手伝い等で、居場所のある安心感、自己肯定感を育むなど、昔から変わらない子育ての原理がそのまま生きることを教えていただきました。 今回の講演をきっかけに、中学校区の連携を一層深めていきたいものです。 学級で学び合う今回は、3年生の算数「目指せ!たし算マスター」、4年生の図工「未来の柿〜ゆめのまちへようこそ〜」を公開しました。当校では、主体的に学習に向かう姿勢と、人やものに積極的にかかわり、より深まりのある考えをもつことを求めています。 3年生は「たし算マスターになりたい」、4年生は「ゆめのまちの建物や乗り物を作りたい」という願いをかなえるために、積極的に仲間にかかわる姿が見られました。 いじめ見逃しゼロ アピール建前上正しい選択肢は、子どもたちにもわかります。そこで、運営委員は敢えて「本音派」のサクラ解答者も準備し、選択したわけを語ってもらっていました。 全校みんなで、正しいこと・間違っていることは分かっているけど、行動に移す勇気を出せるかどうかが大事だと確認し合いました。 強調月間の取組をきっかけに、柿っ子の勇気ある行動が広がることを期待しています。 なかよし班で学び合いこうして柿っ子たちは学び合い、記録も伸びるというわけです。 感動の運動会 その3保護者・地域の皆様、子どもたちの本気のがんばりにさらに花を添えていただき、ありがとうございました。 感動の運動会 その25/25 感動の運動会 その1一つ目は、子どもたちが心から運動会を楽しみに迎え、当日も全身で楽しんでいることです。一例を挙げると、低学年の定番種目「チェッコリ玉入れ」があります。原曲はガーナの民謡であるダンスミュージックでひとしきり仲よく踊った後、曲調が変わると同時に玉入れで競うルールです。全国の運動会に取り入れられていますが、柿小のチェッコリ玉入れは、競技する1・2年生だけではなく、応援席にいる3年生〜6年生も、自分もチェッコリ玉入れをした1・2年生の時を思い出し、自然発生的に踊り出すのです。それはそれは、見て思わず「楽しそう」とにっこりしてしまう姿です。 |