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大雪の中、骨太学力向上タイム9回目

写真は、8時10分のクラスの様子です。いつも前日の図書委員からの放送で、学力向上タイムがある時は、8時10分の始業開始には、図書委員から文章が配られ、8時25分までに、書き上げることになっています。
1枚目の写真は、1年生のクラスです。1年生もこのシステムに慣れ、8時10分には、机に向かい、スタートしていました。1年生も小学校気分が抜け、最近は、本当に中学生らしく、立派になってきたなあと思います。先生や親に言われなくても、自分の将来の夢や進路実現のために、仲間と協力してがんばるのが中学生です。そんな、雰囲気が出てきました。
2枚目の写真は、2年生のクラスです。先生がいなくても、すでに、真剣な雰囲気でスタートしていました。
そのクラスの黒板の字を撮ったのが、3枚目の写真です。
その文を紹介します。まさに、大雪にも負けず、将来にわたる、骨太の学力を今身に付けようと取り組んでいる、学校の思いが表れています。

なお、学級閉鎖中の3年1組には、月曜日に用紙が配布され、金曜日提出の宿題となっています。

おはよう!
毎日、毎日、本当に大変な
雪ですね。みんな大丈夫で
しょうか?今日は骨太の
日です!こういった積み重ねが
必ずや1年後、そしてみんなの
将来 力になります!信じて
取り組もう!!
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3学年集会で話したこと

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今日から3日間、3年1組は、インフルエンザのため、学級閉鎖です。本来、今日の朝の3学年朝会で、校長として、卒業を迎える3年生に話をさせてもらう予定でした。そこで、昨日の放課後、3学年集会で、以下のような話をさせてもらいました。

・今から約1年前、皆さんと一緒に行った修学旅行の記念写真をずっと校長室に飾ってあります(実物を示す)。あの頃、京都では、梅や桜が咲いていましたね。皆さんが卒業合唱で歌う曲の題名ではありませんが、あの「桜の季節」から1年が経ちました。

・以下のようなことをPTAの卒業特集の新聞に書きました。
 三年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 今年は、栖吉中学校の創立七十周年の年でした。記念事業として、校歌にも歌われている校訓『誠実・友愛・勤勉』の額を新たにしました。三年生が二年生の頃、修学旅行で一緒でした。あの時の最高学年になるという意気込みあふれる皆さんの姿を見て、「栖吉中の最高学年になる以上に、最高の中学生になれる!」と私は確信しました。そんな私の信頼に応え、各種大会やコンクールでの大活躍、体育祭や合唱コンクールの大成功など、皆さんは、本当に最高の中学生でした。後輩や栖吉地域から『誠実・友愛・勤勉』を体現した伝説の学年として語り継がれることでしょう。感謝しています。そんな『誇(ほこり)』を胸に、未来に向かって、堂々と歩んでいってください。

・3月2日の卒業証書授与式には、そんな思いを込めて、卒業証書を一人一人に渡したいと思っています。卒業式まで20日を切りました。中学卒業後の進路実現に、一番、大切な時期が今です。すでに合格している人もいますが、仲間思いの皆さんです。受験は団体戦です。全員が、張り詰めた雰囲気で、がんばってもらいたいと思います。弓で矢を遠くの目標(的)に射るためには、できるだけ矢を強く引く必要があります。今がそんな時期だと思うのです。ここで、ゆるんでは、遠くの目標に届かないのです。お互いに励まし合って、各自の目標に届くよう、緊張感を高めて行きましょう。

写真は、昨日の学年集会をした、音楽室から眺めた、長岡高専方面の風景と今朝の大雪の登校風景です。

インフルエンザの流行により、3年1組を学級閉鎖とします

以下の措置を取ります。

・3年1組の生徒は、2月6日(火)から2月8日(木)までの3日間、学級閉鎖とします。

今朝になって、3年1組で、インフルエンザBと診断された生徒が6名出ましたので、学校医と相談し、3年1組は、明日から3日間の学級閉鎖の措置を取ります。保護者の皆様のご理解をお願いいたします。

 なお、他のクラスでインフルエンザと診断された生徒はいません。そこで、これ以上インフルエンザの感染拡大を防ぎたいと思いますので、外出を控え、体調がすぐれない時は、すぐに医療機関を受診し、安静にするといった対応をお願いいたします。
マスク着用やうがい・手洗いの励行で、感染拡大を防ぎましょう。
2月10日(土)には、私立高校の2月入試が控えています。
3年生は、体調を万全にして、これからの入試に臨んでもらいたいと思います。

新潟日報ジュニア文芸年間大賞受賞!

栖吉中2年のNさんの短歌が標記の年間大賞に選ばれ、先日、本人への取材がありました。写真は、その時のものです。
一週間後の2月9日(金)発行の新潟日報に、本人へのインタビュー記事や写真が掲載される予定です。Nさん、おめでとうございます。授賞式は、新潟市にある、「メディアシップ」で実施される予定です。
Nさんの作品は、国語の授業で創作した「水を飲み旨いと感じる夏の朝今日も元気に学校に行く」です。

3年生の卒業までの登校日が、19日となりました。今年度、200名の生徒が一緒に過ごす時間もわずかになってきました。2月5日は、3年生の最後の定期テストです。
校訓である『誠実・勤勉・友愛』を体現し、寒い冬の朝でも元気に登校し、平成29年度を締めくくりましょう!

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今日から2月 感謝の気持ちを行動に!

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今日から2月です。2月3日が節分、4日が立春です。春立つ、春来るという気候ではありせんが、中学校では、3月2日の卒業式に向け、準備が進む2月です。

写真は、今朝の校門前の風景です。通学路になっている歩道は、消雪パイプが完備していますが、大雪や除雪車の雪で、朝の通学路に雪の山があることがあります。近所の方が、その通学路の雪を取り除き、小学生と中学生の通学路を確保してくださっている様子です。ありがとうございます。登下校の安全パトロールなど、地域の方が子どもたちの通学の安全を見守り、活動してくださっていることをありがたく思います。感謝申し上げます。
今朝の新聞に長岡市内の小学生が除雪車にひかれ、軽傷を負ったという記事が出ています。
降雪・積雪時の登下校の安全指導をさらに徹底していきます。

2月26日(月)の午後1時45分から、三年生を送る会が予定されています。オープンスクールとなっておりますので、ご来校くださいますよう、お願いいたします。
3年生への感謝の気持ちが伝わるよう、1・2年生や各専門委員会の準備が始まっています。
3年生は、今年の学校創立70周年事業を大成功に導いた力を誇りに、残りの登校日、約20日間、感謝の気持ちを行動に表し、義務教育9年間の有終の美を飾ってほしいと思います。

3年 薬物乱用防止教室実施しました

1月31日の5限、学校薬剤師のHさんを講師に、標記の薬物乱用防止教室を開催しました。たばこ、アルコール、ドラッグ等やゲーム依存の、若い脳や体に与える影響や危険性を図や写真でわかりやすく説明していただきました。ありがとうございました。
例年、3年生の卒業前のこの時期に開催しています。中学校卒業後、いろいろな誘惑も多くなると思います。
自分の心と体の健康を維持し、自分の将来の夢に向かって、大きく羽ばたいてもらいたいものです。

長岡市内では、インフルエンザが流行し、学級閉鎖の学校が増えています。栖吉中学校では、全校生徒の中で、今日現在、インフルエンザBが2名です。しかし、昨年の1年生のように、爆発的に感染が拡大するおそれもありますので、ご家庭におかれましても、感染拡大防止にご協力いただきますよう、お願いいたします。
週末等でも、不要不急の外出や人混み等は避け、栄養、休養に気をつけていただきたいと思います。よろしくお願いします。
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長岡が北越雪譜(せっぷ)の世界です

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写真は、今朝、栖吉中学校から栖吉小学校方面と校長室から長岡高専方面を撮ったものです。長岡では、一晩で大量の降雪、豪雪があり、全てが雪に覆われています。
江戸時代、雪国の生活全般を紹介し、江戸でベストセラーになった、「北越雪譜」の世界を思わせるような情景です。
著者の鈴木牧之(ぼくし)は、魚沼地方の塩沢出身です。私も魚沼地方出身で、電線をまたいで学校に通った経験もありますが、その魚沼地方の雪の降り方を思い出させるような降り方です。

「北越雪譜」の初版本を所蔵する、鈴木牧之(ぼくし)記念館のHPには、以下のような解説があります。

鈴木牧之の代表作・・・『北越雪譜』

江戸時代の文人 鈴木牧之は、雪国越後の雪深い生活を伝えるために、40年の歳月を費やし、天保8年(1837)に山東京山の協力を得て『北越雪譜』を世に出しました。
発刊後の『北越雪譜』は、江戸で話題に上り多くの人に読まれ、江戸のベストセラーとなりました。 昭和11年(1936)には岩波文庫が活字本を出版し、現在では英語・独語・中国語にも翻訳され世界中で愛読されています。

北越雪譜の以下の文章のようです。
毎朝、朝早くから、栖吉中、栖吉小の管理員さんが除雪車で、校門前や駐車場を確保してくださっています。しかし、以下の北越雪譜の文章のようです。

「雪を掃(はら)ふ」
「此雪いくばくの力をつひやし、いくばくの銭を費(つひや)し、終日ほりたる跡へその夜大雪降り夜明(あけ)て見れば元のごとし。かかる時は主人さらなり、下人も頭を低(たれ)て歎息(たんそく)をつくのみなり」

1月29日平成30年度入学説明会実施

1月29日午後から、平成30年度栖吉中学校に入学予定の児童とその保護者を対象に入学説明会を実施しました。
栖吉中学校の授業を参観した後、児童と保護者に分かれ、説明会を実施しました。その後、親子一緒に、長岡警察の生活安全課の方から、携帯電話等のトラブル防止について、講話をお聞きしました。
今週の土曜日2月3日が節分、2月4日が立春です。4月6日の栖吉中学校入学に向け、中学生になる準備をしていきましょう。春に新入生が入学されることを生徒、職員、今から心待ちにしています。
栖吉小学校の担任の先生にお聞きしましたら、栖吉中学校の勉強について行けるか、子どもたちは心配しているということでした。

保護者の皆様には、全国調査でも、栖吉中の先生方は、ていねいに勉強を教えているという数値が全国より10%以上高く、わかるまで先生方が教えてくださるので安心してくださいと話しました。しかし、子どもの家庭学習の習慣化が栖吉中の保護者アンケートでは例年60%台であり、新潟県の中学生は、全国平均を下回っている現状があります(12月に全ての家庭に配布された「かけはし」より)。家庭学習の習慣化を学校と連携しながら図って行きましょうと話しました。

また、社会で成功するためには、学力だけでなく、「意欲的である」「社会性がある」などの非認知能力の高さも重要です。アメリカの研究によると、特に人生を成功に導く上で重要な非認知能力は、「自制心」と「やり抜く力」だそうです(『「学力」の経済学』より)。自分をコントロールする力、努力し最後までやり抜く力を、家庭教育や部活動等を含む学校教育の中で培っていきましょうと話しました。

長岡警察の方からは、携帯電話等のトラブル防止に向けてお話をいただきました。ネットゲーム依存が病気に認定されたり、ネットによる、いじめや課金等のトラブルが多く発生したりしています。お子様の明るい未来のために、保護者としての適切な対応をよろしくお願いします(具体的な保護者の対応については、以前のHPでゲーム依存の内容をご覧ください)。

写真は、授業参観の様子、親子一緒での携帯電話等のトラブル防止講話の様子です。


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雪国のごちそう(長岡野菜)&読書の楽しみ

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今日の献立は、「ご飯、れんこんハンバーグ、ゆかり漬け、体菜と卵のスープ、牛乳」です。写真の今日の給食には、長岡野菜の体菜(長岡菜)、白雪こかぶ、だるまれんこんなどが使われています。
写真の学校給食特別号には、長岡野菜のかわいいキャラクターが掲載されています。
左から、だるまれんこんのれんちゃん、さといものさとまる、体菜のたいちゃん、長岡菜のながちゃん、雪大根のYDKぼうや、白雪こかぶのこかぶ姫です。
今週は、冬の長岡野菜を今までの料理だけでなく、新しい味付けでおいしくいただきました。栄養教諭の先生方、調理員さん、ありがとうございました。

雪国のおいしいごちそうについて、次の本を読んでいて関心しました。文章中の「金沢」の部分がそのまま「長岡」に言い換えてもよいと思いました。文章自体にも味わいがあります。また、戦争中は、中学生でも、勉強せず、働いていたことがわかります。
おいしい長岡野菜を食べることができ、普通に勉強できることに感謝しなくてはいけませんね。保護者が、子どもを学校に通わせ、勉強させる義務があるのは、中学校までです。それ以上の学校への進学は、本人が行きたいと思い、学費等の負担を親にお願いするのが筋です。

曾野綾子著 「自分の始末」新書版のためのまえがきより

つい最近、山陰に行った。今年は雪が多い、と人々は噂している。私は出雲空港を降り、松江に向かった。雪が時々烈(はげ)しく降り、雪雲が去るとまた薄日がさした。私は終戦の年の冬に疎開していた石川県の金沢を思い出した。1945年の春、私たち一家は空襲を避けて金沢にたどり着き、私は高等女学校に編入された。登校したその日に、私たちは工場に動員された。飛行機の絶縁体を作る町工場であった。私は十三歳で「女工」の生活を体験することになったのある。
(長靴の靴底がすり減っていて、雪道ですてんすてんと転ぶ所は省略)
松江でお昼ご飯に、おいしい出雲そばの鴨なんばんをご馳走(ちそう)になって、私は久しぶりに雪の降る土地にしかない美味の味を思いだした。金沢がそうであった。戦争中にはおいしいものなど、何もなかったが、その後の私が金沢に行く情熱の一つは、行けばご馳走が食べられるという点にあった。それは気候と風土と歴史が創った渾然とした味としかいいようがなかった。そのうちどれ一つの要素が欠けても、その味はできないものであった。


1年職業啓発体験学習、3年図書委員会「卒業プロジェクト」

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1月24日、1年生は、総合学習の中で、地域の職業に携わる方を招き、講話や体験学習を行いました。例年、理容師さんが栖吉中を訪問してくださり、理容に関する講話や、人毛のマネキンを使い、実際に全員がカットまで体験しました。仕事に就くということの喜びや苦労など、多くのことを学んだことでしょう。講師をされた方からの話では、栖吉中の生徒は、カット体験の時に、仲間同士でアドバイスしあい、教え合える姿があり、とてもよかったそうです。講話に対しては、生徒から、積極的に多くの質問が出され、時間オーバーになりました。1年生のよい面がたくさん見られた職業啓発体験学習でした。

1月25日、3年1組が朝読書を図書室で行っていました。図書委員会の卒業プロジェクト企画で、卒業までに、図書室での思い出をつくってもらうというねらいで実施しています。2月22日まで、毎週木曜日に、1組、2組が交互に、全部で6回実施する予定です。仲間との思い出づくりと共に一生の財産となる、読書の習慣を身に付けてほしいと思います。学校で習った知識を基礎に、自分で本を読んで知識を発展させることや、豊かな心を 読書で育ててほしいです。卒業式まで、3年生の登校日は24日です。1か月を切りました。生徒会スローガン『誇』の言葉のとおり、創立70周年の様々なことを立派に成し遂げたことを誇りに、最上級生として後輩から尊敬される姿で旅立ってほしいと思います。

ながおか未来塾に4名参加

平成29年度の「ながおか未来塾」が1月20日、21日に、アオーレ長岡を会場に、長岡医市内の中学生が宿泊しながら参加し、開催されました。栖吉中学校からは新生徒会役員4名が参加しました。
未来塾2日目の「志」講話の講師は、長岡商工会議所会頭丸山智さん、長岡市国際交流センター長羽賀友信さん、早稲田大学教授高野孝子さんでした。丸山さんは、商工会議所でお会いし、直接でご講演をお願いしたことがあります。羽賀さんは、私の勤めた中学校の保護者で、創立記念のご講演をお願いしたことがあります。高野さんは、栖吉中学校でのご講演をお願いしましたが、ご多忙のため、残念ながら実現しなかったことがあります。
高野さんは、講師プロフィールによると、南魚沼市在住で、凍結した北極海を犬ぞりとそりで横断したほか、熱帯から極地まで世界のさまざまな場所を訪れ、「人と自然と異文化」をテーマに、国内外で環境・野外教育のプロジェクトを展開されている方です。
高野さんのご講演の中では、「Cゾーンを越える」という話が印象的でした。Cゾーンとは、快適や安全の意味である、Comfortableのゾーンのことです。その快適、安全、安心のゾーンをちょっぴり越えた時、人間は成長するという話でした。当然、今までのCゾーンを越えるには、つらいこと、苦労すること、難しいことが待ち受けていると思います。しかし、それが人間の成長を促すことであり、そんな日々の冒険をしていこうというお話が私には印象的でした。世界の中では、一日2ドルの生活でも、幸福な日々を送っている人たちが多くいるという話もありました。

人工知能(AI)の急速な進化と共に、言語や文化、価値観の異なる人と人の交流が急速に進むことは間違いありません。多様な文化、価値観を知り、共存関係を築くことが、これからを生きる中学生に求められています。そんなグローバル社会を生きる上での「志」の大切さをこのような企画で後押ししてくれている、長岡市教育委員会の未来を見据えた先見性に感謝です。米百俵の地から、グローバル社会を生き抜く、志の高い人材が育つことでしょう。以下は参加した生徒の感想です。

今日は、未来塾に行ってきました。多くの方の「志」についての講演を聞きました。講師の方が「人はいつか死ぬから、いつ死んでもいいように、今できる最大限の努力をする」という言葉を聞いて、努力することはずっと続けて行かなくてはならないんだなと思いました。また、印象的だった言葉は、「両親、支えてもらった人に感謝しなさい」という言葉です。支えてもらっている方が多くいますが、今○○ができる環境にいっぱい感謝しなくてはいけないと思いました。
(高野孝子さんのHPもありますので、興味のある方は検索してください。)
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今週は給食週間、『冬の長岡野菜Part2』です

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今月の給食だよりによりますと、学校給食が始まったのは、1889年、明治22年、山形県鶴岡市の小学校からだそうです。同じ年に大日本帝国憲法が公布されています。6年後の1894年が日清戦争、10年後の1904年が日露戦争の頃です。
第二次世界大戦後の1946年、昭和21年12月24日から、ユニセフ等から送られた物資により、東京・神奈川・千葉で給食が再開され、これを記念し、1か月遅れの1月24日からの1週間を「給食週間」としています。栖吉中学校創立が1947年5月20日ですから、今から約70年前、敗戦後の貧しい日本のために世界中から援助してもらった物資で給食が再開されました。
長岡市では、この給食週間の22日(月)から26日(金)は、「冬の長岡野菜Part2」をテーマに、郷土の長岡野菜を使った、献立が並んでいます。現在、長岡野菜に認定されている野菜は、16品目です。今回の給食週間では、だるまれんこん、里芋、たいな・長岡菜、雪大根、神楽南蛮味噌、切り干し大根、車麩などが使われているそうです。
写真は今日の「長岡けんちんうどん、ジャンボ油揚げの味噌チーズ焼き、青菜のカレーあえ、牛乳」の献立です。
長岡では、おなじみのジャンボ油揚げや里芋が登場しています。ジャンボ油揚げは、神楽南蛮味噌とチーズが入り、少しピリ辛味でした。カレーあえの中には、切り干し大根も使われ、歯ごたえがありました。野菜の値段が高騰している中、おいしくてしかも栄養タップリの給食を作ってくださっている、栄養教諭の先生、調理員さんに感謝し、ふるさと長岡の味を楽しみながらいただきましょう。



子どもは学校が楽しいと言っている86%

標記の数値は、1月22日発行の学校だよりに掲載した、12月の保護者アンケートの肯定的数値です。同じ時期に実施した、同じ質問の生徒の数値は、88%でした。ほぼ同様の数値と言えます。約90%の生徒、保護者が、学校が楽しいと思っていると考えられます。

写真は、先週の1年2組の音楽の授業風景です。長岡の民謡である、「長岡甚句」を各班ごとに楽しそうに歌い、それをクラス全体でつなげて歌っていました。とても楽しそうな授業風景であり、仲間との信頼関係も感じられました。このようなあたたかい人間関係の中で、楽しく学び合いたいものです。
保護者アンケートで、毎年、残念ながら60%台の項目をご存じでしょうか。
それが次の2項目です。
・子どもは、家庭学習の習慣が身に付いている。保護者66% 生徒94%
・子どもは、午後11時前に就寝している。保護者69% 生徒54%

家庭学習については、生徒は、身に付いていると回答していますが、保護者の数値は例年60%台です。11時前就寝は、保護者の数値は上がってきていますが、生徒の数値は7月の数値より下がっています。
睡眠負債という言葉が言われ、7時間の十分な睡眠を確保しないと、認知症や様々な病気にかかるリスクも高くなると、最新の科学的データで言われるようになってきました。
健康な脳、体を維持するためにも、大人も子どもも十分な睡眠を確保したいものです。
夜遅くまでの、メディア視聴、SNS等は、体だけでなく、多くのトラブルの危険もあります。ご家庭でのご指導をよろしくお願いします。
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スキー授業が無事に終了!

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1月19日、ムイカスノーリゾートで、1・2年のスキー授業を実施しました。例年、転倒等でのけが人が出て、今年度も心配していましたが、けが人ゼロで、全員が無事に帰ってきました。
生徒に最初に話したことは、1、けがをせず安全に帰ること、2、あいさつを先に自分からすること、3、時間を守ること、の3点でした。
到着してから、生徒に話したことは、上記の3点がしっかりと守れていて、大成功のスキー授業であった。さらに、仲間を思いやり、いたわり、チームワーク良く行動し、友情が深められたスキー授業であった点がさらにすばらしかったと話しました。
このような大きな成果を修学旅行や学校生活にも生かしていきたいものです。

学区に長岡市営スキー場があり、昔は、悠久山公園にもスキー場があった学校として、あるいは、雪国育ちの子どもたちの誇り?としても、スキーや自然に親しむ、このスキー授業は大切にしていきたいものです。
写真は1年生のグループ、2年生のグループ、スキー場の風景です。

2月の予定表をアップしました。

1月の予定表は、「おたより」の学校だよりに掲載されています。恐れ入りますが、そちらからご確認下さい。

1月17日専門委員会 阪神淡路大震災から23年

1月17日放課後、新2年生の各専門委員長を3年の前専門委員長がサポートする形で、各専門委員会が開催されました。
写真は、各クラスの級長、副級長で構成する代議委員会の様子です。今回は、私が各学年、各学級の様子を知りたいため、ずっと参加させてもらいました。
どの学年、学級とも、人間関係も良く、前向きな授業態度であるという話でした。
このように、生徒自身が中心となり、自治的に運営しているところが栖吉中の自慢です。

私の方で、以下のような話をさせてもらいました。
・創立70周年の記念の年を大いに盛り上げてくれた生徒全員に感謝している。特に3年生は、校訓である『誠実・友愛・勤勉』を体現してくれいて、後輩のよいモデルになっている。3年生のようになって、卒業していってもらいたい。
・先生方が教務室で朝の打ち合わせをしている時、各教室の朝読書の時間に、3回、校長として、私語や席に着いていないことを、強く注意したことがある。どのクラスかは、皆さんならわかると思う。なぜ、注意したかと言うと、「先生方がいない時に、自分たちの力で朝読書一つできないようでは、中学生ではない」と思っているからだ。
・「紅族」という言葉を知っているだろうか。「先生が〜してくれない」、「親が〜してくれない」、「仲間が〜してくれない」と、「くれない」、「くれない」ばかり言う人のことだそうだ。そんな人は、中学生でも、小さな子どもか、介護の必要な老人と同じである。中学生は、自分たちの力で、自分の将来のためや仲間のために、動けるようになってもらいたいと思っている。自立していってもらいたいと思っている。今年の皆さんのがんばりに感謝しつつ、「紅族」にならないでもらいたい。

1月17日は、阪神・淡路大震災から23年でした。あの時、0歳から高校生までの400人以上の子どもが突然に親を失い、遺児となったそうです。昨夜、その遺児たちの番組をやっていました。重い内容の番組でした。

厳しい言い方ですが、人間は生まれてきた以上、死ぬ運命にあります。寿命からも、子どもより親が先に死ぬのです。突然ではなくても、やがて親が先に死ぬのです。
子どもたちを「紅族」にしていたら、どうなってしまうのでしょうか。
心や目はかけつつも、子どもの自立をうながすこと、「紅族」にしないことを学校、家庭でこころがけていきたいものです。

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ネットゲーム依存は病気です

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写真は、1月4日の朝日新聞の一面と「笑(ワンラ)う門には福来たる」と書いてあるディズニーランドのお土産です。ディズニーランドで昨年末に結婚式を挙げた子どもさんのいる友人からのお土産です。犬年を笑顔の一年、ワンらう年にしていきたいですね。

1月4日の朝日新聞によると、世界保健機関(WHO)が病気の世界的統一基準である国際疾病分類(ICD)に、「ゲーム症・障害(Gaming disorder)」として、初めて盛り込む方針であるそうです。
この病気の具体的症状は以下のようです。
・ゲームをする衝動が止められない
・問題が起きているのに、ゲームを続けたり、プレー時間を増やしたりする
・個人や家族、社会、学習、仕事などに重大な問題が生じている
・他の興味や活動よりも、ゲームを優先させる

この病気であるという、症状の継続期間は、最低1年と定義していますが、幼少期は進行が早いとして、より短い期間でも病気とみなす方針です。

この病気の人は、アルコール依存や薬物依存のように、脳の働きが大きく低下し、感情をうまくコントロールできなくなるという研究論文が国際的な医学誌に多数報告されているそうです。

この病気を防ぐ方法も新聞で掲載されていましたので、紹介します。
中学生という思春期の脳は、まだ完成していない状態です。子どもたちのゲーム依存、ネット依存という病気を防ぎ、明るい未来を実現させてやりたいものです。

1 購入は親の名義で。子どもに貸す形に
2 ルールを親子で一緒に決める
3 使う場所を決める
4 使う時間を決める
5 使う金額を決める
6 ルールを書面に残す
7 家族もルールを守る
(久里浜医療センター樋口進院長による)

1月10日 骨太学力向上タイム8回目 生徒の文章

標記のように、1月10日、8回目の骨太学力向上タイムでした。言語活動の重視、思考力・判断力・表現力の向上のため、朝に全校生徒が新聞の同じコラムを読み、実施しています。

「ふわふわ言葉」と「チクチク言葉」という言葉があるそうです。中学1年生全員の文章を読むと、小学校でも、「ふわふわ言葉」を使い、相手を気遣うように指導されていたことがわかります。そんな内容で、生徒が自分を振り返り、書いてくれた文章を紹介します。「ふわふわ言葉」のあったかい学校であってほしいと思いますし、社会に出た時に「チクチク言葉」にもめげない、たくましさも身に付けてほしいと願っています。

「骨太学力向上タイム8回目」

 筆者は「ふわふわ言葉」を使うことの良さは、ふわふわ言葉を使うことで気持ちが前向きになり、人を勇気づけ、子どもたちに肯定感を育む効果もあることだと述べている。私は学校生活の誰かが困っているような時に「大丈夫だよ」などの温かい言葉をかけられるようにしたい。また、「ふわふわ言葉」を気に掛けていない時でも、自然に温かい言葉を掛けられるようになれるといいと思う。 3−2 Yさん

 相手を前向きにさせて勇気づけられるところが良さだと筆者は述べている。私も部活でうまくいかなかった時、先生からの「大丈夫」という言葉に勇気をもらった経験がある。だから私も、家族や友だちが不安になっていたり、落ち込んでいたりした時に、「大丈夫だよ」とふわふわ言葉を使って背中を押したいと思う。良いことがあった時に、人をほめるのは誰でもできるけど、相手が辛い時こそ、励ませる人になりたい。 3−2 Nさん

 ふわふわ言葉を使うことで気持ちが前向きになると、筆者は述べている。私は学校生活の部活の場面で使いたいと思う。「ダメだよ」とか「もったいない」などのチクチク言葉を使ってしまうと、チーム全体が暗くなってしまう。だから、私は「落ち着こう」とか、「ドンマイ」などを言って、選手を勇気づけたいと思う。チーム全体でこのようなふわふわ言葉を使えば、自然とチームの結束力が強くなっていくと私は思う。 2−2 Hさん

 「ふわふわ言葉」の良さは、人の気持ちを前向きにさせ勇気づけるというところだと思う。日本人はほめることが苦手だと言われているように、私も誰かをほめることが苦手だ。だから、誰かが努力をしている時、何かを成功させた時、私は「すごいね」や「頑張っているね」などのその人が前向きになれる言葉をこれから先、コミュニケーションをとる一つの手段として使っていきたいと思う。 2−2 Mさん

 筆者は「ふわふわ言葉」を使うことで、気持ちが前向きになり、人を勇気づけるのだと述べている。私は、友だちがとても落ち込んでいる時に、「頑張ったね」や「大丈夫だよ」と励ましの「ふわふわ言葉」を使いたい。私は口調が荒々しいので冷たく感じ取られてしまうことがよくあるので、「あぁそう」などの冷たく感じる言葉を控えて、「いいね」や「すごいね」という言葉を友だちや先輩に使っていきたい。 2−1 Kさん

 「ふわふわ言葉」を使うことの良さは、口にすると自然と笑顔になることだと筆者は述べている。私は学校生活で誰かの絵がすごく上手だったり、誰かが賞をとったりした時に、素直に「すごいね」とか「上手だね」などの「ふわふわ言葉」を使いたい。私は誰かが賞をとったり、絵が上手だった時、負けたくないという気持ちで素直に喜べなかったので、これからは、すごいことを素直に認め、「ふわふわ言葉」でほめたい。 2−1 Mさん

 良さは、ふわふわ言葉を使うことで気持ちが前向きになり、人を勇気づけられて自然と笑顔になるところだと筆者は述べている。私は、そんなふわふわ言葉を学校のどの場面でも使いたいと思う。例えば、友だちが何かに成功したり、目標を達成した時に「すごいね」や「おめでとう」とたくさん言いたいし、自分が相手に何かしてもらった時は「ありがとう」と伝えたい。ふわふわ言葉を使う意識がなくても自然に出てくると素敵だと思う。 3−1 Yさん

 筆者は、気持ちが前向きになり、人を勇気づけることや、自然と笑顔になるのがふわふわ言葉を使うことの良さだと述べている。私は、学校で友だちが何か失敗した時や落ち込んでいる時に、「大丈夫、次はきっと成功するよ」と言いたい。私も、部活動で気持ちが沈んでいた時に、友だちから「大丈夫、がんばって」と言われてがんばれたことが何回もあるので、私もしっかりふわふわ言葉を使えるようにしたい。 1−1 Aさん

 筆者は、「ふわふわ言葉」は気持ちが前向きになり、人を勇気づけると述べていると思う。僕はこの「ふわふわ言葉」を休み時間や部活など、日々の生活の中で使っていきたいと思う。例えば、部活動の時、何か失敗してしまった人がいる時に、「しっかりしろ」ではなく、「ドンマイ」や「次かんばれ」などの「ふわふわ言葉」を使うことによって、人を勇気づける他に、場の雰囲気も良くなると思う。 1−1 Tさん

 気持ちが前向きになり人を勇気づける、子どもたちに肯定感を育む、口にすると笑顔になる言葉であることが、「ふわふわ言葉」の良さだと筆者は述べている。私は、学校生活で友だちが何かに失敗した時は「大丈夫だよ」と励ましたり、何かに成功した時は「すごいね」や「いいね」などの「ふわふわ言葉」を使って、みんなが笑顔になるようにしていきたい。 1−2 Kさん

 筆者は、ふわふわ言葉を使うことの良さを、気持ちが前向きになり、人を勇気づけることだと述べている。私は学校生活の中で、困っている人を助けた人がいたり、人に親切にしている人、自分に親切にしてくれた人がいたら「すごいね」や「ありがとう」などのふわふわ言葉を使いたい。ふわふわ言葉をたくさん使って、いい雰囲気を作れたらとても良いと思う。 3−1 Mさん

 「ふわふわ言葉」を使うことによって自然と笑顔になるのが、ふわふわ言葉の良さであると思う。また、僕は学校で、友だちが失敗した時や何かがうまくいった時に「大丈夫」や「すごい」などと素直に言いたいと思う。だが、今は人をほめたり励ますのがあまり得意ではないので、少しずつ「ふわふわ言葉」を使うようにし、それを普段から使えるように心がけたい。 1−2 Tさん

 ふわふわ言葉を使う良さは、気持ちが前向きになり、人を勇気づけることだと筆者は述べている。また、私は学校生活で、誰かが失敗したら「大丈夫だよ」と言う言葉は言えていると思うが、小さなことに対して「すごいね」などとは言えていないと思っている。だから私は、小さなことでも「すごいね」などのふわふわ言葉を使っていきたい。また、同じ学年の人たちだけでなく、部活をしている時など、他学年の人にも使っていきたい。 2−2 Sさん

15日避難訓練実施、16日から今年度の高校入試がスタート

写真は、1月11日の3学年朝会の様子です。3月2日の卒業式に歌う、学年合唱の曲を選定したそうです。これから卒業式に向け、その合唱練習が始まります。15日は、今年度2回目の避難訓練を地震を想定し、昼休み中に発生したと仮定して実施しました。授業中ではなく、放送を聞いて各自が行動できるように実施しました。その後の学活では、防災学習をさらに実施しました。中学生ならば、各自が自分のいのちを守り、さらに家族や地域の一人暮らし等の高齢者のいのちも守ってもらいたいと話しました。
1995年1月17日の朝5時46分、阪神大震災が発生しました。地震後、火災が発生し、死者6400人以上、負傷者4万人以上の大災害でした。あれから23年、「災害は忘れた頃にやってくる」という言葉があるように、災害直後の緊張感などは、どうしても薄れがちになります。中越大震災のことを中学3年生に聞いても、3歳前後のことなので、わずかに記憶にある生徒とまったく記憶がない生徒がいました。災害に対する記憶や教訓を経験した者は、その記憶を継承していきたいと思いました。

いよいよ、今年度の入試が栖吉中学校の場合、明日の私立高校の入試からスタートです。それぞれの進路実現に向け、日頃の力を十分に発揮してほしいと願っています。
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大雪にも折れない竹のように生きてほしい!

写真は、校長室から見える竹林の1日の変化です。1枚目は、朝の吹雪の中の様子です。2枚目は、昼の重い雪を乗せ、地面まで曲がっている様子です。3枚目は、夕方の太陽が少し出て、青空の中、雪を払い、しゃんと立っている様子です。
今、新聞では、県教委職員が死亡したことが大きく報道されています。長時間労働が常態化していたことが報道されています。当校の教職員も、多忙化解消の取組を進めていますが、長時間労働がなかなか改善されていない現状があります。部活動終了後からの仕事や子ども、保護者の対応等が当然あります。教師は、いのちを預かる仕事であるからこそ、先送りにできない対応が当然あると思っています。校長としては、教職員のいのちも当然守っていかなくてはならないと思っています。
子どもたちも教職員も、そしてこれを読まれている保護者、地域の皆様も、竹林のように、大雪や吹雪の中、重い雪が覆いかぶさろうと、上手にまわりにヘルプを求め、しなやかに、したたかに、たくましく、生き延びてもらいたいと思います。
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