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8月25日校長講話 「チーム栖吉」と「継続は力、成果なり」

夏休み明け、1学期後半のスタートにあたり、以下のような話を生徒にしました。
一つ目は、「チーム栖吉」です。
今年の秋は、創立70周年記念の行事が控えています。来週土曜日には、体育祭、その後、合唱コンクール、その後に創立70周年の式典や講演会等があります。
体育祭のスローガンのように、一人はみんなのために、みんなは一人のために、チーム栖吉で、盛り上げて行きましょう。
春の講話で話したように、トム・クルーズが字を読むことが困難な障がいをかかえていても、がんばっています。いろいろな障がいをかかえた人がいるのが社会です。そんな人々も仲間として受け入れられる社会をつくっていけるよう、チーム栖吉で、がんばっていきましょう。

二つめは、「継続は力、成果なり」です。
三年生は、今年の秋に中学卒業後の進路を決定しなければなりません。一、二年生も体育祭後、すぐに、1学期期末テストがあります。
進路実現には、毎日の積み重ねが重要です。毎日こつこつと継続し、学習していきましょう。自分の目標に向かい、継続してやり続けることが、大きな成果となります。
現在の脳科学の知見では、7時間の十分な睡眠を取ることが、脳を活性化し、健康寿命も伸ばすと言われています。毎日規則正しい生活習慣の中で、継続的に学習に取り組んでいきましょう。
(ただし、中学時代や高校時代に学習習慣が身に付かなかった私の弟が、生涯学習社会の中で、アメリカや中国に飛び、ビジネスでがんばっている話もしました。あきらめない心、チャレンジする気持ちがあれば、いつでも再スタートできる話もしました。)

8月後半、9月の予定表

今後の変更は学年だより等でお知らせいたします。

『なす祭り』が始まります (給食の献立から)

HPのお便りのところに、給食の献立表がアップされていますので、ご覧ください。
給食の9月1日〜8日はなす祭り週間です。巾着なすや梨なすを使った献立が登場します。献立表の☆印はなす祭り献立です!
麻婆なす丼、巾着なすの蒸かしなす、長岡グラタンなどのメニューが並んでいます。
実は、新潟県はナスの栽培面積が全国1位です。しかし出荷量はそれほど多くなく、自分の家で食べているようです。長岡ブランドの巾着なすも給食に出されます。楽しみですね。栽培してくださった方、調理してくださった方に感謝し、味わっていただきましょう。

写真は、自宅のサルスベリの木です。剪定がへたで、隣の家の2階あたりで咲き誇っています。



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山本五十六の名言

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写真は、青チームの応援リーダーが、パネルリーダーにパネル完成のお礼を述べているシーンです。今日で、体育祭リーダーの夏休みの活動が無事に終了しました。夏休みの暑い中、リーダーたちは、午後、約12回にわたって、活動していました。大変お疲れ様でした。どんな仕事も事前の準備、段取りが大切だと言われます。(前回の千の準備のように)リーダーたちの献身的な夏休みの取組、準備で、体育祭は大いに盛り上がることでしょう。70周年の記念の体育祭です。保護者、地域の皆様のご参加もよろしくお願いします。

標題の山本五十六の言葉について、7月16日、読売新聞の日曜版カラーページの表紙全面を使って、紹介されていました。長岡の人々には、おなじみの言葉ですが、その新聞によると、以下の言葉が正しいようです。

『やって見せ 説いて聞かせて やらせてみ 讃(ほ)めてやらねば 人は動かぬ』

「褒める」でも、「誉める」でもなく、「讃(ほ)める」と書くそうです。

この言葉を山本五十六自身が書き残したものは、見つかっていないそうです。
長岡市曹洞宗の堅正(けんしょう)寺の住職が、友人である山本の信条として、講話集の中で紹介したことが出典になっているようです。
住職は、その講話集の中で、「馬鹿な奴をおだてると云うことではなく、共に喜ぶことなのであります」と解説しているそうです。
体育祭のリーダーたちのがんばりで、共に喜ぶ体育祭にしていきたいですね。

この記事の出典は、稲川明雄さんの『山本五十六のことば』からだそうです。
読売新聞の保高記者は、この記事の終末を以下のように結んでいます。

戦局が思うようにいかない中で山本自身、時代や人を動かすことの難しさを誰より感じていたのではないか。その言葉は、無念の胸中だったのかもしれない。

山本自身が、理想のリーダーとして、名言のように、信頼され、部下を動かしていた面があると思います。一方で、時代や人を動かすことの難しさ、無念の胸中もあったのかもしれません。
私は、山本の無念の胸中を感じ、さらにこの名言の名言としての重みを感じた次第です。


自然愛護部の活動 「甲子園は呼んでもらえる場所」

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昨日から、自然愛護部が活動しています。写真の1枚目、2枚目は、今朝の草取り活動です。3枚目は、昨日実施した、タイヤ洗いです。1年間の汚れを落とし、体育祭で使えるようにきれいに準備してくれました。

自然愛護部の生徒は、校内の部活に入らず、校外で、サッカー、水泳、柔道、ダンス、剣道などの活動をしている生徒が入っています。
校内の部活動に入っている生徒に関しては、部活動をとおして、教職員が部活に関する指導だけでなく、生活面等の指導も日々できますが、校外で活動している生徒に関しては、それぞれの校外活動での指導、保護者の皆様の指導が中心となります。

11月12日の栖吉中学校創立70周年の記念講演会の講師であり、栖吉中卒業生である元新潟明訓高校野球部監督、現新潟医療福祉大教授、佐藤和也さんの『新潟明訓野球の秘密』という本に、「千の準備」という話があります。
明訓高校を率いて、8回甲子園に出場した佐藤元監督は、「甲子園は呼んでもらえる場所」と生徒を指導していたそうです。
グラウンドでの野球の練習だけでなく、あいさつができる、授業をしっかりと受ける、清掃を一生懸命に行うなどの、日々の「千の準備」ができて、「甲子園に呼んでもらえる」のだそうです。
校外のそれぞれの活動でがんばっている生徒も、自然愛護部で、「千の準備」をし、それぞれの目標を実現してほしいと思いました。

水を飲み旨いと感じる夏の朝〜(ジュニア文芸入選)

標題は、8月20日の新潟日報のジュニア文芸欄に掲載されている、栖吉中2年Nさんの短歌作品です。栖吉中2年のNさんとHさんの短歌作品が掲載されました。
紹介します。

Nさんの作品 「水を飲み旨いと感じる夏の朝今日も元気に学校に行く」
Hさんの作品 「初夏の匂い色々吸って伸びるアスパラその伸び方は今の自分か」

どちらの作品も伸び盛りの中学生らしい、さわやかな作品です。
夏の暑さに負けないでがんばっている中学生の姿が浮かび、一服の清涼剤のような作品ですね。
Nさんの作品には、選書の松村敏子さんからの選評も以下のようにありました。

・単純なことをしっかりと言った上の句。「旨い(うまい)」が本当に効果的です。「今日も」の「も」は、何げない助詞の使い方ですが、多くのことを想像させます。気持ちの良い歌です。

今週の25日から学校が再開となります。今朝の職員朝会では、Nさんのこの歌を紹介し、私たち職員も夏バテを解消し、Nさんのように元気に登校しようと話しました。

写真は、広島に長岡市を代表して派遣された、3年Yさん、1年Sさんが、8月20日、まちなかキャンパスで参加者の前で、体験し、学んだことを報告している様子です。
Yさん、Nさん、お疲れ様でした。(Yさんから書いてもらった感想は、このHPにすでに掲載されています。)

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体育祭パネルほぼ完成 広島で学んだこと(生徒の感想)

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1枚目の写真は、青チームのパネルの作業風景です。一番、パネルの内容のわからない写真を掲載しました。8月18日現在で、青チームも、赤チームもほぼパネルは完成していました。暑い中、懸命にパネルリーダーや応援リーダーは、学校で活動しています。来週の8月25日(金)から、授業スタートです。体育祭の全校による活動もスタートします。そのための準備をこの夏休み中に、リーダーはしっかりとしていました。体育祭リーダーの皆さん、ありがとうございます。9月2日の体育祭当日が盛り上がるよう、一人はみんなのために、みんなは一人のために、がんばっていきましょう。

2枚目の写真は、3年生の教室外のグリーンカーテンが、写真のように見事に完成しました。琉球アサガオの深いブルーがきれいです。
3枚目の写真は、裏庭のひまわりです。あまり人の目に触れない場所ですが、元気に咲いています。

以下は、3年生で、広島に派遣された、Yさんの感想です。平和について、現地でいろいろと考えたことがよく伝わります。紹介します。Yさん、ありがとうございます。

広島へ行き、私は、命の重みや戦争の悲惨さについて、多くを学んでくることができた。私たちと同じ中学生の遺品を見た時、特に戦争の恐ろしさについて、学ぶことができたと思う。とはいえ、『子どもだから命の重みが大きい』のではないと思う。人は皆、平等だということも広島で思い知らされたからこそ言える。
老人だって、障がい者だって、マイノリティーの人だって、皆、同じ人間。私は今まで以上に、他人との会話で差別語がないよう、気をつけて、会話をするようにしていきたいと思った。今まだ世界から核兵器が消えない。広島では、核兵器が地球からなくなるまでは、本当の平和ではないと聞いた。そうだとすれば、平和になるのは難しいことだと思う。けれど、まずは、自分から、広島で、学んだことを、身近な人へ伝えるなどして、未来の平和に繋げていきたい。

Nコン県大会奨励賞! 水の作文、県優秀賞2名!

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今日は、8月15日、72回目の終戦記念日です。
新潟の空は、曇っています。写真のように、ネムノキの花がわずかに残っていました。
8月11日、NHK全国学校音楽コンクール新潟県大会が新潟市の新潟テレサで開催されました。各地区を勝ち抜いた中学校、13校が出場しました。
栖吉中学校は、奨励賞でした。大きな舞台で、1年生、2年生、3年生がチームワーク良く、美しいハーモニーを響かせていました。県大会に出場し、他校の素晴らしい歌声を聞き、さらに上位を目指す上での参考になったことと思います。3年連続県大会出場は、大きな誇りです。お疲れ様でした。

8月11日の新潟日報に、写真入りで、全日本中学生水の作文コンクール(国土交通省、県主催)の表彰及び結果が掲載されていました。8月10日に県庁で表彰式がありました。新聞に写真入りで掲載されているのが、県優秀賞の栖吉中3年のMさんです。3年のHさんも優秀賞でした。
写真は、新聞記事と優秀受賞のMさん、Hさんです。
受賞した皆さん、おめでとうございます。

栖吉中の主な受賞者は以下のとおりです。
・優秀賞   3年Mさん
       3年Hさん
・佳作賞   2年Kさん
       2年Uさん

市民とは 甲子園球場と長岡ゆかりの外山脩造

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8月8日に長岡市三島郡の特別活動(学級活動や学校行事、生徒会などの活動)の研究会がありました。私の長年の友人である、筑波大学教授のKさんからご講演を2本していただきました。
1本目の演題は、「社会参加できる市民を育てる特別活動のあり方」
2本目の演題は、「アメリカのサービス・ラーニングから学べること」

その講演の中で、Kさんの考える、市民の定義が最初に提示されました。
「市民とは、自分の身の回りで起こっていることを他人事ではなく自分事として捉え、自分の幸福だけでなく他人の幸福も願って行動できる人間を意味する。」

Kさんの市民の定義から考え、この栖吉地区には、学校や子どもたちのために、行動してくださる「市民」が多く、学校や家庭は、大変助かっていると思います。
ありがたいことです。そんな「市民」の姿に学び、中学生も「市民」として成長していってほしいと、学校全体で取り組んでいます。
(昨年もですが、地域の方から、学校にスイカやイチゴが時期になると届きます。スイカのAさん、イチゴのTさん、いつもありがとうございます。)

長岡市の教育理念に「幸せを創り出していける教育の推進」が掲げられています。
Kさんの市民の定義に当てはまり、他人の幸福を願って行動できる人が、Nコンの課題曲ではありませんが、本当の幸せを得る人だと思います。
自分だけの幸せを求める人が本当に幸せになった例は、人類の歴史の中で少ないと思います。
Kさんは、一昨年1年間、アメリカのオレゴン州に家族で住みながら、アメリカのまちづくりやサービス・ラーニングを研究されました。
Kさんの話の中で、日本以上に、アメリカは、チームワークを大事にしているという指摘もありました。アメリカは個人主義で、日本は集団主義の印象がありますが、市民社会を創っていくため、身近な出来事に興味を持ち、他人の幸福を願って、行動できる市民を創っていくカリキュラムが日本以上に定着しているようです。

写真は、昭和初期に甲子園球場に建てられた、外山脩造の銅像です。戦争時に金属回収のため、供出され現在はないそうです。
外山脩造に関する冊子が、学校に届きました。その冊子の表紙が写真です。

ネットによると、外山については、以下の略歴があります。
外山脩造(とやま しゅうぞう 1842年12月11日〜1916年1月13日)は、幕末の越後長岡藩士。明治期の衆議院議員、官吏、実業家。大蔵省、初代・日本銀行大阪支店長、横浜正金銀行取締役を経て、アサヒビール、商業興信所(日本初の信用調査会社)等の創業に関わる。阪神電鉄初代社長となり、関西財界の礎を築いた。阪神タイガース生みの親とも云われる。

河井継之助を慕い、河井が亡くなる時に、「武士の時代はこれで終わりだでや、おみゃしゃん(お前さん)商人になりやい」と遺言したことが、この人の人生を決めたと言われています。長岡出身の外山がいなければ、阪神電鉄、甲子園球場もなかったわけです。
河井にしても、外山にしても、自分のことより、社会のこと、他人の幸せを考えた、「市民」の側面があるように思いました。

8月8日 県立専門高校メッセ&ながおかハイスクールガイダンス

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新潟県教育委員会と長岡市教育委員会が共催し、標記の会が、ハイブ長岡の大展示ホールで実施されました。栖吉中学校からは、生徒18名、保護者12名が参加し、今後の高校選択や将来のキャリア形成の参考になりました。
新潟県内の特色ある高校や長岡市内の高校や大学・専門学校、地元企業が一堂に集まり、ハイブ長岡の大展示場が満員状態で、大盛況の様子でした。
写真のように、それぞれの展示ブースでは、高校生自身が自分の高校を説明したり、体験コーナーがあったり、試食があったりと親しみのある、楽しいイベントでした。

栖吉中学校の生徒は、ほとんどが中学校の隣にある栖吉小学校からの進学で、1小、1中の9年間の中で、仲間を大切にする生徒が多いと思います。
中学校卒業後の進学に関しては、最初の大きな選択であり、変化だと思います。
このようなイベントに参加し、将来の夢の実現に向けて、準備をしてもらいたいと考えています。

1年生 わくわくサイエンス(長岡高専)

1枚目の写真は、長岡高専の校長先生から、これから時代の変化と長岡高専の学校説明が最初にありました。
2枚目の写真は、液体窒素を使って、パリパリに凍った野菜の変化を調べているところです。昔CMであった、バナナで釘を打てるかの実験もやりました。結論は、子どもたちに聞いてください。
3枚目の写真は、静電気をため、体に放電した時のショックを体験しているところです。
長岡高専は、「人類の未来をきりひらく、感性豊かで、実践力のある創造的技術者の育成」を目標にしています。

様々な体験、実験をとおして、感性を磨いていきたいですね。
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日本平均寿命を更新(女性87歳 男性81歳) 健康寿命は?

昨日は、長岡高専にて、1年生がわくわくサイエンスでした。残念ながら、今日実施予定だった小学生対象の栖吉地区少年相撲大会、少女腕相撲大会は、台風のため中止となりました。昨日、O会長がわくわくサイエンスでのあいさつで、話されていました。
わくわくサイエンスの様子は、次回に紹介します。
わくわくするような実験の連続で、生徒は、科学に対するあこがれ、長岡高専に対するあこがれが増したように思いました。

標題のように、7月の新聞各紙では、日本人の平均寿命が過去最高を記録したことを報じていました。国・地域別の平均寿命で、男性、女性とも、香港についで、世界第2位を記録しています。国・地域の順位ですので、国では、世界1位ということになります。
女性が87.14歳、男性が80.98歳です。5年連続の延びとなっています。

厚労省は、「医療技術の進歩に加え、健康志向の高まりにより生活環境の改善が進んだことや、対策が進んだことで自殺者が減ったことも影響している」としています。
(7月28日の新潟日報の記事より)

今の中学生が働き盛りとなる頃は、がんなど病気の早期発見が可能となり、男女とも平均寿命が100歳を超えると言われています。
織田信長や徳川家康の頃からずっと、人生50年と言われてきました。
それが、中学生が高齢者になる頃は、人生100年となるのです。
人生100年のライフプランを考える時代がやってきています。
長い人生を考えると、中学時代の少しの失敗など、まったく影響がないと言えます。
夏休み前に生徒に野球と人生を重ねた話をしました。
人生を野球の9回にたとえれば、まだ中学生は10代であり、1回でしかないと。

さて、平均寿命と共に、今、健康寿命も注目されています。
健康寿命とは、介護を受けたり、寝たきりになったりせず、日常生活を送れる寿命を言います。
日本の場合、女性が74.21歳、男性71.19歳です。
女性で約13年、男性で約10年、高齢者となり、自分で日常生活を送れない時期があることが問題となっています。平均寿命を延ばすだけでなく、健康寿命を延ばすことが重要です。
厚労省の研究班の調査では、健康的な生活習慣の人とそうでない人では、健康寿命で最大2年間の違いがあることが報告されています。(7月24日の日本経済新聞の記事より)
65歳以上の人を9年間追跡調査した結果で、科学的に言えることを報告します。
中学生だけでなく、保護者の皆様も、ぜひ、以下の科学的データを参考に生活習慣を改善し、健康寿命を延ばしてください。

1 たばこを吸わないか禁煙して5年以上
2 1日に平均30分以上歩く
3 平均睡眠時間が6〜8時間
4 野菜を多めに取る
5 果物を多めに取る

8月7日 わくわくサイエンス(長岡高専)

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8月7日の午後、栖吉地区青少年育成会連絡協議会と国立長岡工業高等専門学校(長岡高専と略)のご協力で、1年生を対象に、標記の「わくわくサイエンス」が実施されます。
わくわく科学実験、わくわくエコ実験が予定されています。
実験をとおして、科学への興味と関心を高めてもらいたいと思います。

8月4日、長岡市教育センターの研修講座として、南魚沼市湯沢の「平標山(たいらっぴょうやま)」に登ってきました。標高は、1984m、花の百名山にも選ばれるほど、高山植物の豊かな山でした。
写真は、森林限界を超えた稜線にあった、今が満開の「コシジシモツケ」の群落(お花畑)です。
講師の先生から教わったことは、植物図鑑ではなく、本物の植物を観察し、触ってみることの大切さでした。
サイエンス、科学にとって、実験の大切さ、本物から学ぶ大切さを長岡高専で感じてもらいたいものです。
毎年、この企画を実施していただき、栖吉地区青少年育成会連絡協議会と長岡高専に感謝いたします。

最後の写真は、関東方面の雲海です。太平洋側と日本海側を分ける山脈に連なる、この山の群馬県側と新潟県側では、大きく雲の様子が違うことも、登って実際に見て実感しました。
8月11日は、山の日です。山に自分の足で登り、山の自然にじっくり触れることも大切だと思いました。
人生同様、つらくても自分の足で一歩一歩、歩んだ先に、お花畑のごほうびが待っています。

8月6日 72回目の広島(ヒロシマ)原爆忌

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1945年8月6日朝8時15分、広島に原子爆弾投下されました。広島の平和記念公園では、平和記念式典が午前8時から行われています。栖吉中学校から、3年のYさん、1年のSさんが、長岡市代表として、出席しています。

爆心地の近くにあった広島市立本川小学校は、原爆で大きな被害を受けました。
小学校の児童400名、教職員10余名が犠牲となりました。
生存者は、わずかに2名のみです。
詳しくは、「本川小学校平和資料館」で検索してみてください。
東日本大震災で、多くの犠牲者を出した、石巻市立大川小学校と同様に、本川小学校の悲劇を繰り返してはいけないと思っています。

写真は、今朝の栖吉中花壇の様子です。コスモスが咲き出していました。暑い中ですが、秋の準備も始まっています。さだまさしさんの作詞作曲で、山口百恵さんが歌った「秋桜(コスモス)」以来、「秋桜」と表現されることもあるようです。

8月3日早朝の花火ボランティア

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8月2日、3日は、長岡花火でした。2日間で、100万人以上の観覧者があったようです。NHKのBS放送でも、中継されるなど、全国有数(長岡市民としては当然、全国1位)の花火大会です。長岡花火は、マナーでも全国1位を目指して活動しています。花火の翌日は、市内の中学校の生徒がボランティアで、花火会場の清掃などをしています。
栖吉中学校は、8月3日、早朝、5時50分に集合し、観覧席のブルーシートを取り外し、小さく畳んで整理する作業をやりました。当日のボランティア参加の生徒は、68名でした。福祉委員会が中心となり、集合態度や作業など、学校にいるように、きちんとボランティア活動に参加していました。多くの先生方も生徒同様に参加していました。特に市外に住居のある先生方は、大変だったことと思います。参加してくれた、生徒、先生方に感謝です。
写真は、朝集合した時のものと、打ち上げ会場から約4キロ離れた所から撮影した、「フェニックス」です。長岡花火復活70年、鎮魂、復興の花火です。

8月1日は「長岡市恒久平和の日」

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1945年8月1日は、長岡空襲のあった日です。72年前の今日、長岡空襲で1486人の尊い命が犠牲になりました(平成29年8月1日現在)。
今日の22時30分に、慰霊の花火「白菊」が打ち上げられます。
8月1日は、戦争犠牲者を追悼し、平和の尊さを長岡から世界に発信する日です。
1枚目の写真は、今日、アオーレ長岡のアリーナで開催された「長岡市平和祈念式典」の献花台です。

2枚目の写真は、昨日、音楽部が金賞受賞、県大会出場を教務室に報告にきた時のものです。音楽部の叶えたい夢、願い事である、三年連続の県大会出場が決まり、喜びの表情でした。

Nコン金賞! 県大会出場決定! AKB48以上の『願いごとの持ち腐(ぐさ)れ』でした

音楽部が中越地区のコンクール(Nコン)を見事に突破し、8月11日の新潟テレサで実施される県大会に出場することが決まりました。音楽部の皆さん、おめでとうございます。3年連続の県大会出場です。

私も会場で聴かせてもらいましたが、女声三部のハーモニーが大変すばらしく、県出場の上位4団体に入ることを確信して学校に帰ってきたところです。
今回のNコンの課題曲の作詞者は、秋元康さん、YouTubeで、AKB48が歌っているシーンもありますが、音楽部の生徒の方が絶対にうまいと思いました。

歌詞の後半に

自分のためじゃ迷うだけ
世界中が誰かのため 願えたらひとつになれる

叶えたい夢は多いけど 本当の願いは何か
見つけられたなら しあわせ

という文があります。
叶えたい夢を見つけられたら、それが本当の幸せなんだと私も思いました。
なんかキャリア教育を歌詞から感じています。
余談ですが、作詞家の秋元さんとは、年齢もほぼ同じ、大学も一緒でした。


7月31日 音楽部がNHK全国学校音楽コンクール地区大会に参加します

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今日が標記のNHK学校音楽コンクール(Nコン)の地区大会です。長岡リリックホールで開催されます。栖吉中学校の音楽部は、14時53分に発表予定です。コンクールの鑑賞は無料です。一般席で鑑賞できますので、ぜひ聴きにいらしてください。なお、デジカメ、携帯等の撮影・録音は禁止されています。
暑い中、一生懸命に練習に励んでいた音楽部の皆さん、がんばってきてください。
私も応援に行く予定です。

陸上競技、水泳で県大会出場を果たしたように、音楽部も8月11日の県大会出場を期待しています。
写真の中のピアノ伴奏者は、先日、水泳で1年生ながら県大会出場を果たした1年のTさんです。保護者の了解を得ながら、水泳での厳しい練習の中、Nコン用のピアノの練習もしていたようです。
写真は、7月28日の練習風景です。

サマースクール最終日 夏空を詠う

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夏休みに入っても、生徒は、県大会やサマースクール、部活動、体育祭準備、高校の体験入学と忙しい日々のことと思います。
写真は、今朝の3年生、1年生の自主学習の教室です。17名の1年生、3年生が自主的に集まり、真剣に自分のペースで学習していました。
2枚目の写真は、3階の教室から、長岡高専方面を撮ったものです。
今日の空は、曇っています。「くもはかなしい」かな?

栖吉地区青少年育成連絡協議会の年間行事の1つとして、長岡高専で、8月7日午後より、「ワクワクサイエンス」が実施されます。栖吉中の1年生が参加予定です。
現在の中学生が成人し、社会で活躍する頃は、人工知能(AI)やロボットが人間同様かそれ以上に社会で活用されていることは、間違いありません。
そんな社会を支える、人間の技術者が大幅に不足することが予想されています。世界中で、男女や貧富の差など関係なく、能力の高い技術者養成に、国が力を入れています。
長岡高専で、科学への興味と関心を高めてほしいと願っています。

一方で、人間としての感性の部分も磨いてもらいたいと思います。
昨年のHPに掲載したものですが、夏空をながめ、夏の詩歌を味わい、感性も磨いてもらいたいものです。


・石川 啄木(たくぼく)

不来方(こずかた)のお城の草に寝転びて
 空に吸は(わ)れし
 十五の心

*「不来方」は岩手県盛岡の呼び名

・中原 中也(ちゅうや)

青い空は動かない、
  雲片(ぎれ)一つあるでない。
  夏の真昼の静かには
  タールの光も清くなる。

夏の空には何かがある、
いじらしく思わせる何かがある、
 焦(こ)げて図太い向日葵(ひまわり)が
  田舎(いなか)の駅には咲いている。

上手に子供を育てゆく、
 母親に似て汽車の汽笛は鳴る。
 山の近くを走る時。

山の近くを走りながら、
 母親に似て汽車の汽笛は鳴る。
 夏の真昼の暑い時。

・谷川 俊太郎

空の青さをみつめていると
私の帰るところがあるような気がする
だが雲を通ってきた明るさは
もはや空へは帰ってゆかない

・八木 重吉

くものある日
くもは かなしい

くもの ない日
そらは さびしい

・井上 陽水

夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれにさまよう
青空に残された 私の心は夏模様









見逃さない みんなで創ろう 栖吉の輪

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6月の地域連携フォーラムで作成した、いじめ見逃しゼロの新しいスローガンが完成し、昨日、職員が体育館の壁面に掲示作業をしていました。
色画用紙の文字と広告紙をちぎって、全員で張ったバックがマッチし、すばらしいスローガンができあがりました。もう一部作成したスローガンは、小学校に贈られているそうです。

反対の正面壁面にある栖吉中の校訓である、『誠実・友愛・勤勉』の新しい校訓額も、学区在住の書道家、丹羽芝水先生にお願いしてあります。

先日、丹羽先生のご自宅に教頭と訪問させていただき、校訓の揮ごうをお願いに参りました。丹羽先生は、長岡高校や長岡商業高校で、書道を教えられ、退職後は、1年間、単身で中国、南京の大学で、日本語を教えられたそうです。
そんなすばらしい方が学区にお住まいであることも、写真の生徒会のスローガン同様「誇り」です。
70周年の今年の秋に完成する、新しい校訓額も楽しみですね。
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