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友達が与える影響(ピア・エフェクト)についての追加

前回取り上げた、『「学力」の経済学』では、友達の与える影響についても書かれています。前々回取り上げた、3年生Kさんの新年の決意のように、友情や仲間を思いやる力も本人だけでなく、仲間からの影響も大きいと思います。

前回の内容の中で、年12回のPTAさわやかあいさつ会を触れましたが、生徒の中で、毎日、生徒会総務、応援団指導委員、生活委員の生徒が、あいさつに立っていてくれることも、学校にすばらしい影響を与えていると思い、追加で書かさせてもらいます。前述した生徒たちは、自分の勉強など、朝やりたいことがありながらも、全校生徒のために、玄関前や玄関の中で、毎日立っていてくれます。不平も言わず、あいさつをもっと活発にしよう、もっと学校をよくしようと献身的に取り組んでいる姿に本当に頭が下がります。こんな生徒の日々の取組で、栖吉中の歴史と伝統が維持されていると思います。感謝しています。
写真は、さわやかあいさつ会に参加してくださった方にお礼を述べている、3年の前生徒会長のMさんです。
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校内書き初め大会&さわやかあいさつ会最終日

1月10日午後、標記のように、新年の書き初めを行いました。各教室とも、新年を迎え新たな決意をもち、琴の調べが流れる中、真剣に心を込めて書いていました。
写真の1枚目は1年生、2枚目は、2年生の様子です。
課題の字は、1年生が「雪国紀行」(楷書)、2年生が「友好親善」(行書)、3年生が「世界遺産」(行書)です。

1月11日の朝が、今年度最後のPTAさわやかあいさつ会でした。PTA育成部の活動として、年間12回を予定どおり実施していただきました。最終日の今日の写真のように今年度最大の大雪の中での実施でした。PTAの参加者4名、地域の方1名でした。悪天候の中、参加していただき、ありがとうございました。

教育経済学者である中室牧子氏の『「学力」の経済学』という本が、アメリカの資料ではありますが(日本ではこのような研究が少ないためだそうですが)、思い込みで語られてきた教育を科学的根拠(エビデンス)で説明していて、読んでいて刺激を受けます。
・「テストでよい点を取ればご褒美」と「本を読んだらご褒美」で、どちらが効果的だと思われるでしょうか。
その本によると、ハーバード大学のフライヤー教授がシカゴ、ダラス、ヒューストン、ニューヨーク、ワシントンDCの5都市で、94億円をかけ、約250校、小学2年生から中学3年生までの約3万6千人の子どもを対象に研究した成果が出ています。
その研究からは、点数が上がればご褒美という、アウトプットのご褒美では、学力は向上せず、本を読んだらご褒美という、インプットのご褒美で学力は向上したのです。
その要因は、今回は書きませんが、そのインプットのご褒美実験の項目に以下のようなものがあるのです。
・本1冊を読んで、内容を問うテストに正解できれば200円
・学校での態度、出席、行動に対して基準をクリアすれば、2週間で10000円
・算数の練習問題を親と子の両方が解くと200円
・親がPTA会合に出席すれば2000円
アメリカの大規模な実験の結果、「親がPTA会合に出席すると子どもの学力が向上する」ということが科学的に証明されたのです(日本の場合はちがうという反論もあるとは思いますが)。
暑い中、寒い中、年に12回も地域の方やPTAの方が、あいさつに立ってくださる学校が私の個人的な経験や成人対象の社会教育の経験や知見からも(それを社会教育では、社会関係資本、ソーシャル・キャピタルと呼びます)、よい生徒を育て、学力は向上すると確信しています。今後もよろしくお願いいたします。


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1月9日全校集会での新年の決意

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1月9日が授業再開、全校生徒が集まり、新年のスタートでした。全校集会で、各学年代表から新年の決意の発表がありました。代表者は、写真のように、1年Oさん、2年Tさん、3年Kさんでした。3年Kさんの発表内容がすばらしく、本人の了解を得て、ここに掲載します。現在の3年生のように、友情を深め、仲間を思いやる学年になって卒業していってほしいと思っています。2枚目の写真は、代表として発表しているKさんです。3枚目の写真は、70周年記念の講演会講師で、栖吉中の卒業生である、新潟医療福祉大教授で硬式野球部監督の佐藤和也様から、後輩である栖吉中の生徒に、『笑顔』と書いていただいた色紙を紹介させていただきました。職員会議で、職員にも話したことですが、全校生徒200人のいのちと笑顔が輝く年にしていきたいと強く決意しています。ご支援、ご協力をお願いいたします。
以下は、3年Kさんの新年の決意です。

卒業まで、残り2か月になり、長かったようで短かった中学校生活が終わりを迎えようとしています。新年になり改めて気持ちの切り替えができた今、頑張りたいこと、大切にしたいことが3つあります。
1つ目は勉強です。高校受験が一日一日と近づいてきました。僕は冬休みの間、1日8時間勉強することを目標に自分を追い込んできました。この勉強する習慣を続け、自分の第一志望の高校へ入学できるようにがんばりたいです。
2つ目は友情です。僕たちは、3年間の中学校生活の中で、楽しい時もつらい時も共に過ごし、励まし合ってきました。そこで芽生えた友情は、たとえ進路が違ってもなくなることはないと思います。これからも仲間を大切にしたいです。
3つ目は思いやりです。3年生は気配りができ、困っている人がいたら自然と声をかけ合うことができます。僕も思いやりを忘れずに生活したいです。
3年生は、これから自分の進路に向けて進んでいきます。受験は団体戦なので、みんなで支え合って乗り越えていきます。そして64人がみんな笑顔で卒業したいです。

今年度の文芸・美術関係の入賞者

12月末の賞状伝達に20分かかりました。
それ程、多くの生徒が入賞しました。まとめて紹介します。
入賞者の皆さん、おめでとうございます!

今年度の今現在までの主な文芸・美術の入賞者

第28回 伊藤園お〜いお茶新俳句大賞(今年度になって決定)
 佳作  平成28年度卒業生 Aさん 「冬休み 受験の影が せまりくる」
平成29年度 長岡市広島平和記念式典への生徒派遣に関わる平和作品(この2名は広島に派遣されました)
    作文の部 入賞 1年2組  Sさん 「地球を平和にするために」
    標語の部 入賞 3年2年  Yさん 「祖母の腰 経験背負って 平和ある」
第39回 「全日本中学生水の作文コンクール」新潟県審査会
    優秀賞  3年1組 Mさん 「幸せな『当たり前』」
    優秀賞  3年2組 Hさん 「水って大切?」
    佳作賞  2年1組 Kさん 「水と生きる」
    佳作賞  2年2組 Uさん 「水の使い方」
平成29年度 全国地域安全運動用標語
1 鍵かけ、声かけによる窃盗被害防止
 佳作 2年1組 Sさん 「“すぐ帰る” それでもかぎは かけなくちゃ」
2 インターネットを利用した犯罪被害の防止
佳作   3年1組 Mさん 「お母さん それはホントの 私じゃない」
新潟日報ジュニア文芸
短歌の部入選
「水を飲み旨いと感じる夏の朝今日も元気に学校に行く」 2年1組 Nさん
→新潟日報ジュニア文芸2017文芸大賞(短歌の部)受賞
「初夏の匂い色々吸って伸びるアスパラ その伸び方は今の自分か」2年1組 Hさん
「朝起きて一日過ごしまた起きて普通な毎日が幸せである」  2年1組 Tさん
俳句の部入選
「店の前誰を待つのか浴衣の子」 3年2組 Fさん
長岡市・三島郡中学校読書感想文審査会<課題図書>
 優秀賞 「人のためにできること」   1年2組 Tさん
優秀賞 「誰もが未来の宇宙船」    2年1組 Tさん
優秀賞 「自然と人とがつながる川」  3年1組 Kさん
第42回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール
優良賞 「家族の象徴」       3年2組 Yさん
入 選 「体の健康を支えるごはん」1年1組 Wさん
入 選 「大切」 3年1組 Mさん
第24回 新聞記事感想文コンクール
 日本経済新聞社賞 「魅力あふれる町新潟へ」  2年1組  Sさん
佳作 「人それぞれの生き方と音」 3年1組  Hさん
佳作       「表現の表裏」 3年2組  Sさん
長岡市エコロジー標語コンクール
テーマ:家庭でできる節電の取り組み
 優秀賞  「別の部屋 増える電力 減る会話」  2年1組 Sさん
金 賞 「窓あけて 冷房使わぬ 夏の夜」   3年2組 Yさん
第55回 中学生生命保険作文コンクール
 都道府県別賞 2等  2年1組 Kさん
平成29年度 炎天寺一茶まつり全国小中学生俳句大会
秀 逸 「とりあえず 月が綺麗と 言ってごらん」 3年1組 Sさん
 入 選 「北風に にぎる母の手 あたたかい」  1年1組 Sさん
「税の作文」
長岡地域振興局長賞              3年2組 Hさん
長岡地区納税貯蓄組合連合会優秀賞    3年1組 Mさん
心の輪を広げる体験作文
 中学校部門 最優秀賞  2年1組 Hさん
第31回 全国短歌フォーラムin塩尻
 学生の部 中学生 秀作賞          1年1組  Tさん
 「夏休みいとこと共にどろ遊びザリガニとって喜ぶ笑顔」
第65回たすけあい作文コンクール
 佳作   「たすけあいの連鎖」2年2組  Uさん
第67回 社会を明るくする運動作文コンテスト
 奨励賞  「犯罪をなくすために」 2年2組  Hさん
「いじめをなくすために」3年2組  Oさん
「小さな変化」     3年2組  Fさん
「いじめをなくすためには」3年2組  Iさん
平成29年度 動物愛護作文入賞
      「動物の殺処分をなくすために」   2年2組  Tさん
「動物の殺処分を減らすために」   2年2組  Mさん
新潟県ジュニア美術展
優秀賞 3−1 Kさん

今日は、学習の確認テスト(2年、3年)

正月気分が抜けない時期ですが、受験生にとっては、入試本番直前の大事な時期です。
写真のように、3年生、2年生が高校入試を意識し、真剣に学習の確認テストを朝から受けています。
現在の中学3年生が高校を卒業し、大学を受ける時から、大学入試が大きく変わります。現在の大学入試センター試験から「大学入学共通テスト」となり、現在の記号を塗りつぶす問題中心から、国語や数学(数学でもです)で、自分で文章を書く、記述式の問題が導入され、英語では、実用英語技能検定(英検)など民間試験も活用されます。他の教科でも、複数の文書を読み比べたり、資料やグラフから読み取る問題が増加します。
知識の量より、情報処理力、思考力、判断力、表現力を評価する試験に変わります。

このような入試改革の流れの中で、栖吉中学校では、新聞6紙を購読し、月に1回、全校生徒が同じコラムを読み、自分の考えを書く「骨太学力向上タイム」を実施しています。朝読書を朝会以外は、毎日実施しています。また、作文、標語、俳句、短歌などのコンクールに挑戦させています。
昨年の年末に2年生のNさんの作品が、新潟日報ジュニア文芸2017の文芸大賞(短歌の部)に決定したと連絡が入りました。これから取材があり、記事になることと思います。

中学生棋士の藤井聡太さんも、毎日新聞を読み、時事問題に関心が高いそうです。インタビューで、不利な戦いから勝利したことを、「僥倖(ぎょうこう)」と表現していて、その語彙力の豊富さに驚きました。こんな言葉を使える中学生が栖吉中学校からも出てくれることを願っています。

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笑(ワンら)う門には福来たる

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2018年、平成30年がスタートしました。旧年中は、大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。地域、ご家庭におかれましては、今年のご多幸を祈念しております。戌(いぬ)年です。笑(ワンら)う門には、福来たるです。生徒200人全員の笑顔が輝く年にしていきたいと思います。ご支援をよろしくお願いいたします。
写真の1枚目は、今朝の郷土史料館です。
写真の2枚目、3枚目は、3日の蒼紫神社の風景です。1日の午後に学校の見回りも兼ねて、蒼紫神社へ新年のお参りに行ったのですが、長い、長い行列ができており、近くまで行けませんでした。3日に、改めてお参りをしてきました。屋台が出る程の人の多さを初めて体験しました。中学校からわずか10分たらずの蒼紫神社や郷土史料館のある悠久山公園が長岡市民の魂のよりどころになっていることを実感しました。そんな学区に勤められていることに幸せを感じると共に、その責任をずしりと感じた正月です。

平成30年度栖吉中学校生徒会リーダー研修会

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2017年、平成29年も、残り3日となりました。今年は、栖吉中学校創立70周年事業の年として、保護者の皆様、地域の皆様に大変お世話になりました。改めて感謝申し上げます。

12月26日午後より、標記のように、次年度のリーダー研修会が実施されました。
参加生徒は、生徒会総務、専門委員長、各部長、学年委員、応援団長、応援副団長でした。栖吉中学校のリーダーとして、課題意識をもち、積極的に活動しようとする態度を養うことを目的に実施されました。グループ討議のテーマは、『理想のリーダー像』について、各自の意見を付せん紙に書き出し、それをグルーピングし、発表していました。いろいろなリーダー像が出されていました。ぜひ、来年は、各自が個性的なリーダーに成長してほしいと思います。

人工知能(AI)の急速な進化により、車の自動運転など、大きく社会が変化しようとしています。医者の仕事の中から、「レントゲン写真から、がんを発見すること」は、人間よりもAIがすることになるでしょう。弁護士の仕事の中から、「過去の裁判の判例を検索すること」もAIがすることになるでしょう。しかし、患者さんや裁判を依頼した人との人間同士の交流など、コミュニケーション能力は、どの仕事にも必要でしょう。また、AIを使いこなすための、基礎的な学問の力も必要だと思います。
さらには、人間的な、他者の痛みを自分の痛みとし、他者の喜びを自分の喜びとできる「いいやつ」が一層求められる時代になると思います。
栖吉中学校で70年間、先輩たちが大切にしてきた校訓の『誠実・友愛・勤勉』が一層輝きを増す時代に入ってくると思います。
校訓が生徒一人一人の行動に体現していく年にしていきたいものです。
写真は、グループワークの様子、生徒会長の発表の様子、そして、校訓の入った校歌の練習です。どの場面でも、大変真剣にリーダーたちは、取り組んでいました。
来年の3年生の進路実現はもちろんのこと、生徒一人一人の成長を大いに期待しています。来年もよろしくお願いします。

ウインタースクールを開設しています

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12月25日から27日までの3日間、8:20〜9:50までの2コマで、標記のウインタースクールを開設しています。1組は、少人数にしぼり、教師が5教科の重要な点を教えています。2組は、場所を提供し、各自が自分の課題に取り組んでいます。
1枚目の写真は、1年生の国語の様子です。真剣に学習していました。2枚目の写真は、2年生の自主学習の様子です。30名以上の生徒が参加し、その参加者の多さに驚きました。学年の半数以上の生徒が自主学習に参加していることになります。今年の創立70周年の記念の年に大いに活躍した3年生を引き継ぎ、今度は2年生が名門栖吉中の伝統を引き継いでいこうという自覚が行動に表れているように思いました。今日の午後からは、生徒会のリーダー研修会が実施されます。今年の成果を生かし、来年への準備が着々と進んでいます。

「Merry Christmas」か「 Happy Holidays」 誕生日に思う

12月25日は、イエス・キリストの誕生日です。ネットのニュースによると、アメリカのトランプ大統領が公約の一つとして、大統領として「メリークリスマス」を使っていることに対するアメリカ国内での賛否両論があることが書かれていました。アメリカ合衆国は、多様な人々が暮らしているため、「メリークリスマス」を使わず、「ハッピーホリディズ」をあいさつに使う人も多くいるそうです。
私にとっては、「メリークリスマス」を使い、クリスマスプレゼントがあり、ケーキを食べる日であることを当然のように思っていました。
同じようなことですが、日本のクレヨンなどにある「肌色」という色が外国では、とうぜん別の名前になっていました。日本で通用する、あの色だけが「肌色」であったら、他の肌色の方は、当然おかしいと思うでしょう。
国際化が進み、多様な人々と仲良く暮らすには、お互いの人権や習慣を尊重し、色々な配慮が必要だと思います。
このHPに以前も書きましたが、イエス・キリストの誕生日以上に、各ご家庭では、子どもの生まれた日の方が喜びが大きく、祝いの日だったのではないでしょうか。その時のいのちにつけられた名前、「命名」がそれぞれの名前です。呼ばれたくないあだ名をつけられ、いじめられてよい人など、この世に存在しません。

新潟日報の12月24日の紙面によると、新発田市の中学2年生がいじめを訴えて自殺してから今日の25日で、半年です。尊い命が失われることがないよう、全力で取り組んでいきます。ご家庭でも、ご心配な点がございましたら、学校にご連絡をいただきたいと思います。子どもたちの明るい未来、そして、いのちのために、家庭と学校との信頼関係の構築に努めて参ります。よろしくお願いします。
写真は、3年生の掲示板にある、クリスマスの飾りです。
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クラスマッチの結果&新総務・専門委員長委嘱式

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2日間にわたって、熱戦を繰り広げたクラスマッチの結果は以下のとおりです。
全員の笑顔が大いに輝いていました。1枚目の写真は、表彰された2位までの代表です。

男子バスケットボール 1位3年1組 2位2年2組
女子バスケットボール 1位3年2組 2位2年2組
ドッジボール 1位3年1組 2位3年2組
かるた 1位2年2組 2位1年2組 

12月21日の生徒朝会時に、新総務と専門委員長の委嘱状が新生徒会長のNさんから渡されました。いよいよ2年生、1年生が生徒会の中心として活動を開始します。よろしくお願いします。12月22日に生徒会役員の引き継ぎ式があります。
写真は、委嘱状を渡す場面と新総務・新専門委員長です。


愛・夢・パワー クラスマッチ1日目終了

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12月20日、21日がクラス対抗のクラスマッチです。インフルエンザと診断された生徒がゼロとなり、全校生徒の全員参加で、バスケットボール、ドッジボール、かるたの種目に分かれ、楽しく競技をしていました。かるたは、各学級6名の生徒がことわざのかるたを使い、手を頭の上に置き、かるたを取っていました。ドッジボールは、各クラス10名〜13名のチームで実施していました。バスケットボールは、男女別の5名〜7名のチームで実施していました。どの種目も、ルールを守り、楽しそうに取り組んでいました。21日の試合で、順位が決定します。順位より、仲間と一緒に楽しめたということが、今年最後の良い思い出になると思います。

大きな成果を残し、生徒総会終わる

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12月19日、第2回生徒総会が大きな成果を残し、終了しました。21日の生徒朝会で、生徒会総務や専門委員長の引き継ぎがあり、新役員である2年生が中心となって、生徒会を運営していくことになります。今年は、栖吉中学校創立70周年の記念の年でした。生徒は、その70年の歴史に名を刻む活躍を見せてくれました。新生徒会が、さらに栖吉中学校を発展させてくれることを願っています。
2年生、1年生の皆さん、先輩である3年生と一緒の時間は、残り2か月です(3月2日が卒業式のため)。200名全員で、笑顔がさらに輝く栖吉中にしていきましょう。
写真は、生徒会総務へ質問する生徒の様子と3年生、2年生です。

1月の予定

1月の予定をアップしました。
今後の変更は学年だより等でお知らせいたします。

12月19日は生徒総会&あいさつファーストキャンペーン終了

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12月19日14:45〜15:35に第2回の生徒総会(正和会)です。オープンスクールとなっております。今年度の生徒会の取組がわかりますので、地域、保護者の皆様の参観をお願いいたします。生徒会総務の3つの重点目標に対する生徒アンケートの数値は以下のとおりです。

重点目標1『互いに協力し合う栖吉中』
⇒「栖吉中学校は全校生徒が互いに協力し合える学校だと思う」91%

重点目標2『声が響き合う栖吉中』
⇒「あいさつに対する意識を高めた」92%

重点目標3『笑顔が輝く栖吉中』
⇒「いじめゼロへの意識が高まった」93%

応援団指導委員会が先週1週間、「あいさつファーストキャンペーン」を実施していました。昨年度は、「ハイタッチあいさつキャンペーン」を実施しました。今年は、先にあいさつをする取組を実施しました。キャンペーンの趣旨を紹介します。

ねらい⇒全校が自ら積極的にあいさつをするということがねらいです。栖吉中学校のあいさつは、さわやかで、地域の方々にもあいさつをするなど、年々とても良いあいさつになっていると感じます。しかし、自分からあいさつをしない人などがいるというのも事実です。今回のキャンペーンを通して少しずつ意識が定着していき、最終日には多くの生徒が自分から目を見てあいさつをすることを目指して実施したいと思います。

一週間のキャンペーンが終了した時のM応援団指導委員長の言葉の一部を紹介します。

全校の皆さん、こんにちは、応援団指導委員長のMです。キャンペーンの1週間の結果は、559人中354人、半分以上のとても多くの生徒があいさつを先にしてくれました。初日から多くの生徒が積極的にあいさつをしてくれ、とても成果を感じました。これでキャンペーンは終わりますが、日常生活や朝のあいさつの時など、元気よく、積極的にあいさつをして栖吉中を盛り上げて行きましょう。一週間ありがとうございました。

写真は、今朝の応援団指導委員のあいさつの様子とキャンペーンのポスターです。

“英語で日報抄”を読み、コラムのタイトルを考えよう

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12月15日、2年2組の英語の授業で、S先生が標記の取組をしていました。このHPでも以前に紹介した骨太学力向上タイムで活用した日報抄の一部が『fumu fumu J』で、英訳されており、それをS先生が英語の授業に取り入れていました。
コラムの内容は、柔道を続けるか進路選択に悩む中学三年生に、病床の祖父の「じいも頑張るから頑張れ」という言葉で、親元を離れ、柔道を続ける覚悟をした話でした。柔道を続ける覚悟を決めた数日後(several days after)に祖父は息を引き取ったそうです。

今週の12月22日で、今年の授業が終了します。中学生という、心も体も大きく成長する大切な時間、貴重な時間の中で、一人一人が大きく成長したと実感できていると思います。今週一週間、今年の有終の美を飾ってほしいと思います。

2枚目の写真は、日曜日に長生橋から信濃川の下流方面を撮影したものです。弥彦山がわずかに見えました。信濃側川周辺が禁猟区であることで、多くカモが羽を休めていました。川の水も同じ水でないように、時は流れ、あっと言う間に中学校を卒業していくように思います。

コーディネーショントレーニングで自分の体を思い切り動かそう!

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例年、12月の保護者面談の裏番組として、標記のトレーニングを1・2年生を対象に実施しています。今年度も、14日午後に長岡市スポーツ協会の指導員の方から、神経回路に刺激を与え、運動機能を高めることを目的に、様々な運動をご指導していただきました。今の中学生の平均寿命は100歳までの伸びると言われています。健康寿命を延ばし、生涯現役の心と体をつくる上でも、中学校時代の様々な体力向上の運動は、重要です。指導員の方のお話では、生徒だけが競技に参加するだけでなく、親子で、軽い運動をしたり、日常生活の中に、運動習慣を取り入れていくことが大切との話でした。寒い冬ですが、工夫して、体を動かし、寒さに負けない体力をつけていきたいものです。

『雪』 三好達治

    雪   三好達治

  太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
  次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

写真は、今朝の生徒玄関前の「マモルクン」です。
昨夜からの雪が頭やボールに積もっていました。

三好達治の二行の詩のように、昨夜から、マモルクンを眠らせ、マモルクンに雪が降り積もったようです。

 小五の国語教科書の教師用資料には次のような説明があるそうです。

「雪の降る夜の情景を表現するとともに、子どもを眠らせる母性的な温かさを表している。太郎や次郎を眠らせているのは「雪」とも「母」などの家族とも受け取れる。児童の話し合いの視点として取り上げ、豊かに想像を膨らませるのもよいだろう。」

こんな母親的な温かさの雪だけだと、豪雪や雪害という言葉もないのですが。
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「最後は自分で決め、切り抜けなければならない。」骨太学力向上タイム7

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標題は、12月6日に実施した(学年閉鎖の1学年は今週実施)、今年度7回目の学力向上タイムのテーマです。新潟日報の11月27日のコラムを活用し、自分自身の進路を決定するためにはどんなことを心がけたいかを考えてもらいました。
1月に入れば、1月16日からの私立高校の入試、1月23日の長岡高専の推薦面接と今年度の入試がスタートします。それぞれの将来の夢に向け、仲間と励まし合いながら、がんばってもらいたいものです。

写真は、12月1日の午後に実施した、3年生の上級学校訪問の様子です。長岡技術科学大学、長岡大学、悠久山栄養調理専門学校、北陸学園の保育福祉コースと食育フードコースを訪問しました。進路意識が高まり、将来の目標が定まった生徒もいました。
13日から3年生は、三者面談が実施されています。進路実現を目指し、いよいよ追い込みの時期です。生徒が苦しい時こそ、ご家庭での温かいご支援をよろしくお願いします。
生徒の意見を以下に紹介します。

筆者は、困難と向き合っているのはあなた一人ではないということを述べている。私は、自分自身の進路を決めるときに、自分が行ける学校や会社ではなく、自分が行きたい学校や会社に行けるように、普段の授業や生活がしっかりとできるように心がけたい。なぜなら、自分が行きたい学校や会社に行くには、勉強も必要だが、礼儀などの、普段していることが大切だと思ったからだ。だから、私はそれらのことを心がけたいと思う。 2−2 Yさん

筆者は、困難と向き合っているのは自分一人ではないということを心に留めてほしいと述べていると思う。また私は、来年には行きたい高校に向けて受験という壁を乗り越えなければいけない。私が自分自身の進路を決定するために、簡単なほうを目指すのではなく、がんばらないといけないほうに挑戦したい。そして、誰かに決めてもらったところではなく、自分の行きたいところに決めたい。 2−1 Sさん

筆者は、困難と向き合っているのは自分一人ではないということを心に留めてほしいと述べていると感じた。また、私は自分自身の進路はまだ決まっていないが、一年後の進路を決める時に、その時のことだけでなく、未来のことも考えて決めたい。理由は、私は小さい時から興味をもっても飽きやすく、長く続けることができないので、未来の自分が続けられているかを考えながら決めたいと思ったからだ。 2−2 Kさん

筆者が心に留めてほしいと述べていることは、「困難と向き合っているのは一人だけではない」ということである。誰しもが苦しい壁を乗り越えて人生を歩んできたから今がある。だから、みんなで助け合って未来を切り開いていくことで、不安はなくなるということだ。また、進路を決定するために校風や行ける学校ではなく、行きたい学校などを調べて、将来につながるような選択をしていきたいと考える。 2−2 Rさん

どんな進路を選択しても、必ず応援してくれる人がいるということを筆者は述べている。私もそれを忘れずに心に留めていようと思った。これから先の進路はまだ分からないが、自分の好きなことを一生懸命になってやれるような進路を選択したい。その進路選択では、たくさん悩むと思うが、自分を応援してくれている人がいることを忘れず、自信をもって挑めるようにしたいと思った。最後は必ず自分の意志で選択していきたい。 3−2 Nさん

筆者は困難と向き合っているのは自分一人ではなく、エールを送る先輩や共に励まし合える仲間、支えてくれる多くの人たちがいることを心に留めてほしいと述べていると思う。私も受 験まであと3ヶ月だ。しかし、いまひとつ勉強に本腰を入れられていない気がする。けれど、受 験は個人戦ではなく、団体戦だ。みんなで受験に向けての気持ちを高められれば、きっとみんなで乗り越えられると思う。残り少ない時間を大切に使っていきたい。 3−2 Rさん

誕生の命名は、いのちの名前(1年いのちの授業から)

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12月11日(月)、栖吉中学校の1年1組、2組に、瀧澤ミチ子さんを講師にお迎えし、「いのちの授業」を実施しました。7名の保護者の参観もありました。瀧澤さんは、県内の小、中、高校で、「いのち」や「性」、「人権」、「いじめ・不登校」などのテーマで、講演をされている方です。それぞれの誕生の時の「命名」が、それぞれの大事な命につけられた、大事な、大事な名前であることを、瀧澤さんのお話で、あらためて、気づかされました。

瀧澤さんのお話のポイントを少し紹介します。
写真は、保健室の壁に掲示されている保健ニュースにあった、受精卵の写真です。命の始まりは、誰もがこの、0.1ミリからのスタートです。5億分の1の競争に運良く勝ち抜いた、この受精卵がいのちのスタートです。私が生まれる確率は、10億円の宝くじが100万回、連続で当たったと同じ確率です。奇跡のような確率で生まれてきたのがそれぞれの命です。命はつながっています。あなたを心配する人がいます。だから勝手に死なないでください。最大の親不幸です。最高の親孝行は、お父さん、お母さんの最後に立ち会うことです。そして「ありがとう」と伝えて最後のお別れをして、命のバトンを引き継ぎましょう。自分の命の時間を「少しだけ他人のために使う生き方」が「命一等賞の生き方」です。


生徒の授業の感想を紹介します。

・私は、今日のいのちの授業を受けて、自分の命は、大切にしようと思いました。5億分の1の確率で生まれる自分。本当に運がいいんだなあと思いました。これからつらいことがあっても、このことを思い出し頑張りたいです。障がいがあるから、かわいそうではなく、その人もとても幸せだなと感じることが大切です。今日のお話をとても大事にしていきたいです。ありがとうございました。 Fさん

・今日は、いのちについて教えてくれてありがとうございました。僕は、今日の授業で、いのちの大切さや尊さをあらためて感じました。人のちがいをいじめてはいけないということを、教えてもらう前よりもっとその重さを感じました。今日の授業で習ったことを今後に生かしていきたいと思いました。 Yさん

・私は、いのちの授業を受けて、いのちは大切なものだとあらためて確認することができました。私たちは、奇跡に近い確率で生まれてきたことを知りました。また、乳児死亡率を見たとき、おどろきました。医学が進んでいる国でも、こんなに亡くなっているなんて思いもしませんでした。いじめについては、新潟県は全国平均を想像以上に超えていておどろきました。そしていじめから自殺をしている人がたくさんいることも知り、いじめをしてはいけないと再確認しました。これから、私は、今以上に、いのちを大切に生きていこうと思いました。 Tさん

・今日、いのちの授業をして、あらためて命の大切さが分かりました。瀧澤さんが言ったように、命は売っていないから、無駄にするのはけっしてだめだと思いました。自分の命は自分で守り、家族を大切にしたいと思いました。私たちのクラスも、あだ名で呼んでいる人が多いので、なくしていけるように、クラスの活動を増やした方がいいと思いました。命の大切さがよく分かる授業で、とてもためになる授業だと思いました。 Mさん

・今日の授業で、あらためて「いのち」の大切さをしることができ、まわりの人への感謝がわいてきました。今、いじめが多く、いじめや差別などで亡くなる子がいる中で、「生きていれば必ずいいことがある」という言葉をつらい思いをしている人たちに聞いてほしいと思いました。僕は、まわりの人に支えられて、今生きているということが薄れていたと思います。これから何事もまわりの人に支えられているということを忘れないでいきたいです。 Yさん

栖吉小中合同学校保健委員会が開催されました

12月7日15時〜16時30分まで、標記の学校保健委員会が栖吉中を会場に開催されました。
栖吉地域の場合、学区にある中沢保育園、中貫保育園、栖吉保育園の園長先生からも例年参加していただき、学校医さんや学校歯科医さんのご指導をいただきながら、栖吉地域全体の子どもたちの健康面の実態や課題を話し合っています。

また、保育園、小学校、中学校が時期を合わせ、起床時間、就寝時間、メディア時間について、6月、9月、12月に「げんきアップ週間」として、一緒に取り組んでいることも、大きな特色です。

昨日の協議の中では、メディアの問題点が多く出されました。学校医さんからは、2歳前は、親子のふれあいなどが大事で、メディアは禁止すべきことが科学的に言われているというご指摘がありました。一方的なメディアによる、子育てをした場合、自閉症傾向と同じ症状が出たり、不登校生徒の多くは、メディア依存の状況があるとのご指摘もありました。
「早寝、早起き、朝ご飯、ノーメディア」で、心と体の健康な栖吉の子どもを育てていきたいものです。

現在、学年閉鎖中の1年生の皆さん、皆さんの先輩は、学校で真剣に授業を受けています。体調の悪くない1年生は、ノーメディア、ノーゲームで、授業の予習や復習、読書に時間を使い、月曜日に元気に登校してください。

写真は、アトリウム長岡のクリスマスの飾り付けです。イエス・キリストの誕生日を祝うのが、クリスマスですが、皆さんの一人一人の誕生日は、クリスマス以上に、親や親類が喜び、涙した日であることを忘れないでください。

相田みつをさんの詩を紹介します。
・父と母で2人、父と母の両親で4人、そのまた両親で8人、こうして数えてゆくと10代前で、1024人、20代前ではなんと百万人を超すんです。過去無量のいのちのバトンを受けついで、今ここに自分の番で生きている。それがあなたのいのちです。それがわたしのいのちです。
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