5年生道徳 「『本当の自由』って何だろう?」

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道徳の学習で、「うばわれた自由」という題材を読んで自由について考えました。

このお話は、森で動物をとってはならないというきまりがあるにもかかわらず、わがままで知られるジェラール王子が銃を撃ったところから始まります

。銃声をきいた森の番人ガリューがジェラール王子のところにかけつけますが、ジェラール王子は「したいことをしたいままにできることが自由だ。」と主張します。

ガリューは「きまりは、みなが勝手なことをしないためにあるから、これを無視しては国が滅んでしまいます。」と言い返します。

それに怒ったジェラール王子はガリューを牢屋に入れます。やがてジェラール王子は王になりますが、わがままがいっそうひどくなり、家来や国中の人々も勝手なことを平気でするような状態になってしまいます。

そして、ジェラール王子自身も家来に裏切られ王位を奪われてしまい、牢屋に入れられてしまいます。

牢屋でジェラール王子はガリューと再会し、わがままな心を正さなかったことに後悔します。

最後にガリューが「本当の自由を大切にして、これから生きていきましょう。」と話し、物語は終わります。

物語を読む前子どもに「自由にはどんな意味があるか」と聞くと、「したいことができること」「好きなことができること」「何もしばるものがなく、開放的なこと」等、話していました。

物語を読み進めていく中で、ジェラール王子のようなわがままで自分勝手なことをするのは自由とは違うことに気がつきました。

自由という言葉の中には、自分で選んだことには責任をもたなければならないことや、周りの人のことを考えて行動することがあることが分かりました。

これから5年生は、様々なことを企画したり、選択して行動したりする機会が多くなります。

自分の選んだことに責任感をもって、何事にも取り組んでいってほしいと思います。

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