冬休み明けから児童玄関には、繭玉が飾られています。それは、1年生が丸い繭玉を作ったり、木に結び付けたりしたものです。繭玉の原料はもち米であるため、半球のものの接地箇所を、水でぬらして合わせるとくっつきます。そこに紙をはさむことで、飾りのできあがりです。子どもたちは、もち米がのりの代わりになってくっつくことに驚き、不思議に感じていました。繭玉は強い力をかけると壊れてしまうので、子どもたちは慎重な手つきで作っていました。
元々の繭玉飾りには五穀豊穣や商売繁盛などの願いがこめられているそうです。子どもたちも、「みんなが仲良く過ごしますように」「元気で過ごせますように」「コロナが早くなくなりますように」と願いをこめて飾り付けをしました。