11月22日 ひかり4年 いよいよ雪の季節「除雪学習」社会科の学習で警察署,消防署,クリーンセンター,浄水場と見学をしてきた子どもたちは,学習の前から「わたしたちの生活をどうやって守っているのか,しっかり話を聞きたい」「何が一番大変なんだろう?」「どんなことを『やりがい』と思われているんだろうな」などと,これまでの見学の経験を思い出しながら,楽しみにしていました。 当日は,まず,長岡地域での除雪の様子について教えていただき,また,疑問に思ったことに答えていただいた後,実際に除雪車の乗車体験をしました。「運転席って,とても高いところにあるんだな」「でも,運転席からは思ったほど,周りの様子は見えない。だから,近づいてはいけないんだね」「(運転席からは)待っているはずの友達がほとんど見えないんだな」「ロータリー車に巻き込まれたら,大変!」「今は昼間だから明るいけれど,これをお家の人が通勤する前の暗い時間に運転するなんて,神経を使うだろうな…」、子どもたちは乗車体験でたくさんのことに気付き,またそれを仲間どうしで聞き合い,話し合いながら,お仕事をされている方の立場に立って考えを深めていく姿が見られました。 私たちの生活が,こうした方々の苦労によって守られていることを知り,子どもたちもあらためて仕事の大切さを理解することができました。 11月14日 ひかり4年 ふるさと遠足「山古志小・阪之上小交流会」阪之上小に戻り,一日のふりかえりを書きました。子どもたちは,様々なふりかえりをしていました。「なぜ,山古志の人が阪之上に避難してきたのか,木篭集落を見て分かりました」「あそこに集落があったとは思えなかったけど,家が埋まっていて悲しい気持ちになりました」「みんな明るく元気で,震災がなかったように感じました」「山古志にはつらいことなどがたくさんあったけど,それを乗り越えて生活するということを知ってすごいなと思いました」「地震があったことを忘れないように(家を)残したのはすごい」「山古志の皆様の精神がすごい。山古志のすごさが伝わってきた」「山古志の人は強い地震を体験しても,復興する強い絆があったということが分かりました」「もっと(山古志小と阪之上小の)絆も深まったと思います。私たちの絆も,交流もずっと先まで続くといいと思います」 今回のふるさと遠足を通して,これまでの「一緒に仲良く活動する,遊ぶことが楽しい」というだけでなく,震災を乗り越えてきた山古志の人々への尊敬の気持ち,人と人のつながり(絆)の尊さに多くの子が気付くことができました。『自分で見て,体験する』にかなうものはありません。 11月6日,8日 ひかり4年 社会「妙見浄水場見学」子どもたちは,妙見浄水場の皆様より質問に答えていただいたり,不純物を沈殿させるための施設,水を市内に送るためのポンプ,停電に備えるための発電施設,水の安全を確かめるための施設等,普段見る機会のない施設を見せていただきました。 わたしたちの生活がいろいろな人の毎日の仕事によって支えられていることに気付くことができました。中でも,24時間365日,ひと時も休まずに安全・安心な水を提供するためにお仕事をされていること,万が一でも失敗が許されないというという緊張感の中でお仕事をされていることを知り,普段『当たり前』に使っている水道を支えることの責任の重大さを強く思う子どもたちの姿が見られました。 10月30日 ひかり4年 校内音楽会をふりかえって最初の頃は,自分のパートを理解するのに精一杯,とにかく最後まで演奏できることを目指していました。でも,練習を重ねるにつれて,周りの子たちと合わせられるくらいになってきました。できるようになってくると,子どもたちも自信をもちます。「もっと練習をやりたい!」「ねえ,同じパートで一緒に練習をしようよ。」「みんな集まって!合わせるよ!」と自分たちで声を掛け合い,さらに練習に熱が入っていきました。 30日(火),子どもたちにあらためて「この音楽会で学んだことは何ですか?」と問いかけ,紙に書きました。「人の音をしっかり聞くこと」「自分のことだけじゃなくて,周りのことも考えること」「『百発百中』,何回やっても間違わないまで徹底的に練習すること」「みんなで息を合わせること」「たくさん練習すれば,それだけうまくなること」「ちょっと勇気をもって声をかけること」「あきらめないで練習を続けると,成功すること」など,一人一人が自分の言葉で思っていることをまとめていました。最後にひかり学年全員の振り返りを学年の掲示板に貼って、みんなで読み合いました。 子どもたちにとって,忙しくても,大変でも,「一所懸命にがんばってよかったな」と思える経験を積み重ねていけるように,支えていきます。 |