絶好のそり日和明日は、2年生と一緒に越後丘陵公園へそり遠足です。明日も晴れるといいな。 タブレットを使う学習の可能性その学習中に、とても興味深い光景がありました。「先生のよいところをどんどん教えて」の課題に対しての答えを共有する場面でした。子どもたちは、答えを入力した後、まず、画面でお互いの答えを確認しました。そして、「そうだね。そこも先生のよいところだね。」と、直に友達に話しかけてお互いの思いを確認してもいました。お互いの考えを知ることは、タブレット上で十分にできますが、お互いの思いを確認したり同意を得たりして安心感を得ることは、面と向かってすることが大事なのかもしれません。 今日は、参加の仕方を学ぶことが一番のねらいですから、直に話せる距離にいる教室で学習しました。そして、今後、またリモート学習が必要になった時に、考えを交換し合ったり、共有したりすることにとても役立ちそうだとわかりました。けれども、思いを十分に共感し合うためには、顔を突き合わせることも大事だとも感じました。 たくさんの可能性を秘めたタブレットですが、このような試行を通して、頼り切らない活用法も考えていかなければと思いました。 チャレンジ精神とみんなの応援見ている人にも意欲をもたせる英語の学習2見ている人にも意欲をもたせる英語の学習6年生は、「中学校入学後、どのクラブに入るか?」聞き回り、どのクラブが人気かを探っていました。5年生は、いろいろな持ち物のイラストカードの中から1枚を選び、探し役の子が見つけられないように隠し、「○○はどこ?」「○○は〜〜にあるよ」と答えて、探し当てさせるというゲームでした。 今、どちらも日本語で書いたので、簡単で単調そうですが、実際は英語で同じ表現を繰り返すことになり、このやり取りやゲームの中で、大分発音にも慣れてくるのです。 5・6年生が英語を学習している姿を見ていると、「勉強しても話せない」英語教育を受けた私も、「子どもたちと一緒に勉強して、小学校で学ぶ会話をマスターすれば、英語圏の外国に行っても困らないのではないか?」と思わせてくれます。JTLの先生にそこを聞いてみると、「その通りです」とのことで、「よし、私も一丁やってみて、外国旅行に出かけるか」と、意欲付けてもらいました。 ※写真は、6年生 ワクワクするな〜23年生は、国語の学習「詩をつくろう」を楽しんでいました。文字の配置を工夫して、作った詩の世界にもつながる隠れたメッセージを伝える詩、文字の配列で絵模様のように見える詩など、見た目もおもしろい詩を作ることに挑戦していました。できた詩を清書していたので、きっと作品にしてみんなに見てもらうのです。 見せてもらう側も、学習している側もワクワクする学習は、すてきですね。 薬物乱用防止教室先生のお話は歯切れとテンポがよく、視覚的な資料もよく準備していただいたので、薬物の恐ろしさ、人の心の隙から言葉巧みに誘ってくることなどが、非常に分かりやすく、かつ印象深く理解できました。 また、薬物使用を誘われた時の対応をロールプレイでやってみて、日ごろから自分の思いや考えを誰に対してもきちんと言えることが大切であること。そして、それができるように、これまでも自分たちが大事にしてきたように、うれしいことを分かち合ったり、よくないことは、言いにくくても自分とその人のためにきちんと指摘したりできる。そんな友達づくりをこれからも続けていこうと、気持ちを新たにしました。 柿小学校の子どもでよかった「柿山のある柿小学校の子どもでよかった。」と、心から思える瞬間です。 目的と感動のある学習は頼もしいカードを読み返して、生き物と直接触れ合った時の感動をよみがえらせていることと、これから説明を書く目的もしっかりともっている様子に頼もしさを感じました。 どんな説明文ができるか楽しみです。 また楽しく英語の学習〜すごいぞ 市の英語教育財産〜楽しそうで、しかも回を重ねるたびに、やり取りが流ちょうになる。このゲームも、市の英語教育教材集にある活動例の一つとして、先日JTLの先生に教えてもらったものです。長岡市には、すばらしい財産があるんだなとうれしくなったひとときでした。 ○○さんの考えは、きっとこうだ!「では、どうしよう?」「広げて、端を合わせて・・・。」とつぶやく子が指名されました。広げて端を合わせることを実際に見せますが、作業の説明とそうする理由がなかなか言えません。担任が「どうかな?」と聞くと、みんなは、少し歯切れが悪く「・・・いいと思います。」すると担任は、「私は、ちょっと、わからないな。だれか、○○さんはこう考えていたと思うよと、お話しできないかな。」 次に説明のチャレンジした子は、端を合わせたことは説明できましたが、重ねてずれているところをどう言うのか迷いました。 しばらく待つと、「その先も言えそうです。」と、また一人がチャレンジし、「こっちの色の方が、これだけ余っているから、こっちの色の方が広いと言えます。」と説明。みんなで納得できました。 分からないことは、はっきりさせる。みんなの考えをつなげ合って、解決する。それこそが、本当の思いやりだし、力を合わせた達成感があります。広さ比べの方法の他に、このことをしっかりと学んだ1時間でした。 ピース学年1年生の「ピースおもちゃランド」開店私もおもちゃランドに行ってみました。どのお店も、大歓迎してくれ、ルールもわかりやすく説明してくれました。なるほどと楽しんでいると、私が回したどんぐりコマがとてもよく回り、それがきっと、店番の人たちの予想を上回ったようです。「すごい!」と最初は一緒に喜んでいたのですが、目の輝きが変わりました。コマが止まってしまう前に「ぼくにもさせて」とコマを取り上げ、「こう?」と、私に回し方のコツを聞き、店番の人が夢中になっていました。 とても、かわいいお店屋さんです。 小学校生活を振り返りながら英語を学ぶ今日は、6年生の春からの多くのスナップ写真をカードにして裏返して置き、2枚を順次めくります。1枚目では、「It’s my(our) ○○.」と思い出の行事を英語で言います。2枚目をめくった後は、「I 動詞 ○○.」と、その行事でしたことを英語で言います。思い出カードとやったことカードがペアになっていれば、カードをもらえますが、ちぐはぐだともらえません。 卒業を控えた6年生にぴったりのゲームで、子どもたちは、楽しみながら、写真を見ながら「あんなこともあったよね。」と懐かしんでいました。もちろん、楽しいゲームのおかげで、英語のやり取りの体験も数多く積めました。 ピース学年1年生も、お店を開けるぞ!どうすればできそうか話し合い、決めた出店名は「ピースおもちゃランド」です。店のたたずまいや、ルール説明などのお手本になったのは、やまなみフェスティバルの先輩たちの様子です。 それらを思い出し、おもちゃごとのグループに分かれて、準備や店番の練習を楽しそうにしていました。冬休み前の来週にも「おもちゃランド」が開かれるようです。楽しみですね。 「柿川を守る会」のお話をお聞きして下流のことも気になっていた子どもが、インターネットの情報で「柿川を守る会」を発見し、「どんな活動をしているのだろうか?守らなければいけない状態なのか?」と疑問に思い、お話を聞かせていただくことにしました。 15日(火)においでくださったのは、守る会の河内副会長様でした。「柿川を守る会」のみなさんは、長岡市民が柿川を大切に思い、長岡を訪れた人が美しい川だと感じてくれること、そして、長岡空襲で亡くなられた人たちの慰霊の気持ちをこめて、川の清掃をしておられることをお話しくださいました。プレゼン資料もたくさん用意してくださったので、子どもたちにもたいへんわかりやすかったようです。 また、たくさん手を挙げて質問する子どもたちをほめてくださりながら、毎年、川に捨てられたゴミがたくさんあり、たいへんだけれども、年々、柿川の清掃に協力してくれる人たちが増え、活動を続けてきてよかったともお話しされました。 柿の自然を育み、人の心を和ませる柿川をこれからも大事にしたい。また、その下流では、空襲で大勢の人たちが亡くなられたことを忘れてはいけない。お話を聞いた4年生の心にも、そんな思いが広がったことでしょう。 河内副会長様、ありがとうございました。 雪は子どもにとって宝物今日は、ロング昼休みの日。子どもたちは、うれしそうに外に出て、雪合戦や雪だるまづくりに夢中です。 柿小の自慢、柿山をよく見ると、6年生が隊列を組んで登って行っています。「低学年の子どもたちがそり遊びをする時に、斜面に登りやすいように」と踏み固めてくれていたのです。「さすが、最高学年!頼もしいね。」と声をかけると、「本当は、ぼくたちもそり遊びをしたいからで〜す。」と照れ隠し。 ここ2年間ブランクがあったし、新型コロナ禍でもあるので、そり遊びの約束をみんなで確かめ合ってからになりますが、そり遊びも解禁間近です。 それにしても、雪景色は、元気な子どもたちにお似合いです。 科学者や技術者もきっと・・・ゴムを引き伸ばし、縮む力で走る方式なので、引き伸ばす長さも同じになるようにしています。スタートから止まったところまでの距離を正確にするために、巻き尺をセットし、距離を正確に読み取ってデータを記録しています。ううむ。そろえる条件はしっかりと守っているし、データも残すとは、なかなかやるな!と感心していると、たった今発車させた子どもたちが、「がんばれ〜!がんばれ〜!」と車を応援し出しました。そして、応援の声が次々と広がっていきました。 なんてすてきな姿でしょう。自分の予想した結果が出るように、人ではなく道具である車を応援しているのです。この姿を見て、先日、はやぶさ2号がリュウグウから帰還したニュースを思い出しました。はやぶさ2号の帰還を固唾を飲んで見守っていたJAXAの人たちやこのプロジェクトにかかわった科学者や技術者の人たちも、同じだったのだろうなと思いました。 子どもが思いを込めた物を扱う授業。大事にしたいなと改めて思った瞬間でした。 今日は4年生が タブレット ログインまず、検索アプリから学校のホームページまでたどり着いた後、4年生は、総合的な学習で調べたかった柿川に関わることを検索していました。教室のあちらこちらから、「あ、いいページが見つかった」という声が聞こえていました。 あおぞら 大根パーティー今年もあおぞら学級の子どもたちが育てた大根が、たくさん収穫できました。その大根を使って、みんなでポトフを作りました。主役の大根、ウインナーやニンジン、ブロッコリーなどを交代で切って入れ、味付けも入念に。 出来上がった後には、あおぞら大根パーティーを開きました。ゲストに、大根づくりの他に夏野菜づくりでも畑の先生になってくださった、小川管理員さんをお呼びしました。 みんなで大根をがんばってつくったことを、思い出しながら食べたポトフは最高の味だったということです。 3年生が音楽発表に4年生を招待3年生と4年生は、教室が隣同士の仲よしであり、よき師弟関係でもあります。6月のHP記事でも紹介しましたが、4年生は6月に上学年の自覚を高めるため、6年生との取材交流を実施して以来、下学年の目標にされるような自分たちを目指してきました。3年生は、1学期から、自分たちのやってみたいことや生活の課題を、自分たちの力でかなえたり解決したりすることに力を入れてきました。 この2クラスが急接近したのは、9月の学年部別体験活動で越後丘陵公園に行き、自然体験をともにしたことがきっかけです。その際、仲が深まり、体験活動も充実したのですが、どちらもはしゃぎすぎ、集団行動マナーに反することがあったのでした。それで、翌日にはそれぞれで学級会を開き、自分たちの心構えの足りないところなどを話し合ったそうです。このことをきっかけに、10月から「3・4年生合同あいさつ盛り上げ隊」活動を展開し、ますます交流を深めてきたのでした。 そんな経験を経て、今では3・4年生ともに、考えを話し合うだけではなく、考えたことを実行してみて振り返り、さらによいアイディアを考えるところまでをしっかりと行う頼もしさも見られるようになってきています。 2年後に、この二つの学年が5・6年生の高学年コンビとなります。「2年後も楽しく温かな柿小が今から見えるみたい。」かわいい魔法使いの子どもが主役の歌の発表を聞きながら、そう思いました。 |