頼もしい1年生学習時間は、担任の示していった予定表を見て、落ち着いて自習内容に取り組み、早く課題を終えた子は、自分の席で静かにできることを自分で選んでやっていました。 学級朝会・終会、給食の時間には、日ごろの細かなプログラムや手順を知らない職員が指示を出すと、「次は、日直がこう言うと係の人がお話します。」「大丈夫です。自分たちで配膳できます。」と、てきぱきと動きました。 もう、2年生に向けて、自立心も立派に育っていますね。 中学校区いじめ見逃しゼロスクール集会第1部では、各小学校児童会の取組を紹介しました。柿小からは、9月に行った柿小のいじめ見逃しゼロスクール集会で運営委員会の提案した「感性が一人一人違うことによるいじめ発生の可能性」を参加者に訴えた後、「ふわふわ言葉集め」等の取組について、わかりやすく説明しました。豊田小からは、縦割り班活動のユニークで実効性のある取組紹介があり、柿小の縦割り班活動にも取り入れたいと思いました。 第2部では、テーマ「いじりはいじめなのか」について、小中学生の入り混じるグループごとにホワイトボードファシリテーションで話し合いました。初めて出会った中学生との話し合いですが、中学生から思いやりのあるリードもしてもらった上に、柿小6年生のいざという時の度胸のよさが出て、どのグループも臆することなく自分の意見を出していました。 最後に各校の代表が、参加しての感想を述べました。柿小の代表は、「今日の話し合いにも、意見が出たけど、なかよしだと言いたいことが言えなくていじめが起こってしまうこともある。でも、今の学級の仲間たちは、なかもよく言いたいことも言える。学級のみんなに感謝したいと思った。」とすばらしい感想を述べました。 今日、共に考え合った子どもたちが、来年度の旭岡中学校をつくります。それぞれが今日の話し合いで胸にいだいた「考えの核」をもとに、本音が言え、互いを尊重し合う中学校にしてほしいと願います。 昔の人の知恵を体験 〜5年生 縄ない〜稲わらをまず臼と杵で打って柔らかくし、下準備。それから、地域の縄ないのできる先生からおいでいただき、熟練の技を伝授していただきました。先生の両手で手際よくなう様子に、見ていた子どもたちも安心したようでしたが、やってみると難しい。最初は、全く縄がよれなかったり、全然太さの違う縄になったりと大苦戦しました。それでも授業の終盤には、大分手つきもよくなり、よい感じの縄になりました。次回は、わらじづくりに挑戦する予定です。 世界でだれが最初にわらが丈夫な縄になることを見つけたんだろう?子どもが草相撲ならぬわら相撲をやっていて、最強わらを工夫する中でたどり着いたのかな?それを見た大人が「これは使える」と縄やわらじづくりへと発展させたのかな?米収穫後のわらも無駄にしない昔の人の知恵に、ロマンも感じました。 火焔型土器づくりにチャレンジ
5年生が図工で火焔型土器を作っています。9月に秋の体験活動で訪れた馬高縄文館で、わがふるさと山通地区の宝「人面土器」の本物を見てきました。
そして、社会科と総合的な学習で、米にかかわる学習を進め、米作りの歴史についても調べてきています。 作っている土器は、形作りを終えた後、馬高縄文館で見た土器のように、学校の焼窯で素焼きをする予定です。 人面土器がつくられた時代に米づくりが伝来していたかどうかは定かではありませんが、5年生は、自分たちで育て収穫した米をこの土器で炊いてみることでしょう。ぜひ、そうしてみてほしいですね。 プログラミングの学習〜人類の未来の幸せを託して〜傍から見ている昭和時代にすでに大人だった私は、「命令なんてするより、自分で行った方が早いのに。」などとやきもきして見てしまうのです。ですが、このような単純でありながら確実に行わなければならないプログラムの積み重ねの先に、ソサエティ5.0のような便利で豊かな暮らしが待っていることを信じて実践を重ねなければならない。真剣に命令プログラムを検討する子どもたちの姿を見て、そう気持ちを引き締めました。 1年生はスター並み自分たちで考えたセリフを大きな声で言ったり、途中でみんなで歌うシーンもあったりと、7月の時よりも劇づくりがグレードアップしていました。発表が終わり、お客さんの上級生からは、「声も動きも大きくて、見ていておもしろかった。」「ジャングルジムなどの道具も工夫されていた。」と絶賛の感想が寄せられました。 最近の1年生は、とても大忙し。先週5日は、元気に音楽発表。そして、翌日は劇団の発表。そして、今日は近々行われるサツマイモパーティーの計画をうれしそうに立てていました。 1年生のスター並みのスケジュールについていけず、先週、紹介できなかったものを取り上げました。悪しからず。 |