日常生活の中で光る高学年の感性5年生は、春から学級内で「百人一首」をしています。休み時間にも仲間と練習に励み、すでに60枚ほどの歌を暗唱した子もいます。定期的に学級内で、様々な形態で取り札を競い合い、実力アップの状況を確認します。お互いに拮抗した実力同士が勝負をすると、効果的です。 今日の5年生のお手紙は、その勝負に勝った子が投稿したものです。「お互いにライバルで負ければ悔しいのに、ライバルの人から『おめでとう』と言われた。うれしかったし、言ってくれた人は素晴らしい人だと思った。」という内容でした。 6年生からの投稿は、運営委員会が春から毎日行っている「あいさつ運動」に参加して感じたことでした。これまでずっと、登校した運営委員の子から玄関前に立って行っていましたが、もっとあいさつの輪を広げようと、先週から「運営委員と一緒にしたい人は一緒にやろう」キャンペーンを展開中です。投稿した子は、それに参加したのですが、「運営委員のある人から、ていねいに『ありがとう』と言ってもらった。ボランティアでちょっとだけ参加しただけだから、お礼なんて言われるとは思っていなかったのに。でも、『ありがとう』と言われると温かい気持ちになれた。」ということを手紙に書きました。 温かな仲間の心や言葉がけをしっかりと受け止めて、自らも温かな発信をする。素敵な高学年は、柿小の宝物です。 |