3・4年生の成長にびっくり

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 少し文章が長いのですが、うれしかったので止められませんでした。悪しからず。

 3年生が、「(1学期前半)がんばったパーティーで何をするか」を議題に学級会を開いていました。3年生になってすでに4回目の学級会です。議事進行役・書記がいて、本格的です。経験を重ねてきたので、進行の基本が書かれた学級会の学習シートに頼らずに進められます。小グループで意見交換する際の時間配分も考える内容と全体の時間に配慮して決めています。各グループで出た意見を全体に出し、それに対して「疑問」「賛成だ」「心配あり」を出し合い、検討していきます。安易に多数決をとらず、根拠を明確に検討をしているのです。ここまでを見せてもらったのですが、この後、やることが絞られていったのだと思います。どんな内容になったのか、見ていただけの私もわくわくします。
 4年生が、学級の仲間とのふれあいを深めるために、ロング昼休みを活用して全員遊びをしていました。みんなで一つの遊びに取り組み、休み時間終盤まではとても和気あいあいと過ごしていました。しかし、トラブルが発生した模様です。トラブルの中身はわかりませんでしたが、その対処の仕方に感心しました。最初は、トラブル発生の当事者がもめるのですが、「どうしたの?」と近くにいた子が声をかけます。トラブルの際、第三者がいてくれると当事者も少し冷静に何があったのかを振り返れるものです。だから、つかみあいになりませんでした。どうやらトラブルの元は、最初のルール確認が不十分だったからのようです。やりとりの様子を静かに見守っていた担任が、その他の子どもたちが我関せずで立っていることも確認し、「いいことに気付いてるね。みんなには関係のない話なのかな?」と投げかけました。すると、子どもたちは早速大きな円をつくり、「次に全員遊びをする時は、ルールをしっかり確かめてから」を全員で共有し、次の全員遊びの楽しみへとつなげていました。

 4月からの3・4年生の成長ぶりにびっくり。どちらも、大人もまねしたいような話し合いをしています。そして、何よりもうれしいのは、次の楽しみにつなげているところです。

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