太古の昔へ膨らむ想像

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 7月2日(木)6年生が、馬高縄文館の学芸員の先生から、縄文時代のお話を聞いたり、勾玉づくりを体験させてもらったりしました。
 柿小の学区には、山下遺跡という貴重な文化遺産があります。縄文時代のすべての時期の地層が確認されていて、有名な火焔土器は山下遺跡の土器が基になり発展して出来上がった可能性があるとのことです。これには、柿小の学区にはそんなすごい遺跡があったのかとびっくり。他の地域で流行していた文様も多く見られることから、古くから離れた土地の交流がことも教わりました。
 また、校門に展示されている人面土器レプリカの本物は、土器の内側に顔が向いて土器上部に付いていたと考えられることなどをお話しいただきました。縄文時代の子どもが「おいしいおかずが煮えたかな?」と見つめている顔なのかも・・・と想像が膨らみます。
 これは余談ですが、子どもたちが勾玉磨きに熱中していた時に、先日、学区にお住いの方から寄贈していただいた山下遺跡の縄文土器片を学芸員の先生に見ていただきました。すると、土器片を手に取り、非常に興味深く見つめ、「いくつか写真に撮らせてください」とお願いされました。その学芸員の先生が興味をもっておられる土器製作過程の証拠となる文様跡が見られる貴重なものなのだそうです。
 山下遺跡は、縄文時代のなぞを解く重要な証拠が、まだまだたくさん眠っているのかもしれません。

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