必要とする活動を主体的に進める 〜柿っ子タイム〜とても有意義な時間となっていますが、一つ課題がありました。教師が子どもたちだけでは活動の難しい委員会か学級かのどちらかに指導に入るため、いくつかの学級もしくは委員会が子どもたちだけの活動となる点です。 新型コロナ禍もあり、柿っ子タイムは7月から始めて今日で3回目です。今日は、2・3・4年生が学級の活動を行っていました。1回目のころは、もっと上の学年や委員会も少し教師の手がかかりました。しかし、今日は、担任が不在でも2学期からの係の所属を譲り合って決めたり、地域学習でお世話になった地域の先生へお礼状を書いたりと、立派に活動をしていました。自分たちにとってのその活動の必要感と、活動の進め方が明確ならば、子どもたちはしっかりと活動できることを証明してくれています。 地域の皆様、ありがとうございます白山神社はいつできたかは謎のまま。少なくとも大正時代あたりからはここに社が建っているが、ここから湧き水も出ているから、もっと狩猟をしていた大昔から神様のいるところとしてお参りをされていたかもしれない。柿川は、今、柿川と新柿川があるが、もっと昔には下流の方では赤川と呼ばれていたことや、川上さんの少年時代にもたくさんの生き物がいて、子どもたちは自然の中で遊んでいた。そんなお話に子どもたちは引き込まれ、想像を膨らませながら聞き入っていました。 クラブの時間には、スポーツクラブがコミセンのスポーツサークルでも講師をしておられる今井様から、「フラバール」を教えていただきました。バレーボールに似ているけれど、ワンバウンドで返してもよいルールもあり、簡単かな?と思ったら、ボールが変形していてどこに跳ねるかわからず、おもしろいスポーツでした。 地域の皆様のおかげで子どもの学びが充実し、大変ありがたいです。 いじめ見逃しゼロスクール集会最初に、6月に各学級で決めたいじめ見逃しゼロに向けた取組の状況を発表し合いました。どの学級も工夫した取組に真剣に取り組んでいることがうかがえました。 次に運営委員会から、11日に「いじめ見逃しゼロキャラバン」で学んだことも含めた提案がありました。その中で、アンケートによると「いじめたかもしれない」と回答した子が16%に対し、「いじめられたかもしれない」の回答は34%であることが示されました。ここから分かるのは、まず、全校でいろいろな取組をしてとても仲よしに見える柿小でも、残念ながらいじめの起こる可能性があること。そして、「いじめられたかも」と思う人が「いじめたかも」よりも多いということは、同じ行為や言葉でも、発する側と受ける側でも、見聞きした人によっても感じ方が違うということです。このことを「辛い食べ物と言えば?」のような質問をいくつかされ、答えが人によって違うことから、全校の子どもたちが実感していました。そして、人の気持ちを思いやることの大切さを確かめていました。 「自分がこうすると(こう言うと)、あの子はどう思うかな?」と、お互いが思いやり、ますます全校仲よしの柿小を目指してほしいです。 昨日までの自分の記録や姿を超える〜持久走記録会〜残念ながら自己新記録が出なかった子どもたちも、「苦しくても走りぬく」「一番苦しい時に、力を出し切る」など、走っている時の自分の心の声をしっかりと聞きながら、練習した時の姿を超えようとがんばっていました。 午後から5年生が持久走記録会の振り返りをしている場面を見ました。その中で、「苦しくて仕方なかったけど、応援してくれたおうちの人やコースボランティアの人たちに励まされて力が出ました。」という声もたくさんありました。本当に大勢の保護者の皆様と、安全パトロール隊を中心としたボランティアの皆様から、たくさんの温かい応援をいただきました。ありがとうございました。 目標を決めて頑張りぬくこの経験は、これからの人生でも必ず生きていくことでしょう。 楽しみなことが次々と・・・2どの学年もすでに発表会で披露する曲は決めており、練習も始めています。楽器パートごとにどんな表現を目指すか相談をしたり、全員で音合わせをしてみたりと、自分たちの音楽づくりに熱が入ってきています。 さて、この4連休後は、いよいよ持久走記録会です。暑い日や雨の日もあり、チャレンジタイムが十分にできないこともありましたが、右端写真の持久走記録会めあてカードには、気持ちの高まりを記している子どもたちです。その熱意に応え、4連休中にグラウンドを走ってもよいことを伝えてあります。自分の計画で最後の調整をしたり、体調を整えたりして過ごし、23日には自己ベストを目指してがんばってほしいです。 楽しみなことが次々と・・・一番近い行事は、23日の「持久走記録会」です。全校のみんなが、去年の自分の記録や今年の練習の時の記録を超えようとがんばっています。「今年の持久走記録会は、4連休のすぐ次の日だね。」と聞いた1年生は、「よし、じゃあ連休でも走る練習をしよう。」とうれしそうに話していました。 30日の「学年部別わくわく体験活動」も楽しみです。柿小では、秋の遠足的行事を「全校なかよし班登山」と「学年部別わくわく体験活動」とし、1年おきに交互に実施しています。今日のお昼休みに、各学年部で事前学習をしました。今年の行先や活動概要を聞き、歓声が上がっていました。 なかよし班遊び遊びの内容は、各班の1〜3年生各学年が交代で考え、進行もその学年がします。4〜6年生は、委員会活動など全校のみんなのために働くことも多く、「なかよし班遊び」はその恩返しの意味もあるのです。今回は、2年生が担当でした。2年生では、ドッジボールと「だるまさんの1日」が流行っていて、それをなかよし班遊びでやればみんなが楽しめるだろうと考え、計画をしたようです。予想は的中。どの班にも笑顔がいっぱいでした。 9月は、いじめ見逃しゼロ強調月間ですが、このなかよし班遊びも柿小学校の温かく思いやりのある人間関係づくりに大いに貢献しています。 祖父母・保護者参観 ありがとうございました3限は、国語・算数などの学習を見ていただきました。どの学級にも、いつもやさしいおじいさん・おばあさんに見守られ、伸び伸びと、しかも真剣に学習する姿が見られました。 5限は、いじめ見逃しゼロ運動強調月間でもあるので、全学級が道徳の学習を見ていただきました。次にとり得る行動が二つある場合どちらを選ぶのかとか、ある正しいと思う行動をとった場合、ひどい目にあうかもしれないけど、本当にできるのだろうかなど、選択の難しい場面について話し合う姿も見られました。仲間と一緒に知恵を出し合ったり、実際に劇で試してみたりという姿もありました。どの学級も、とてもよい道徳の学習をしていました。 5限後には、PTA親子環境整備作業もしていただきました。今年は、子どもたちの清掃場所に一緒についていただき、窓ふきなど日常の清掃ではできないことをやっていただきました。皆さん、熱心に作業してくださり、「柿小の子どもたちが働き者なのは、おうちの人の背中を見て育っているからだ。」と納得できました。 「振り返り」でステップアップ! 次への意欲へ6時間目、5・6年生が委員会活動の振り返りをしていました。今年度は、どの委員会も例年とは違った新しい取組をしています。例えば、運営委員会は、運動期間だけでなく毎日続けたあいさつ運動の成果と課題を確認しました。継続は学校に一つの柱を立てるよさがある反面、マンネリ化が課題となりました。マンネリ化するとモチベーションも下がります。そこで、一人一人が今年のあいさつ運動にこめた思いを語り合い、その思いが朝のみんなのこんな姿につながっていたと思うと確かめ合ったり、思いを達成するための新たな策を考え合ったりしました。 「振り返り活動」は、柿小学校の大切にしている活動の一つです。自分の歩みを価値付け、次の活動への意欲を高める姿がどんどん広がっていきますように。 暑さ指数の上がる前にそこで、先週まで20分休みにしていた「チャレンジタイム」を、登校後の健康観察後に移行しました。密も避けるため、前・後半5分ずつ偶数学年・奇数学年に分かれてチャレンジしています。 昨日は「朝、一番に走るのはきつい」と言っていた子どもたちも、2日目の今日には「5分じゃ物足りない」と頼もしい感想を聞かせてくれました。 暑さの中、5年生以外の子どもたちも元気よく来週も、まだしばらく暑さは続くようです。健康第一に過ごしたいです。 持久走記録会に向けて子どもたちの中には、20分休みだけでは足りないと、昼休みにも自主的に走っている子もいます。ここでも主体性の育ちが見えます。 子どもたちの健康状況、暑さ指数、グラウンド状況を見て「チャレンジタイム」の実施の有無を決定します。また、今日のチャレンジタイムの様子から、密をさらに解消するため、奇数学年・偶数学年の2回に分けて行うこととしました。これからも、健康的に体力を付けていくことを工夫していきます。 |