道徳「富曽亀小学校のステキなところ」の様子「グランドが広い」「体育館が広い」など、まずは一人一人が自分の考えをもちます。 その後、班ごとに意見交換を重ねます。 「やさしい人がたくさんいるよ。」 「あ、そうか。『ステキなところ』って、場所とは限らないんだ。それなら・・・。」 活発な意見交換の後は、班ごとに出てきた意見をまとめます。 そして、班の代表者が全員の前で順に発表しました。 「あいさつがよいところがステキです。」 「親切な人がたくさんいるところです。例えば・・・」 「校長先生が毎朝、蛍雪橋のところで安全を見守ってくれているところです。」 「テキパキ行動する人が多いところです。」 「給食がおいしいところです。作っている方々や献立を考えてくれる先生がすごいです。」 「ヤギ小屋があるところです。ヤギが安心して子育てできます。」 ・・・など他多数。 学習の最後に、 「挙げられた多くの『ステキなところ』をこの後どうしましょうか。」 と子どもに尋ねたところ、 「1年生に教えてあげたいです。」 「家族に教えてあげたいです。入学していない弟や妹にも教えたいです。」 「学校に来たお客さんに教えたいです。」 などの意見が返ってきました。 こんな風に考えられる子どもたち自身も、富曽亀小学校のステキなところです。 子ヤギの名前が決まりました意見がどんどん出てきます。 発言する人は、みんなの方を向きはっきりと話します。 聴く人は、発言する人の方を見て真剣に聴きます。 2年生「あおぞら学年」は、発言のマナーをみんなで守っています。 多くの意見交換の後、2頭の子ヤギの名前が決まりました。 オスは「元気くん」、メスは「ミルクちゃん」です。 これらの名前には、 「いつまでも元気でいてほしい」 「ミルクをたくさん飲んで丈夫に育ってほしい」 などの子どもの願いが込められています。 1年生にプレゼント生活科の時間に作った手作りの入れ物の中に、アサガオの種を入れて渡したのです。 1年生は大喜びで受け取っていました。 それを見た2年生も嬉しそう。 実は、自分たちが1年生だった時も同様の贈り物を受け取っていた子どもたち。 自分が上級生にしてもらったことを「恩送り」という形で、新1年生への贈り物を渡すことができました。 1年生が喜ぶ姿を見ながら、2年生は自分たちの確かな成長を実感しています。 ヤギの赤ちゃんが誕生しました!もう朝から、子どもたちは大喜び。 「早く抱っこしたい!」 「一緒に散歩したい!」 という声がたくさん聞こえてきました。 しかし、出産したばかりのヤギは人間と同じく体力の回復に時間がかかります。 しばらくは静かに見守らなければなりません。 子どもたちが温かく見守る中、双子の子ヤギも母ヤギも順調に回復しています。 |