算数複式授業並べ方は何通りあるでしょう」 「123の3枚のパターンから…」 「百の位をまず1として…」 6年生がペアで考え出しました。 「18の約数をあげてみよう」 「えっと…1,2,3…」 5年生が数字をあげていると 「6年生、終わりました!」 6年生のガイドさんが知らせます。 「どんな並べ方が一番速くて正確かな?」 「百の位から決めるが一番でーす」 「重なり合いがありませーん」 話はそこから「樹形図」まで進みます。 「5年生、終わりました−」 5年生のガイドさんが知らせます。 中学校数学の先生ならではの視点と 複式授業ならではの「ガイド学習」 まさに「山古志ならでは」の複式授業です。 小中合同避難訓練5時間目途中、突然の報告です。 「現場に行って状況確認を!」 「対応のヘルプをお願いします!」 慌ただしい雰囲気になってきました。 「扉を二人で抑えましょう!」 「部屋から出られないように!」 訓練なのですが気持ちが焦ります。 しばらくして職員室に報告が来ました。 「不審者を確保しました。」 「距離を取っていれば、逃げられます」 スクールサポーターの方と反省会です。 「見知らぬ人に案内など頼まれたら すぐに先生に知らせてください」 逃げること、知らせること、基本ですね。 不審者侵入は緊急事態です。 今日できたこと、感じたことを忘れずに。 生徒の皆さんも、先生方も。 卒業文集、最後の二行「はーい。思い出に!」 「いろんなこと書くと思うけど 最後の二行、何を書きたいかな?」 「うーん…」 「ありがとう、は入れるよね」 「楽しかった、と書きたいよね−」 「確かにそうですね。でもこんな二行を 書いた人がいたらどう感じますか。 今日はT子さんの二行を紹介します」 「今一番ほしいのは 母でもなく本当のお友達です。 そしてきれいなお洋服です」 「・・・・・・」 T子さんの「二行」に言葉を失います。 道徳の時間は静かに進んでいきます。 |