【みんなみんなみんな旭の子(その16 国語科Kより「虹の色は何色?」)】
「虹の色は何色ある?」と聞かれたらみなさんは何色と答えますか?ほとんどの人が「7色」と答えると思います。けれど、日本以外の国では「6色」と答える国も多く、中には「8色」とか、「赤と黒の2色」なんて答える地域の人もいるそうです。
もちろん、国によって虹が8色になったり2色になったりするわけはなく、見えているのは“同じ”虹です。違うのは“その色を表現する言葉があるかないか”です。 “言葉”はその国や地域の“文化”でもあります。虹を2色とか3色で見ている国は、“色”という概念をそれほど重視する文化ではないのでしょう。その代わりに、もっと大事にしている文化があるのかもしれません。 何が言いたいかというと、皆さんには「虹は7色以外ありえない!」ではなく、「人によって色々な考え方や捉え方がある」ということを知ってほしいのです。そして、その考え方や捉え方を“自分の言葉”で表現できるようになると、世界は限りなく広がっていくと思います(「つづきを読む」をクリック)。 |
|