長岡市出身で千手小を卒業されたパリ在住のピアニスト・大瀧拓哉さんが,平成30年2月26日に母校を訪問してくださり,全校の児童にピアノの演奏を聞かせてくださいました。第2音楽室が,ミニコンサート会場になりました。大瀧さんにすぐに手が届きそうな距離の会場での演奏は,迫力満点。ピアノの音が響いた途端,子どもたちは音楽の世界に引き込まれていました。こんなに近くで世界的なピアニストの演奏を聞く機会は,なかなかありません。ピアノの上を滑るように手が動く様子に驚き,目を輝かせて聴く子どもたち。子どもたちは,演奏を耳と目,身体全体で受け止めていたように感じられました。演奏会は,ドビッシーの「月の光」に始まり,3,4年生では今回の演奏会開催にご尽力いただいたアートサポート長岡の片野大輔様のチェロとのアンサンブルによるサン・サーンスの「白鳥」,そしてバルトークの「ルーマニア舞曲」,リストの「メフィストワルツ」を演奏してくださいました。千手小の音楽室のピアノは,こんなに良い音が出るのかと大いに驚きました。5,6年生の演奏会では,質問コーナーも設けていただき子どもたちの質問に笑顔で答えてくださいました。世界で活躍されていたる先輩の姿に大いに刺激を受けたようです。ここまで読んでいただき,実際の演奏に触れたくなった方,聴きたくなった方は,ぜひ3月10日にリリックホールで行われるピアノリサイタルにお出かけください。詳しくは,リリックホールのホームページなどでご確認ください。