メンバーを生かすリーダー、耳を澄ますメンバー
1 メンバーを生かすリーダー
体育祭で総合優勝した赤団の軍団長Aさんは、閉会式でこう述べていました。 「ダンスの振り付けとかを2年生のBさんに考えてもらいました。(3年生として、)ちょっと恥ずかしかったです。」 競技部門で優勝した青団の軍団長Cさんは、閉会式でご両親への感謝の気持ちを述べつつ、翌週こうも述べていました。 「3年生のリーダーにとても助けてもらいました。」 2人とも立派なリーダーです。Aさんは後輩に、Cさんは同級生に助けられたことを教えてくれたのです。自分だけではできないことをメンバーの力を借りながらやり遂げているのです。自分にはない、自分とは違うメンバーのよさを生かし感謝しているのです。グランドデザインの中の「違いを生かし合う」姿そのものではないでしょうか。 2 耳を澄ますメンバー 赤団のパネル長Dさんが話をしているとき、全校生徒が一層耳を澄ましました。応答性の高い「信優会」という集団ですが、Dさんを見つめる生徒たちの真剣な目も立派な応答性でした。 Dさんは、途中、次に何をどう言おうか、じっくり考え、言葉を選びながら話そうとしていました。その結果、自然に間が生まれたのです。国語の時間に「スピーチでは間が大切だ。」と言われたから作った間ではありません。その間は、聞き手にとっては、Dさんの口から次にどんな言葉が発せられるか、どんな思いが語られるのか、興味や期待感を高めるエネルギーとなりました。そのお陰で、聞き手である全生徒がDさんの話に耳をじっくり澄ますことができたのです。いい話し手がいい聞き手を育てる、そして、いい聞き手がいい話し手を育てる。話し手と聞き手とのすばらしい相乗作用を目の当たりにした気がします。 以上のようなエピソードは、体育祭の当日だけでなく、当日に向けての準備や練習の過程でも、きっともっともっとあったことでしょう。それらのよさや意義を分かち合いながら、引き続き、よりよい学校をみんなで創っていきましょう。 応援合戦の練習
各軍団、佳境に入ってきました。
笑顔いっぱいの体育祭練習
その笑顔を写真でお見せできないのが残念です。
体育祭当日、どうか暑過ぎず、雨も降らず、快調に競技・応援ができますよう、祈っております。 生徒の皆さんも、体調管理に気を付けて。保護者の皆様、どうかそのご支援を。どうぞ宜しくお願い申し上げます。 体育祭練習(綱引き)
体育祭練習にも力が入ってきました。写真は綱引きの様子です。最初は戸惑っていましたが、徐々にコツを見つけ出してきたようです。
グラウンドでの体育祭全体練習が始まりました!
暑さが少し落ち着き、グラウンドでの体育祭全体練習が始まりました。誰かの指示に対して、大きな声で返事するすばらしい集団です。
体育祭練習再開!
暑さをものともせず、体育祭練習が再開されました。
写真は、各軍団の大玉送りの練習や作戦会議の様子です。 |