お別れの日
今日(3月25日)は、卒業生も出席して全校で離任式を行いました。一緒に過ごしてきた教職員の皆さんとのお別れの日です。
それぞれの転出される先生から、生徒へのメッセージをいただきました。 代表生徒からは、 「先生方は、いつも私たちのことを考え、温かい眼差しで見守ってくださいました。ときに厳しくときに優しくご指導していただきました。先生方と過ごした時間はかけがえのないものです。別れを思うと、とても寂しい気持ちになりますが、先生と過ごしてきた思い出を忘れずに頑張っていきます。教頭先生をはじめ、異動される先生方、またご退職される先生方はお体を大切にしてご活躍ください。今までありがとうございました。」 と、想いのこもったメッセージが送られました。その後、花束贈呈と校歌斉唱で先生方との別れを惜しみました。今まで刈谷田中学校のためにご尽力いただきありがとうございました。ご栄転される皆様、ご退職される皆様の益々のご健康とご活躍をお祈りしています。 1年の締めくくり
学校では、本日(22日)2学期の終業式を迎えました。令和5年度もあっという間に終了の日を迎えました。今年度も普段の生活やいろいろな行事など充実した1年間を過ごせたのでないかと思います。生徒全員大きな成長を見せてくれています。今年度も、保護者の皆様、地域の皆様には教育活動にご理解とご協力をいただきありがとうございました。
終業式で、校長先生のお話や、代表生徒から「2学期を振り返って」を発表してもらい、その後、春休みの学習や生活についてそれぞれの担当の先生から話をしました。終わりに、各活動の表彰が行われました。 明日から春休みです。短い休みになりますが、充実した休みにしてほしいと思います。新年度そして新学期のはじまりは4月5日(金)です。元気な笑顔で進級し少し成長した姿を見せてくれることを楽しみにしています。 「2学期を振り返って」を学年の代表から発表した原稿を掲載します。ぜひ、ご覧ください。 1年生代表 私が2学期に頑張ったことは2つあります。1つ目は勉強です。1学期の期末テストは勉強不足で、自分の中ではあまりいい点数ではなく、もっと伸ばせるところやケアレスミスがありました。それを反省し、1学期の中間テスト、期末テストよりもケアレスミスが少なく、満足のいく結果になりました。これからもしっかり計画を立ててテスト勉強に取り組むようにしたいと思います。また、2学期は普段のDノートでも、自分が苦手な科目の復習や漢字の練習をやりました。そして1学期の時よりも提出を忘れることがなかったので、今後も継続できるようにしたいと思います。2つ目は部活動です。部活動では1学期の時よりも上手になれるように工夫しました。例えば、1年生だけの試合では始まる前にチーム全体のその日の目標を話し、試合ごとの合間に前の試合での反省点を生かして次の試合でできるようにしたいことや、自分自身がやり遂げたいことを考えてから試合に臨みました。また、うまくいかないところや苦手なところを先輩や先生に質問し、アドバイスをしてもらってできるようにしました。私はこの2学期を通してしっかり計画を立てることができたため、1学期よりも充実した学校生活を送ることができました。春休みを終えると2年生になります。これまでやってきたことを日常的にできるようにして、先輩としての自覚をもって行動したいです。 2年生代表 私が二学期に頑張ったことは2つあります。1つ目は勉強です。一学期は苦手な教科の勉強を後回しにしたり、復習をしませんでした。でも2学期になると内容が更に難しくなり、解けるようになるまで時間がかかりました。なので1学期よりも授業に集中し、家でも復習をし、勉強する時間を増やしました。そうしたことでテストの点数を上げることができました。今、整対ではほとんどの教科が一年生の復習で、忘れてしまっている部分が多くあるので、改めて復習の大切さに気づくことができました。2つ目は部活動です。ほとんど休まずに、一生懸命取り組みました。2学期になると、引退が近づいているという実感が湧き始め、より一層一生懸命取り組みました。また、チーム体制が代わり、キャプテンになったのですぐ動けるように周りを見て行動するようにしました。しかし、考え事をしたりしていたので周りを見れていませんでした。最近は引退まで約3ヶ月なので、責任感を持って行動することを心がけました。 来年度の目標は、3つあります。まず勉強面では、受験生としての自覚を持ち、時間を有効活用することです。勉強が今よりも難しくなるので、時間を有効的に使い、受験でスラスラ解けるように勉強の仕方を工夫してできることを増やし受験に備えたいです。部活動では、残りの期間でたくさん練習して、苦手な練習でも手を抜かず、休みの日でも家でできることをして体力を落とさないようにしたいです。そして、卒業するときに楽しかったなと思えるように積極的に行動し、悔いのない学校生活にしたいです。また、後輩に尊敬されるような3年生になりたいです。 卒業
刈谷田中学校第35回卒業証書授与式にご来賓そして、保護者の皆様にご臨席いただきありがとうございました。卒業生46名はとても立派に卒業証書を授与されていました。授与されている背中がとても大きく見えました。
卒業生は、これまで刈谷田中の生徒会をはじめ多くの場面でリーダーシップを発揮してくれていました。とても良く頑張ってくれました。 刈谷田中学校で学んだ3年間を大切にして、自分の持っているものを生かし、一歩一歩、また一歩と大地を踏みしめ、小さな努力や工夫を確実に積み重ねてください。そしてそれぞれの夢を実現してほしいと思います。これからの皆さんの活躍を応援し、期待しています。 在校生代表の送辞と卒業生代表の送辞を掲載します。ぜひ、ご覧ください。 「送辞」 在校生代表 日に日に寒さも和らぎ、春の陽ざしが心地よい季節となりました。この暖かな春の日に讃えられるかのように今日卒業を迎えた卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。在校生を代表して心よりお祝い申し上げます。 3年前の春、真新しい制服に身を包み、新しい生活の期待と不安を胸に抱きながら、この刈谷田中学校に入学された日のことが昨日のように思い出されていることでしょう。 しかし、この3年間という時間の中には、自分自身の成長や仲間と乗り越えながら築き上げてきた、たくさん思い出が、宝物となって存在しているのではないでしょうか。私たち在校生にとっても、皆さんと過ごした時間は大切な宝物です。 白熱した戦いで全校が一つとなって盛り上がった体育祭。「楽輝燃笑」のスローガンのとおり、赤チーム「凰輝」、青チーム「青龍」の両チームが一丸となって戦い、最後は笑顔で終えることができ、とても充実した体育祭でした。本番はもちろんのこと、チーム練習や準備段階から3年生がリードし、体育祭を成功に導いてくださったおかげです。私たち1・2年にとっては3年生はとても頼もしい存在でした。 さらに、美しい歌声が会場がいっぱいになった音楽祭。3年生の素晴らしい歌声は、聞く人を魅了し、たくさんの人が心を動かされました。そして、皆さんと一番多くの時間触れ合うことができた部活動。毎日熱心に練習に励み、いつも優しく後輩に接してくださいました。私たちはそんな先輩に憧れ、目標としてきました。部活動を通して、私たち1・2年生は大切なことを学び充実した毎日を過ごすことができました。 生徒会活動でも、3年生の活躍は、私たちの心に深く刻まれました。「Smile is Forever」という、今年度の生徒会スローガンのもと、刈中をよりよくしようと様々な企画を考え、意見を出し合い、実行してきました。たとえ、満足のいく結果が出なかったとしても、改善点を出し合い、真剣に活動してきました。活発な話し合いをする3年生が輝いて見えました。先輩方が築いてきたこの刈中をさらに良い学校にすることを目指して、これからも私たちは努力していきます。 今、皆さんは新しい世界へ一歩踏み出そうとしています。この先は、良いことや楽しいことばかりではなく、いろいろな壁が立ちはだかると思います。そんな時は、どうかこの刈谷田中学校で過ごした3年間を思い出してください。ここで得た経験や思い出が、きっと自分を支えてくれるはずです。この刈中で培われた自分の力を信じ、何事にも最後まで挑戦する姿勢を忘れずに、自分の手で明るい未来を切り開いてください。 私たち在校生は、これからも皆さんを心から応援し、それぞれのご活躍をお祈りします。 3年生の皆さん、今まで本当にありがとうございました。私たち在校生は、教えていただいたことを忘れず、誇れる刈中を創り上げていくことを約束します。 最後に、卒業生の皆さんの明るく輝かしいものになることとともに、幸多いことを心からお祈りし、送辞といたします。 「答辞」 卒業生代表 守門山の残雪も所々薄くなりはじめ、暖かい春風を感じるこの良き日に、私たち46名は、この刈谷田中学校を卒業します。 3年前、コロナ禍という先の見えない中、期待と不安を胸に始まった中学校生活は、新しい環境と仲間たちに囲まれ、毎日が新しい発見の連続でした。教科担任制や部活動など、小学校との違いを感じる場面もたくさんありましたが、先生方や先輩方に支えてもらいながら、毎日無我夢中で過ごしてきました。 中学校生活にもようやく慣れてきた2年生。 先輩と呼ばれることに少しハニカミながらも、後輩たちの手本となれるよう、上級生としての自覚が芽生え始めました。 制限が残る生活の中でも、無事に実施することができた修学旅行。仲間と協力しながら、できることを工夫して計画を立て、涙が出るほど笑い合えた思い出を作れたことは、一生の宝物です。 そして、いよいよ3年生。 春には、自分たちが中心となっての生徒会活動が始まりました。上級学校訪問や部活動など、出来る活動も広がりを見せ始めました。 6月から夏にかけては、部活動の集大成となりました。中越大会やコンクールを皮切りに、自分の限界に挑戦し、仲間とともに最後まで諦めずに取り組みました。自分の課題に対し、多くの指導を受け改善し、全力を尽くしました。部活動で経験したことは、自分の可能性を知るきっかけになりました。 秋、中学校最後の体育祭では、最高学年としての「責任感」と二度とない瞬間を大切にしたいという「情熱」を胸に、思いっ切り楽しみました。チームをまとめる際は、意見の食い違いから思い悩むこともありましたが、そこを乗り越えたからこそ、大成功と胸を張って言える最高の体育祭になりました。 音楽祭では、今まで培った団結力で、それぞれの音と気持ちを一つに合わせ、優しく、そして、たくましく感動的な歌声を体育館中に響かせることができました。 出来ることを見つけ、実行し、得た結果から学ぶことがたくさんあった3年間でした。当たり前は当たり前ではなく、どれだけ幸せで恵まれているかということに、あらためて気付かされました。 刈谷田中学校での3年間の経験を胸に、私たちはこれからも歩み続けます。 在校生の皆さん。私たちを慕い、頼ってくれてありがとうございました。3年間はあっという間です。刈中の伝統を受け継ぎ、仲間と過ごす時間を楽しみながら、一日一日を大切にしていってください。 苦しんだ時、迷った時、背中をそっと押してくれた先生方。時には厳しく、そして優しく、正しい道へ導いて下さいました。本当にありがとうございました。 また、私たちの日常活動を、陰で支えて下さった来賓の皆様をはじめとする地域の方々、安心して学校生活を送り、ここまで成長することができたのは、皆様方の支えがあったからです。ありがとうございました。 そして、誰よりも一番近くで私たちを見守り支えてくれた家族。素直になれず苛立ちが隠せない時も、優しい瞳で受け止めてくれました。どんな時でも私たちを一番に考えてくれ、ここまで育ててくれたこと、面と向かっては言えませんでしたが、本当に感謝しています。まだまだ心配をかけることがあると思いますが、これからもよろしくお願いします。 そして今日、共に刈中を卒業するみんな。この3年間、たくさんのことがありました。無茶をして先生に怒られたり、他愛のない話をしてたくさん笑ったり、言い争いをして気まずくなったりすることもありました。泣いたり笑ったり、どれもみんながいてくれたからこそ経験できた最高の思い出です。でも、それも今日で最後だと思うと、本当に寂しい気持ちで一杯です。 この出逢いへの感謝を忘れず、新しい場所でも胸を張って、自分の道を切り拓いていきましょう。そしてまた、成長した姿で会える日を楽しみにしています。本当にありがとう。 最高のみんなに「友〜旅立ちの時〜」という詩の一節を贈ります。 最後になりますが、私たちの刈谷田中学校が、これからも素晴らしい最高の中学校であることを心より祈念して、答辞とさせていただきます。 思い出に残る良い卒業式にしたい
いよいよ明日金曜日(8日)は、第35回卒業証書授与式です。今日(7日)は卒業式のために、1・2年生そして職員で一生懸命準備をしました。掃除から各箇所のおめでとうの掲示やアリーナの準備まで、それぞれ役割分担をして46名の卒業生のために心を込めて準備をしました。
準備した2年生の生徒に話を聞くと、 「私たち在校生は今までお世話になった卒業生の先輩方に感謝の気持ちを込めて卒業式の準備を一生懸命にしました。私はこの1年間先輩方に日常生活や体育祭などの行事など様々なところで助けてもらいました。お世話になった先輩方に明日は思い出に残る良い卒業式を迎えてほしいです。」 などと、笑顔で話してくれました。準備は万端です。ぜひ、卒業生は元気に登校してほしいと思います。そして思い出に残る素晴らしい卒業式にしたいと思います。 |